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デイリーレポート

週末の大人のジャズクラブらしいノリのいい夜

週末の大人のジャズクラブらしいノリのいい夜

Kyoko

2016年03月06日 日曜日

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▶多くの作品がジャズのスタンダード・ナンバーになっているジョージ・ガーシュインの曲を、レパートリーの豊富なチャリート(vo) さんが、ユキ・アリマサ(pf) 佐藤慎一(b) ジーン・ジャクソンン(ds) さんの素晴らしいバッキングメンバーで歌い上げました。チャリートさんも、この機会にガーシュインのことをいろいろ調べて、勉強しなおしたそうです。何でも歌いこなす彼女ならではの企画で、お客さまも若い方からお年を召した方、外国人の方も、大いにノッてガーシュイン・メロディーを楽しみました。
▶「秀でたジャズピアニストはピアノを英語で弾いている」と拙著エッセイ「身も心も…」にも書きましたが、ユキさんはその代表的な一人、と思っています。英語とのバイリンガルで、特にボーカルのバッキングでその素晴らしさがよくわかります。そのユキさんが昨夜、こんなことをおっしゃっていて、私は「我が意を得たり」の思いでした。やっぱり英語で弾いてたんだわ。
▶いわく「チャリートさんのバッキングをやってて思い当たったけど、このあいだグレース・マーヤさんのバックを努めた時、マルチリンガルの彼女が歌うスペイン語やポルトガル語の歌伴で、なんか違和感があって…今夜、そのことに気付きました」。チャリートさんもいつにも増して、お客さのヤンヤの喝采を受け、ノって歌われました。
▶1st.stage…ピアノトリオ演奏で♪I Love Walked、♪How Long Has This Been Going On?(いつの頃からか)。チャリーさんが入って♪Our Love Is Here To Stay(愛はここに)…ガーシュウィンの遺作と言われている曲。バースから歌った♪Someone To Watch Over Me、これもバースから歌った♪But Not For Me。チャリートさんの初挑戦の曲♪Isn’t It A pity…ビートルズのJ.ハリスンの曲ですが、ユキさんがこの曲が好きということでチャリートさんにリクエスト、ガーシュインを離れて彼女も初めて歌いました。♪They Can Take That Away From Me、バラード♪I Loves You Porgy、♪Summertime。
▶2nd.stage…ピアノトリオ演奏で♪Soon。チャリートさんが入って♪A Fogy Day、バラード♪ Embraceable of You…エモーショナルに歌うチャリートさんならでは。バースから歌った♪I Got Rhythm、バラード♪Do It Again…ピアノのバッキングもヴォーカルも、胸キュンしました。♪S’Wonderful、私の好きな曲♪The Man I Love、♪Fascinating Rhythm、アンコールはバースから歌った♪I’ve Got A Crush On You。
▶店内は、お客さまはもちろん演奏者も皆さん大満足のようで、とても良い大人の雰囲気のお店になりました。この次はどんな特集をしてくれるのか…私もお客さまも楽しみにしていますよ。

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