デイリーレポート
メモを忘れるほど素晴らしいの一言に尽きるジャズを堪能
▶ジーン・ジャクソン(ds) 大西順子(pf) パット・グリン(b) さんの【BODY&SOUL Special】ステージでマイクを持ったのは初めてかも知れませんジーンさんが、MCでも言っておられましたが私とは30年来のお付き合い(H.ハンコックさんのサイドメンでよくいらしてました)その当店六本木時代以来、いつもサイドメンのドラマーで出演していただいていて、気がついたら昨夜が初めてのリーダーライブでした。
▶いつもとってもシャイな彼は、ご自分からいろいろ言い出す方ではないので、今回のリーダー出演も私がリクエストすると、彼はすぐに昔一緒に演奏されていた順子さんに連絡してOKの返事をもらいました。パットさんとはよく一緒に演奏していますから、これもすぐ決まり。順子さんとパットさんは初共演でしたが、人柄の良いパットさんとはリハーサルですぐ打ち解けました。
▶出演回数は多いのに、ジーンさんは初めてのリーダーで緊張していたようですが、NYからお嬢さんも遊びにいらしていて「順子さんと演奏出来てチョ~うれしい」「娘が来てくれてチョ〜嬉しい」と片言日本語で連発。あんなにハッピーなジーンさんを見るのは初めてなくらいでした。選曲はジーンさんで、順子さんも気持良く演奏されていました。演奏はもちろん、文句のつけようがない素晴らしいの一言に付きます。お客さまも、極上のいいジャズを堪能されたようです。
▶1st.stage…E.ジョーンズの♪Three Card Molly、M.ミラー♪The Sequel、V.ルイス♪I Wanted To Say、L.ウィディス♪To Wisdom The Prizem、B.ストレイホーン♪Ballad For Very Sad And Very Tired Lotus Eaters…順子さんのピアノが光りました。H.ハンコック♪The Sorcerer…とても難しい曲でジーンさんいわく、疲れたけど演奏はとても楽しかったと。
▶2nd.stage…2nd セットも白熱の演奏で、私はすっかり熱中して気をとられ、曲名をメモできず聞くのも忘れてしまいました。ごめんなさい。アンコールは順子さんの選曲で皆が知っている♪Blues で終りました。ドラマーの選曲は普段あまり聴かない曲がほとんどで、選曲も興味をそそられました。順子さんのピアノは私は昔から大好きです。順子さんはピアノを弾くために生まれて来たような人だと思います。でも天才肌で気まぐれなところもあってこの先の活動は私も読めません。でもこれからの活動に大いに期待しています。ジーンさん素晴しいトリオ企画をありがとうございました。今日帰国されるお嬢さん、またお父様の活躍を見にいらしてくださいね。(2nd セットの演奏曲は後ほどご報告いたします)
▶2nd stage…P.グリン作♪Jackson、L..ウィリアムス♪No.3、D.ホーランド♪Ario、T.フラナガン♪Mean Street、ジーン・ジャクソン作♪Before Then,、M.ミラー♪The Sequel、アンコールはC.ベイカー♪Billy’s Bounce。
読者の投稿