デイリーレポート
優雅で優しい歌声を堪能した2月最後の週末の夜
▶ヴァイオリンとチェロの弦楽器が入る久し振りの「Quiet Jazz 4」、優雅なサウンドをバックに、柔らかく包みこむようなヴォーカルが響くウィリアムス浩子(vo) さんとmaiko(vin) 井上那実(cello) 伊藤志宏(pf) さんの週末の夜。ドラムレスで弦が2本ですからスタッフもお客さまも「雑音」には気を使いますが、お客さまも皆さまお行儀が良くて、静かに音楽に身を委ねるように聴き入っていらっしゃいました。客席は男性の方がやや多い感じでした。初めての方やフラリと立ち寄られた外国人の方もいらして満喫され、たくさんのアルバムもお買いあげ頂き、とても良い2月の最後の週末になりました。
▶1st.stage…ピアノをバックに♪Skylark、「Quiet Jazz 4」で♪Tea For Two、♪Stella By Starlight、ピアノをバックに♪A Wish…もし貴男がバレンタインであったら、と歌っていました。ピアノとヴァイオリンとヴォーカルで♪Blarme It On My Youth…私の本の中にもこの章がありますけど、誰にも思い当たる「若気の至り」はあるようですね。雰囲気を変えて♪Night and Day。
▶2nd.stage…ピアノのバックで♪First Time I Saw Your Face、ピアノとチェロとヴォーカルで♪I Could Write A Book、「Quiet Jazz 4」でバラード♪Tenderly、♪Softly As In A morning Sunrise、♪Love Letter、♪Lula…皆さまご存じの曲をゆったりと歌われました、♪Every Time We Say Goodbye、アンコールは♪Mona Lisa。
▶浩子さんのミニアルバム・シリーズは今4枚目を準備中で、この5月くらいにリリース予定で新曲も勉強中だそうです。企画も制作も全部ご自身がされ、音質にこだわったこの企画は、オーデオ雑誌で取り上げられて話題になり、発売の度にAmazonのチャートNo.1になっています。ちなみに収録曲4曲以下のアルバムを「ミニアルバム」と言いますが、そんな曲数も時代にマッチしているのかもしれませんね。いろんなバックメンバーで歌ったり(当店の出演もメンバーがいつも違って多彩です)…彼女の企画力にも脱帽です。
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