デイリーレポート

楽器が会話するジャジーな演奏に和やかな店内

▶昨夜の土岐英史(as) 市原ひかり(tp) さんのクィンテットは、土岐さんが選んだ初顔合せのピアノトリオメンバー 矢藤亜沙巳(pf) 佐藤ハチ恭彦(b) 奥平真語(ds) さん。矢藤さんは大阪音大出身で上京して活動されていてアルバムもリリースしている当店初出演の女性ピアニストです。リハーサルをして本番でしたが、皆さん周りの音をよく聴いて、楽器で会話をするジャジーなとても良いクィンテットでした。お客さまは少なかったのですが、正面テーブル席にはジャズ好きの方が陣取り、気に入ったフレーズには掛け声が出るなど反応が良いので、ミュージシャンもノって演奏。お客さまのお酒も進んでいる様子でした。
▶1st.stage…♪C-minor、♪Picaso’s Holiday、ひかりさんフリューゲルホーンに持ち替え♪Lady Traveler…土岐さんのお嬢さん土岐麻子さんの詞で彼女が歌っている曲です。新曲♪Give Me A Musician’s Break。全編が土岐さんのオリジナル曲ですが、とても素直な聴きやすい曲です。
▶2nd.stage…新曲♪At The Jazz Club、♪Deare、♪After Dark…とても綺麗なバラードでイントロのピアノも素敵でした。ここで聴きにいらしていたデイビット・ネグレテ(as) さんを呼出して一緒に♪The Right Time…土岐さんひかりさんでユニゾンで出てデビットさんにソロを渡しました。オリジナル曲なのにデイビットはしっかりソロを吹きお客さま大喜び。♪Ma-Ta-Ne!…2ホーンで出てひかりさんとデビットさんがソロをとり、奥平さんとデビットさんの二人のバトル。アンコールは♪My One and Only Love…ひかりさんが(flh)で三管で始まりそれぞれがソロ、ハチさんはアルコで弾きました。とても和やかでジャジーなライブになりました。（私は今、腰の痛みがとれず禁酒中なのですが）飲みながら聴くには最高のライブでしたね。