デイリーレポート
楽器が肉体の一部になったような素晴らしい音色のアルトに感動
▶昨夜の《椎名豊スペシャルクァルテット》は、5月に全国ツアーをしてどこも大好評だった椎名さんの招請メンバーのうち、伊のマックス・イオナータ(ts)さんは帰国、ピエリック・ペドロン(as)さんはワークショップなどされて日本に残っていて、当店に帰ってきました。
▶ワンホーンフロントになって聴いたアルトは、音色が素晴らしくて最初私はマイクを使っているのかと思ったら生音でした。楽器が肉体と一体となったような素晴らしい音色。外国人としては小柄な方ですが、説得力のある素晴らしいアルト奏者です。演奏曲も皆さんご存じの曲が多く、椎名さんのオリジナル曲はファンも私もよく知っている曲で、ペドロンさんが吹くのを気持ちよく聴きました。ジャズはいいですね、同じ曲でも演奏者が違うともちろん、同じ演奏もその時で違うので飽きることがありません…そんな感じで毎夜お店に出て、もう50年です。
▶1st.set…ピエリック・ペドロン作♪Waltz For A King、椎名豊作♪Dance Swing、T.モンク♪Straight No Chaser、G.ガーシュイン♪Embraceable You、椎名作♪Movin’ Forces。
▶2nd.set…椎名作♪Future Swing、椎名作♪Walkin’ In The Clouds、ピエリック・ペドロン作♪Confirmation、ヴァーノン・デュークの♪Autumn In NY、K.ドーハムの♪Lotus Blossom、アンコール曲はテナー奏者ハンク・モブレーの♪Home At Last でした。
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