デイリーレポート
完成度高いギタージャズを昔を思い出しながら堪能
▶真冬に戻ったような寒さだった昨夜は《井上智ギタークァルテット》メンバー 井上智(g) 武本和大(pf) 増原巌(b) 横山和明(ds) さん。バランスの良いクァルテットで、メンバーは自分の役割を心得ていて無駄な音がなく、とても良かったです。残念なことに、心に届く演奏なのに聴き手が少なく、ミュージシャンには申し訳ない思いになりました。
▶多く演奏されたのは、今年1/17にお亡くなりになったピアニスト&作曲家のジュニア・マンスさん関連。井上さんがNYで活躍されていた時によく共演されていた方で、井上さんのお父様と同い歳で、ご自宅がご近所だったそうです。マンスさんは六本木時代に当店にいらしてくれて、私がNYに行った時にも何かのコンサートを聴きに行った時、席が隣だったことがあったことを思い出しました。
▶昨夜は真冬のような寒さで、私も寒くて時々お店の厨房のガス台の側に手を暖めに行っていました。お客さまも皆さん終演後すぐに帰宅したくなる夜でしたが、今日の外気温は随分暖かいようで、こうして三寒四温しながら春になっていくのですね。時々前を通る花屋さんのお花の種類も多くなった感じで眺めています。私は小さくけなげに咲いている花が大好きで、自宅の食卓テーブルとトイレにはいつも可愛い花を飾っています。いよいよ桜の季節ですが、今年も宴会無しでピュアなお花見を楽しみたいと思っています。
▶1st set…井上智作♪Going Home Whistle、テナー奏者ベニー・ゴルソンの名曲♪Whisper Not…ジュニア・マンスさんがよく演奏していた曲、井上作♪55、D.エリントン♪Sunset and the Mocking Bird…これもジュニアさんが演奏していた曲、井上作♪Monk The Things。
▶2nd set…スタンダード曲テディ・マクレエ♪Broadway、Paz Y Amor Siempreスペイン語「常に平和と愛を」、井上作♪Bop On The Map、ジョニー・マンデル♪Emily、ジュニア・マンス♪Jubilation (歓喜) でした。
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