デイリーレポート
新しい曲も取り入れた多彩で豊富で新鮮なレパートリーを堪能
▶いつも明るくチャーミングなグレース・マーヤ(pf,vo) さんのステージは、サイドメンに SOKUSAI(b) 菅野知明(ds) さんの「時雨トリオ」にギターの マサ小浜 さんが参加してのクァルテットでした。昨夜は黒のノースリーブでミニスカート姿で、いつもの帽子はなく長い髪が素敵でした。粒の揃ったピアノタッチで弾き語り、リズム隊はアイコンタクトをとりながらしっかりサポート。マーヤさんはいつもはワイングラスを脇において演奏するのですが、昨夜は演奏後にお客さまからシャンペンを頂いて美味しそうに飲んでおられました。で、この「時雨トリオ」名の由来をようやく聴けました。
▶ずっと以前、この三人である居酒屋に打ち上げで寄った際「時雨煮」と書いてあったメニューが読めなくて盛り上がり、以来このトリオ名になったそうです。マーヤさんはマルチリンガルですが「しぐれ」は習ってなかったそうで、日本人でも時々「ときさめ」なんて読む人もいるようですよ。ちなみに時雨煮は、生姜を加えた佃煮です。さまざまな由来説があるようですが、いろんな風味が口の中を通ることから、江戸時代に一時的に降る時雨に例えられたとか。いろんな刺激が楽しめる佃煮は、このトリオにピッタリかもしれませんね。昨夜もレパートリーの広さを感じる選曲で、楽しい時間を皆さまと共有しました。
▶1st stage…♪Poinciana、今年のグラミー賞のビリー・アイリッシュ♪Bellyache、♪Willow Welp For Me、ビリー・アイリッシュ♪Wish You Were Gay、♪Don’t Explain、♪Close To You、2017年のグラミー エド・シーラン♪Shape of You。
▶2nd stage…♪Kiss of Life、ビートルズナンバー♪Come Together、ビリー・アイリッシュ♪Bad Guy、マーヤ作♪Sad Samba、♪I Love You、ロックバンド レディオヘッドの♪High And Dry、ビリー・ジョエル♪Just The Way You Are、アンコールはマーヤ作オリジナル♪Yokohama Honky Tonk Blues。ジャズ〜ポップス〜ロック…本当になんでもござれのマーヤさんのステージでした。
読者の投稿