デイリーレポート
スタンダード曲への多彩なアプローチに好感が持てるいいステージ
▶昨日の日曜日の日中は各地で大きな雹(ひょう)が降ったり激しいゲリラ雨だったり大変だったようで、ご来店くださる方の足を心配したのですが、幸い渋谷では大したことはなく安堵しました。そんな夕刻からのステージは、シンガー伊東真紀さんと 田中菜緒子(pf) 伊藤勇司(b) 中村海斗(ds) さんのバッキングトリオ。温かく綺麗な声でメロディーと歌詞を大切に歌う真紀さんのスタンダード曲を聴いていると、心が洗われる感じがします。バックのトリオの面々も、彼女の歌を聴いていて私と同じ気持ちになったのかしら、と思う温かい感じのサポートでした。
▶客席は真紀さんのファンの方が大多数の女性が多い客席で、紫陽花の大きな花束を用意していらしたグループの方もおられました。皆さんとても熱心にお聴きになっていらっしゃいました。ふと気がつくと、真紀さんのお母様がお客さまに混じって、娘さんのライブを静かに聴いておられました。奥ゆかしいお母様ですね、この母にしてこの娘あり、そんな言葉がぴったりの素敵な母娘だと思いました。私もこのところ年中無休で休みのない毎日ですが、彼女の歌声で心もほっこり。次回は秋10/8(土)土曜日です。皆さまぜひお聴きにいらして下さい。ハッピーな気持ちになりますよ。
▶1st.set…♪インスト曲のあと真紀さん登場♪The Days Wine And Roses (ワルツで)、♪Jump Up Super Star (4ビートで)、真紀さん作オリジナル曲♪With You、♪I Wish You Love (スローボッサで)、♪Summertime (16ビートで)、♪Tristeza (サンバのリズムで)。
▶2nd.set…♪インスト曲のあと♪約束 (ピアノをバックに)、スタンダード曲♪All of Me (ベースをバックに)、♪My Favorite Things (ドラムをフィーチャーしてラテンのリズムで)、オリジナル曲♪通り雨、♪Tennessee Waltz (バラードで)、♪Lovin’ You (サンバのリズムで)、アンコール曲はチャプリンの「モダン・タイムス」より♪Smile。真紀さんバラードを聴ききながら、しみじみいい曲だなぁと思いました。
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