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デイリーレポート

超多忙のなか当店のために組んでくださった素晴らしいステージにただただ感謝

超多忙のなか当店のために組んでくださった素晴らしいステージにただただ感謝

Kyoko

2024年09月06日 金曜日

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▶「世界の小曽根」さんは、海外でも大きなコンサートホールを即日完売される方で、こんな小さなお店で演奏なさることは稀なことで、いつも感謝の気持でいっぱいです。しかも超多忙な方で、昨夜も当店が終わってから深夜、NHKでピアノソロ演奏の収録があり、アンコール曲が終わるとすぐそちらに向かわれました。こんな時は、NHKが近くでよかったと思いました。
▶この企画は、最初は50周年だからなにか特別なことを、とお考えになられたようで、フルコン(コンサート用のピアノ)を持ち込んでたっぷりソロ演奏をなさる、と伺っていました。そしたらピアノの搬入を手配してくださり、プロの方が下見に来て、入口が狭くてダメだったからそれなら、とエリックさんとのデュオステージを企画してくださいました。エリックさんはもちろん私はよく存じ上げています。ノーネームホーセスの有力な一員ですが、ご自身はバンドを率いていて大きなホールでの演奏が多く、まさかウチでやってくださるなんて…小曽根さんのお力ですね。
▶演奏内容については、今さら私が色々言わなくても、皆さんその素晴らしさはご存じと思います。いつもながら小曽根さんのトークは愉快で、客席を笑いで包みます。それにお二人の音楽に対する愛が深く感じられ、目頭が熱くなりました。お客さまも皆さん一挙一動に注目されていました。
▶新生ノーネームHの一員に大抜擢されたトランペッター松井秀太郎さんが最初から最後までいらしていて、途中で呼び出されシットイン演奏されました。久しぶりに秀太郎さんの音を聴きましたが、音色にさらに磨きがかかっていて、成長ぶりに驚きました。最初に出てきてウチで演ったとき「これはきっと行ける」と思ったのですが、その通りになってとても嬉しいです。
▶小曽根さんはこのあとすぐ渡米。すでにNYに借りているアパートを拠点に、原点に立ち返ってじっくりジャズをやる、とのことです。これまでは、時間が少しでもできるとウチにお顔を出し、後輩たちの演奏を聴いて色々アドバイスされていましたが…ちょっと寂しくしくなりますね。ちなみに、新生ノーネームホースのアルバムは、ギンギンにジャズだそうです。昨夜深夜のレコーディングは、11/11にオンエアされるそうです。いるもながら今後の飛躍がまた楽しみになりました。長生きしなくっちゃ。
▶1st.set…トランペッター ボビー・シュー♪Breakfast And Wine、M.デイビス♪The Theme、セルジオ・メンデス♪So Many Stars、小曽根真作♪Deviation (本筋などからはずれること)、エリック・ミヤシロ作♪Fan And Games、セットのアンコール曲はトランペッター松井秀太郎さんシットインし2トランペットでS.ロリンズの♪St. Thomas でした。お馴染み曲ですが、久々に素晴らしい St.Thomasでした。
▶2nd.set…ボビー・シュー♪Red Snapper、小曽根真作♪Infinity (無限大)、M.デイビス♪The Theme、小曽根真作♪Mirror Circle、エリック・ミヤシロ作♪Fan And Games。アンコール曲は秀太郎さんシットインでD.エリントン♪In A Mellow Tone。拍手鳴り止まずもう1曲 セルジオ・メンデス♪So Many Stars でした。
★9/6 ボサノバの名曲「マシュ・ケ・ナダ」の世界的なヒットやグラミー賞受賞で知られるブラジル出身のセルジオ・メンデスさんがお亡くなりになられました。享年83。御冥福をお祈り申し上げます。このステージでも2曲、演奏されました。小曽根さん、何か虫の知らせでも感じたのでしょうか…。合掌

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