デイリーレポート
衰えしらず円熟の味も出てきて益々素晴らしい歌に昔のことが蘇えった夜
▶6月最後の週末土曜は 伊藤君子(vo)さんのヴォーカルステージ。バッキングはいまジャズ界注目の新進気鋭の若者たち 鈴木瑶子(pf) 手島甫(b) 北澤大樹(ds) さん。私とペコちゃんはもう40年以上の長いお付き合いになります。最近は私も歳のせいで、昔のことばかり記憶が鮮やかになって思い出されます。
▶ペコちゃんの修行時代、NYのクラブ「ボトムライン」に出演されたときは私もNYにいて応援に行きました。リチャード・ティさんエデイ・ゴメスさんスティーブ・ガットさんとの共演ステージでした。その会場で私の「永遠の恋人」マイルス・デイビスが私の席の直ぐ側に、ガムを噛みながら立って聴いていました。当時ほとんどのジャズ・ミュージシャンと知り合いだった私は、声をかけようとしたの…オーラが凄くて声をかけられませんでした。今も鮮明に思い出す懐かしい記憶です。
▶話がまた過去の思い出になりごめんなさい。ペコちゃんはその時から歳を重ねて、声も衰えることなくとても良い味を出していて、説得力ある素晴らしいシンガーです。瑶子さんも、ジャズに対して凄く真摯で、本当によく勉強されています。最近はとても明るくにこやかになり、色んな意味で進化していると感じます。サイドメンも素晴らしいサポートで、気持ちの良いバックトリオでした。
▶1st.set…♪Close To You、♪Dindi、♪Bluesette、♪What Are You Doing The Rest Of Your Life ?、♪Just Friends、♪Over The Rainbow、♪My Favorite Things。
▶2nd.set…♪Quiet Nights Of Quiet Stars、♪My Foolish Heart、♪Bridges、♪Bridge Over Troubled Water、♪Who Can I Turn To ?、♪Every Time We Say Goodbye、♪A Song For You、アンコール曲は♪Somewhere でした。
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