【3 Months Final Groove】
52年目のラストセッション
7月その第一楽章はじまる
今宵もまた心に刻む一夜
8月のスケジュール公開
(2026年6月30日付 June 30th)

デイリーレポート

当店で一流メンバーを率いて初リーダー出演も和気あいあい素晴らしい演奏ステージ

当店で一流メンバーを率いて初リーダー出演も和気あいあい素晴らしい演奏ステージ

Kyoko

2026年07月13日 月曜日

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7/12(日)はデイタイムライブ《小島大樹ギタークァルテット》小島大樹(g) 小田桐和寛(ds) 中林薫平(b) 武本和大(pf) さん

▶長い間当店スタッフとして働いてくれている小島くんが、BSが閉店する前に演奏したいと申し出があり、小島くんの要請でトップクラスのメンバーが共演を受けてくださった昨日のデイタイムライブ《小島大樹ギタークァルテット》昼の部はお年をめした方々も来られるので良い日程だと思っていたら、店内はほぼ満席になりミュージシャンも張り切って気持ちよく演奏されました。
▶私はお客が多い時の普段は厨房を手伝って洗い場にいることが多いのですが、昨日は気になって音出しから客席の隅にいました。最初、音のバランスが良くないので小島くんに合図すると、直ぐ分かってPAを修正し演奏開始。演奏曲はハードバップ~ビバップ~コンテンポラリーまで、タンダード曲を軸にジャズの進化と現在を描いたセット構成で、小島くんの素晴らしい演奏を聴いて私は一安心しました。当店のお客さまが多い店内で、当店らしい和気あいあいの楽しい店内で、その様子は倉田さんのレポートで詳細が書かれていますのでご一読ください。
▶客席にはご両親もいらして息子さんの演奏を真剣にお聴きになっておられました。働きながら超一流の演奏家のステージを聴ことは、ご自分の音楽にとってとても良いことなのだと改めて思いました。若い人の成長を見るのも私の楽しみのひとつです。小島くん、当店閉店後はプロのミュージシャンとして一層頑張ってくださいね。陰ながら応援していますよ。
▶1st.set…
映画 「腰抜け二挺拳銃」 よりスタンダード曲ジーン・デ・ポールの♪I’ll Remember April/M.デイビスの名盤 「Birth of the Cool」 よりクレオ・ヘンリー (=ギル・エヴァンス)の♪Boplicit/小島大樹作♪Little Binds/テナー奏者ベニー・ゴルソンのメロディアスな♪♪Stablemates/映画 「呪いの家」 よりヴィクター・ヤング♪Stella by Starlight (星影のステラ)。
▶2nd.set…/ピアニスト スティーブ・キューン♪Equipoise (均衡)/サックス奏者サム・リヴァース♪Cyclic Episode (循環する曲)/エロル・ガーナーのバラード♪Misty/ギタリスト パット・メセニー・グループの現代ジャズ♪Better Days Ahead/小島大樹作♪Rabbit’s Song/アンコール曲は Kyoko ママに捧げて♪Body And Soul でした。
======【倉田レポート】======
BODY&SOUL のスタッフをされているギタリスト・小島さんが、お店で初めてのリーダーライブを行いました。スタンダード曲を中心にオリジナル曲も演奏されました。
▶小島さんがステージに登場しバンドメンバーを迎えご挨拶。お店のスタッフらしく 「まだ注文していない人、注文したい人はいませんか?」 と会場に問いかけ観客を笑わせます。小島さんは椅子に座りギターを弾き始めます。小田桐さんがマレットでドラム シンバルを小さく叩き、中林さんはポツリとベースを、武本さんもピアノをゆっくりと弾いて続きます。小田桐さんがブラシでリズミカルにドラムを叩き始めると小島さんのギターソロになります。
