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デイリーレポート

ステージも客席も一体となって強烈なリズムが溢れた店内

ステージも客席も一体となって強烈なリズムが溢れた店内

Kyoko

2016年09月30日 金曜日

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▶2年ぶりの帰国出演だったタクマ・ブラッドリーさんはひと回り大きくなって、ジャズファンクのステージを8人で繰り広げました。タクマ・ブラッドリー(ts,vo) パトリック・ムーディ(tp) タビ・フィールズ(perc) 吉田智(g) 小林岳五郎(pf) 後藤克臣(b) 柴田亮(ds) そしてシンティール(北アフリカの3弦ギター)のハッサン・ハクムーン さん。日米アフリカのミュージシャンが一緒になって、ファンクのリズムで大いに盛り上がりました。
▶客席にはタクマさんの大学時代の同窓生やタクマさんのお母様やお友達、そしてダグの中平穂積さんもも応援に来てくださいました。演奏曲はタクマさんの曲が多く、タビさんのヴォイス・パーカションとラップがカッコ良くて、皆さん大喜び。リズム隊の日本人トリオも大活躍でリズムを叩き出していました。
▶1st.stage…タクマ作♪Grocer’s Delight…カッコいい出だしでした。タクマ&タビ作♪Boxing with’ The Beat…ヴォイス・パーカッションとラップが入りました。ここでハッサンさん登場、自作の3弦ギターで即興で歌を歌いながら演奏が始り、皆が合わせて演奏。タクマ作♪Bouncy…タビさんが音を出すとそこから皆がつけて発展するファンクの曲が出来上がりました。タクマ作♪Wanna Beef Unky。
▶2nd.stage…タクマ作♪Time Capsule、ハッサンを飛び出して♪即興で一曲…アフリカの香りがしました。「皆さん働いて来ましたか?この曲をプレゼントします」とタクマ作♪After-work Special。♪アンサンブルで一曲演奏…大学時代のご友人女性を2人客席から呼出してコーラスや鐘を叩いたりで皆で遊びました。タクマ作♪Let It Ride…とにかくリズムがはっきりしているのでノリが良く、最後は全員で即興演奏して踊りだす人も。ミュージシャン8人がお客さまを巻き込んで、賑やかな店内でした。
▶ハッサンさんはモロッコ人で、亡くなったドン・チェリー(tp)さんと交流があったそうです。ドン・チェリーさんはオーネット・コールマンと並ぶフリージャズの巨人で、当店六本木時代には本当によく立ち寄ってストレートな素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。ハッサンさんは当時からドンさんから当店のことを聞いていたようで、昨夜はその頃の写真を見せて下さいました。もう30年近くも昔の話…懐かしく思い出しました。タクマさんは、タイに呼ばれているそうで朝早く旅発たれました。タビさんも今日NYに帰国。とても心の優しいタクマさんとタビさんのコンビネーションが印象に残りました。

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