デイリーレポート
選曲もタッチもステージもエバンストリオを聴くような…
▶昨秋以来久しぶりの《田窪寛之トリオ》田窪寛之(pf) 安田幸司(b) 長谷川ガク(ds) さん。田窪さんのピアノの音色が綺麗で繊細さとダイナミックスを併せ持っており、ピアノトリオの醍醐味を楽しみました。田窪さんと長谷川さんはバークリー音大での同級生で、それ以来一緒に演奏している阿吽の仲、いわば同志ですね。ライブも計画的にされていて、昨夜はファンの方が大勢いらしてました。ファンの方も田窪さんのお人柄と音楽のように、皆さま静かに音楽を楽しんでおられました。安田さんがしばらく体調を壊されようで心配です。ライブ活動にしろスタジオ活動にしろ、ミュージシャンも身体が資本ですから焦らず大事にしていただきたいですね。私もエバンストリオを聴くような感じで「田窪ワールド」を楽しませていただきました。このトリオの次回は、6月17日(水)に
決まりました。皆さまぜひお聴きになって下さい。特にピアノトリオファンの方、きっとファンになられますよ。
▶1st stage…クルト・ヴァイルのミュージカル曲で元々はボーカル曲のスタンダード曲♪Speak Low…静かなワルツにアレンジされていました。ジェローム・カーンの♪Long Ago And Far Away、田窪寛之作 秋〜初冬をイメージして作ったという♪Monotone、アール・ジンダースのロマンチックな曲でエヴァンス・トリオが演奏♪How My Heart Sings、フレッド・アステアの映画から♪Continental。
▶2nd stage…アレック・ワイルダー♪Who Can I Turn To、チック・コリア♪Steps、エバンストリオのベーシスト スコット・ラファロ♪Gloria’s step、ポルトガルのピアニスト ルイス・エサ♪The Dolphin、B.エバンス♪Waltz for Debby、アンコールはM.デイビス♪The Theme でした。
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