▶小島さんは張り詰めた緊張感の中ゆったりとギターを弾いていきます。黙々と静かな表情で弾き勢いを増していくと、小田桐さんはスティックに持ち替えドラムスを叩いていきます。トリオが優しい表情で小島さんを見守る中 小島さんは力感に溢れるピック運びで弾き進み、トリオが力強い演奏で並走します。小島さんのギターソロが終わると観客席から大きな拍手が起こりました。
▶武本さんのピアノソロでは、メロディアスに綺麗な音色で弾いていき、軽快に速度を上げて粋なフレーズを弾き疾走していきます。中林さんのベースソロになり速弾きでぐんぐん弾いていきます。独特のリズム抑揚で一音一音をくっきりと弾き進みます。ギターとピアノの合いの手でドラムソロとなり、小田桐さんは一転それまでとは異なるパワーでドラムスを叩きます。どんどん強度を上げて爽快なサウンドを放ちます。軽快なアンサンブルで、♪I’ll Remember April の演奏を結びます。
▶小島さんは一曲二曲ごとにマイクを取り曲名を告げたり、バンドメンバーとやりとりしたり、そして注文を取ったり (?)しながら演奏を進めます。各セットで一曲ずつ小島さんのオリジナル曲を演奏されました。
▶1st セットの♪Little Birds ではゆったりと演奏が始まりますが、小島さんのギターソロになると勢いよく強い音で弾き上半身の前後の動きが大きくなっていきます。左足で足踏みをしながら弾き進みトリオが大きく並走します。武本さんがミステリアスな旋律を弾き速度を増して、やがて流星のように弾いていく素晴らしいピアノソロを披露しました。
▶小島さんは、南青山時代の最後の一年から BODY&SOUL でスタッフを担当し、様々なミュージシャンを見たきたそうです。9月末で閉店することとなり、どうしても小田桐さん中林さん武本さんと一緒に演奏したくて共演をお願いした、と話し、改めてメンバー紹介をされました。
▶♪Boplicity、♪Stablemates は小島さんがご自身のリーダーライブで良く演奏される曲でした。♪Stella by Starlight の前にはやや息が上がった小島さんに、小田桐さんが 「水を飲んだら?」 と言い、小島さんが水を飲むと観客から拍手が起こります。さらに小田桐さんは 「ドリンク ウオーターという曲を演奏します」 と言って観客席を爆笑させます。
▶2nd.セットに入ると、小島さんが小田桐さんのリーダーライブで聴いてぜひ演奏したかったという♪Equipoise、さらに♪Cuclic Episode からシームレスに♪Mistyと演奏を続けます。♪Equipoise では、小島さんが観客に語り掛けるようなギターソロを弾き♪Cuclic Episode では、中林さんが強弱緩急を操りパワフルに歌うようなベースソロを披露します。
▶小島さんが「爪が割れちゃって」と言うとすかさず小田桐さんが「止めとく?」と返し小島さんが「いやだ !! 」 と叫んで観客席が大爆笑に包まれます。この後に演奏した♪Better Days Ahead では小島さんが笑顔に溢れながらギターソロを弾いていきました。
▶小島さんが大切にされているオリジナル曲♪Rabbits Song では、中林さんが響きの良い音でパワフルに弾くベースソロ、武本さんが小島さんと笑顔を交わしながらパワフルに弾いていくピアノソロに続き、小島さんが椅子から立ち上がりそうになるほどの勢いで一心不乱にギターソロを弾き、高らかに歌うような演奏になりました。小田桐さんがこの日一番の大出力で多彩なドラミングで観客を魅了し、この曲の魅力を大きく増幅していきます。アンサンブルでは、小島さんは小田桐さんと向き合って演奏しパワフルな音を響かせ合いました。
▶アンコールでは京子ママに感謝の言葉を述べて、お店の社歌♪Body And Soul を演奏しこの日のライブを締めくくりました。
▶この日は小島さんのお人柄ゆえ、常連客と大勢のミュージシャンで大いに賑わい、とても楽しく、BODY&SOUL らしい雰囲気になりました。京子ママとBODY&SOULが 大ベテランの皆様はもちろんのこと 若手 中堅のミュージシャン シンガーの皆さんにとって本当に大切な存在であることが実感されました。

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