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デイリーレポート

土岐さんの音楽世界が彷彿される演奏に感動

土岐さんの音楽世界が彷彿される演奏に感動

Kyoko

2021年04月29日 木曜日

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▶土岐英史クインテットでしたが、土岐さんが体調を崩されて急遽、鈴木央紹さんに変更になりました。メンバー 鈴木央紹(ts) 宮川純(pf) 佐藤ハチ恭彦(b) 市原ひかり(tp,vo) 奥平真吾(ds) さん。土岐さんはアルト央紹さんはテナーですが、音色がとても美しいので土岐さんの曲のイメージ通りの演奏でした。土岐さんがウチの中継を見ていたら、きっと喜んでおられたと思います。ミュージシャンはいいですね、初めての曲を演奏しても、すぐにみんなが同じ方向に向くことが出来る…実力があるからこそ出来ることですが、感動します。昨夜は宮川さんのピアノがとても良くて、終演後それを言うと「僕はここでピアノ弾くのは久しぶりで、いつもオルガンを持ち込んでの演奏ばかりだったからではないかな」とご謙遜されていましたが、キレの良い素晴らしい演奏でしたよ。
▶ここまで書いていたら、facebook のメッセージ着信音が鳴って、菅野さんから素晴らしいレポートが届きました。このブログ欄少々長くなりますが、私の言いたいことがすべて表現されているので転載させて頂きます。菅野さん、いつもありがとうございます。
[菅野広和 記]————–
▶GW前日の水曜日、本来であれば昨年末12月28日 BODY&SOUL 仕事納め以来の出演となるはずだった土岐英史(as)クインテットは、土岐さんが体調不良の大事をとって(コロナではありません)欠席、市原ひかり(tp) 宮川純(pf) 佐藤 恭彦(b) 奥平真吾(ds) のレギュラーメンバーにテナーサックスの名手 鈴木央紹さんが加わり、土岐さんの オリジナル曲が演奏されました。
▶気づけば土岐グループ1番のベテランとなった(笑)ひかりさんが、カウント出しからソロ回し合図、さらにフレンドリーなMCまでバンマス役を仕切り、”代打”の鈴木さんも以前から土岐さんのシクステットのライブやレコーディンに参加している事もあり(たぶんしっかりリマインド準備されたのでしょう…)全編暗譜、スイング感溢れるテナーでアンサンブルに華を添えました。当夜は他のメンバーも譜面をほとんど見ず、土岐オリジナル曲をあたかもスタンダードの様に個性的なアドリブで紡ぎ、結果土岐 さんの欠席を全く感じさせない演奏でした。特にピアノの宮川さんのクリアなタッチの切れ味鋭いプレイがクインテットに終始熱い推進力を加えていた事を書き添えておきます。
▶こう書くと土岐さんはきっとニカッと笑い「俺がいない方がイイ演奏でしょう」と云うと思いますが、やはり彼の名曲はその One and Only な艶やかなアルトの音で奏でられるのが当然一番相応しい。土岐さんの1日も早いライブシーンへの復活を心から願っています。
▶1st set…アンコール以外全て土岐オリジナル曲で、♪C Minor、♪Dear E、土岐さんがひかりさんに書いた♪Lady Traveler (土岐訳「女旅芸人」)。同じく佐藤さんの(愛称ハチ)奥平さん(シンゴ)をフィーチャーした曲♪845。
►2nd set…♪At The Jazz Club、♪Picasso’s Holiday(ピカソの休日)、本当に久しぶりに演奏された珠玉のバラード♪ Wyeth (ワイエス)、クインテットの定番クロージング曲♪MATA-NE ! 、アンコールに応えて土岐さんもよく演奏するこの日唯一のスタンダード♪My One And Only Love でした。

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