デイリーレポート
普段より緊張されてたけど素晴らしいライブ録音できました
▶若井優也(pf)さんの来春リリース予定のアルバムのライブレコーディング。今回のテイクは 楠井五月(b) とのデュオステージです。若井さんは何故かとても緊張されていました。いわく「いつもは何でもないのに自分がリーダーになると緊張する」ようです。でも若井さんは楠井さんをとても信頼していて彼がサイドだと安心するはずですが、昨夜は緊張が取れないようで(もちろん聴いている方には分からないと思いますが)普段はあまり飲まない水を、結構飲んでいましたから。音楽評論家、中川ヨウさんもいらしてしっかりお聴きになり、とてもよいデュオ・サウンドを褒めていらっしゃいました。
▶2ndセットの途中で、小曽根真さんが、NYフィルのコンダクター アラン・ギルバートさん(この4月東京都交響楽団の首席客演指揮者に就任されました)と、中村健吾さんがフラッと聴きに立ち寄られました。若井さんは気づかなかったようで、終わってから若井さんに伝えると「いやー知らなくて良かった、知ったら途中で弾けなくなっていたかも」と言ってご挨拶されていました。アランさんは、以前に当店で小曽根真スペシャルトリオでドラムを叩かれました。昨夜は、これからまたドラムを練習してここで演奏したい、とおしゃってたので、また実現するかもしれませんね。嬉しいわ。
▶1st.stage…デューク・ピアソン♪Is That So?、ピアニスト レナード・バーンスタイン♪Somewhere、楠井作♪White Out…4拍子の曲を昨夜はワルツで。♪Just Friends、まだタイトル未定曲を若井さんのソロピアノで♪No Title、デュオ演奏でミュージカル「Glad To See You」の挿入歌♪Guess I’ll Hang My Tears Out To Dry…楠井さんエレベを弾かれました。
▶2nd stage…J.コルトレーン♪Giant Steps、B.エバンス♪Children’s Play Song、若井作♪In Love In The Rain、楠井作♪No Title、ジョン・レノン♪Love…とても美しい演奏でした。C.ポーター♪Anything Goes、アンコールはレニー・トリスターノの♪317 East 32nd Street。お陰さまでとても良いレコーディングが出来ました。もう一度、来年早々レコーディングします。妥協を許さない若井さんらしいですね。でも素晴らしいアルバムになりそうですよ、乞うご期待!
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