デイリーレポート
綺麗な音色でニューオーリンズが香るジャズ
▶久しぶりの日曜営業は、女性トランペッター 高澤綾(Tp) さんのリーダー・アルバム「Crescent City Connection」の発売記念ライブでした。このアルバムはニューオーリンズで録音されたもので、現地のミュージシャンと 中村健吾(b) 加納奈実(as) さんが参加されていますが、昨夜はレイモンド・マクモーリン(ts) 森下滋(pf) 川村竜(b) 二本松義史(ds) 高澤綾(tp) さんで、アルバムの中の曲を主に演奏されました。
▶高澤さんは国立音大出身で、そのトランペットはよく伸びる美しい音で、とても良いと思いました。レイモンドさんとのコンビネーションも良く、オリジナル曲も素直な曲で好感が持てました。当店初出演で、憧れの BODY&SOUL で演奏できて嬉しいとおしゃっていましたが、またひとり、将来が楽しみな女性管奏者が出てきましたね。
▶1st.stage…アレンジされた♪St.Louis Blues、高澤作♪Bubdy、♪Drizzlin、ニューオーリンズの香りがした曲♪When It’s Sleepy Time Down South、♪Mr、Clean。
▶2nd.stage…高澤作♪My Poinciana…とても可愛い曲、アップテンポの♪FLD、ニューオリンズの雰囲気のブルース♪Chicken Tail、♪Herlin Homey Riley、アンコールはこのアルバム以外の曲♪Sunny Side of The Street。
▶今度ニューオリンズ・ツアーを企画したいとおっしゃっていましたが、若い女性でニューオーリンズが好きで演奏するのは(私の知る限り)ジャズの世界でも珍しいと思います。アルバムに参加したジェイソン・マルサリスは、あのマルサリス一家の末っ子でドラマーですが、ビブラホンも演奏するのでアルバムの中では他のドラマーを連れてきて自分はビブラホンで参加している曲もあるようです(私、忙しくてレポートをアップするのが遅れてしまいました、ゴメンナサイ)
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