デイリーレポート
増々磨きがかかってきたペコちゃんの独創的ジャズワールド
▶最初から元気一杯の伊藤君子(vo)さん、今日も元気に歌えて幸せ、と素敵なステージがはじまりました。バックメンバーは彼女の信頼厚いユキ・アリマサ(pf) 中村健吾(b) 加納樹麻(ds) さんのトリオです。ペコちゃんは薄いオレンジのシルクドレスで登場。ゴキゲンなバックミュージシャンと一緒に、ペコちゃんならではの選曲と趣向を凝らして、いつものようにお客さま一人ひとりに話しかけながら和やかで楽しいステージが繰り広げられました。
▶1st.stage…ご機嫌なバックメンバーのピアノトリオ演奏2曲♪But Not For Me と♪Time For Love。ペコちゃん登場、まず英語バージョン2曲♪Just In Time、♪Let It Be Me。続いてお待ちかね津軽弁バージョン、最近のレパートリー♪Falling In Love With Love…これがスギダ、スギダ、スギダ(好きだ、好きだ)からはじまる面白い歌詞、続いてお馴染みの♪My Favorite Things(♪ワダバ、スグダモノ)は小曽根真さんアレンジのもの。白石かず子作詞・高瀬アキ作曲の♪四角い海…四角い海とは銭湯のこと、最近なくなってきたことを嘆く歌、一転してA.C.ジョビンの美しい曲♪Someone To Light Up My Life、♪Speak Low…昨夜はSwingバージョンで歌いました。♪A Song For You…素晴しい歌声に大きな拍手がおこりました。
▶2nd.stage…ピアノトリオで一曲演奏してからペコちゃんの津軽弁バージョンを続けて3曲♪Over The Rainbow、♪Blue Moon、そしてテンポの速いSwingで♪Come Rain or Come Shine…ドラムソロが入りました。ペコちゃんの歌手生活は演歌歌手からはじまったのですが、美空ひばりを尊敬していて、A.ピアソラの♪Skylark(ひばり)を彼女に捧げて英語の詞をつけて歌いました。もう一曲♪愛燦燦(さんさん)…歌の上手さでは日本一の実力を発揮されました。さらに津軽弁バージョン♪Save The Last Dance For Me(ラストダンスは私に)をチャチャのリズムで。津軽弁バージョン♪What A Wonderful World、アンコールは代表曲♪Follow Me。英語と津軽弁の歌詞を覚えるだけでも大変なことなのに、16曲もの熱演ステージでした。並のシンガーとは日頃の努力が違います、私もガンバらなくては、と思います。
読者の投稿