デイリーレポート
独自の世界が展開された説得力あるソロステージ
▶7月最終日、月曜日は若井優也さんのソロ・ピアノのステージ。昨夜は湿気が特にもの凄くてピアノの鳴りが少し心配でしたが…、PAマイクを外し生音で演奏されましたが、弾き手がよくて、とても良い響きが店内を包みました。いろいろな要素が詰まっていて魅力があり、説得力もあり、いいステージでした。若井さんの囲碁仲間の方々や彼のファンが、熱心にお聴きになっていました。
▶1st.stage…コルトレーン♪Giant Steps、♪Body And Soul、♪Cap Bears、♪Blue Bossa…大学の時にジャズ研の部屋で作曲したという若井作♪In Love In The Rain。小さい頃からアニメファンでスタジオジブリの作品に何編か参加されていますがその中から♪いつも何度でも…「千と千尋の神隠し」、♪アルタイル (わし座の1等星)、♪坂道のアポロン。
▶2nd.stage…作曲した曲に曲名を着けるのが苦手なので、ということで♪イメージNo1…とても綺麗な曲、♪イメージNo2…ご自分で「あまりジャズっぽくない」と、今月23日に何度も書き直して出来上がった曲♪イメージNo3、J.カーン♪Smoke Gets In Your Eyes、C.ウォルトン♪Bulibiya、チェット・ベーカーの演奏で感動したという♪I Fall In Love Too Easily。
▶3曲目の♪イメージNo3という曲、若井さんは囲碁が趣味でアマチュアの大会にも出ていますが、将棋の世界では AI (人口知能) のほうが強くなり、囲碁は負けないと思っていたら、つい先日負けたので、それで、近い将来音楽もそうなりそうなので、AI に学習できないような曲を作ったそうです。さすが理系ミュージシャン。普通はテーマから出てアドリブに行ってテーマで終わるところ、それを外して作曲したそうですが、私にはスムーズなジャズに聴こえましたよ。
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