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デイリーレポート

いい音色のストレート・アヘッドな気持ちのいい演奏を堪能

いい音色のストレート・アヘッドな気持ちのいい演奏を堪能

Kyoko

2016年10月08日 土曜日

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▶レイモンド・マクモーリン(ts) 矢藤亜沙巳(pf) パット・グリン(b) 横山和明(ds) さんの金曜日の夜。メンバーそれぞれは共演したことがありますが、全員一緒のメンバーでの演奏は初めてで、早くからリハーサルをして本番に臨まれました。気持の良いテナーサックス・クァルテットで、ストレート・アヘッドなジャズを存分に楽しみました。レイモンドさんの真面目な性格がそのまま出ているMCも、日本語でしかも丁寧に話され、とても好感がもてます。オリジナル曲の説明もなさるので聴いていて納得出来ました。
▶1st.stage…スタンダード曲♪Like Some One In Love、レイモンド作♪Bold Head…レイさんのルーツはジャマイカ。お父様がよくレゲエの音楽をかけていて、子供の頃は嫌いだったけど音楽を志した頃から聴くようになり、その父上に捧げた曲。お父様も坊主頭だったので曲名にしたそうです。もちろんレゲエの曲でした。J.ヘンダーソン♪Recorder Me…ノリの良い曲。レイモンド作バラード♪Only By Grace of God…ゴスペル調の良い曲でした。♪For My Brother Andy…アンディは親友のテナー奏者、よく一緒に吹いていたそうです。
▶2nd.stage…スタンダード曲♪I Never Been To Before、レイモンド作♪Jammin With Jesus…ゴスペルの曲、スタンダード曲バラード♪You Don’t Know What Love Is…思いっきり吹いていましたがテクニックが凄くあるのがわかりました。レイモンド作♪Komoro Blues…レイさん始めは千葉県の小諸で小学生と中学生の英語の先生をしていたころ作ったの曲、アンコールは、ブルーノート東京に出演中で、終わってすぐ駆けつけてくださったスタンフォード・ハンター(tb) さんと一緒に S.ロリンズの♪Pent-Up Houseを演奏。彼は何度か当店にいらしてくれているのですが、私は近ごろホントに記憶力が衰えていつだったか思い出せませんでした(ごめんんささい)
▶とても充実した内容の演奏とステージでしたが、三連休に出かける方が多いのか(行楽シーズンですからね)あるいは、残業でお忙しいのか(そんな景気の時代ですからね)連休前日なのにお客さまが少なく、いい演奏をもったいなく思いました。

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