デイリーレポート
演奏者たち自身も楽しんだ新鮮なステージ
▶個性的な4人が融合してグレース・マーヤ(vo)さんのステージがとても新鮮に繰り広げられた水曜日の寒い夜。そのメンバーは 片倉真由子(pf) 楠井五月(b) TOMO管野(菅野智昭ds) さんで、ハッピーなライブになりました。
▶いつもは弾き語りのマーヤさんですが、真由子さんのピアノが大好きということで昨夜はピアノトリオでご本人は久しぶりにステージ中央でヴォーカリストに専念。真由子さんのバッキングは深い部分を感じさせますが、楠井さんもそれを1音1音しっかり聴いて、よく勉強しているのが解る丁寧なサポートぶり。TOMOさんは自分の役割りをしっかり掴んで余計なことをしない素敵なドラミングで、高度なバランスがとれています。マーヤさんもそんなバックサウンドを良く聴いて、伸びやかに歌っていました。トレードマークの帽子はなし、ちょっと大人のマーヤさんを感じた夜でした。
▶1st.stage…♪What Is This Call Love?、♪Estate、♪Honeysuckle Rose..、バースから歌った♪Peace、♪Lover Man…8ビートのリズムが活きていました。続いてビリー・ホリデーの持ち歌を3曲♪I Don’t Know Why、♪I’lll Be Seeing You、そして♪Blues〜♪Route 66。休憩時間は演奏者4人が演奏が楽しいと盛り上がっていました。
▶2nd.stage…♪Poinciana、♪Good Morning Heartache、♪Don’t Explain、♪God Bless The Child…B.ホリデーの曲を3曲。マーヤさんは最近B.ホリデーの曲を良く歌います。ピアノをバックに♪Angel Eyes…8ビートで凄くカッコ良かった。ここで真由子さんに変わって弾き語りでマーヤ作♪Sad Samba…いつものように皆でコーラス。再びステージ中央で♪Just The Way You Are、最後は「季節物」♪My Funny Valentine…真由子さんのピアノイントロが光りました。
▶終ってからも出演者同士が楽しかったと喜びあっていました。お客さまもその光景を興味津々で見て楽しんでおられましたよ。以下は、片倉真由子(pf)さんの Facebook タイムラインより引用させていただきます。(店内が満席だったら申し分ないのですが、それだけが残念です)
「昨日はとても面白いバンドが生まれました!最強グルーヴのドラム、思いっきりスイングしてる Mayuのピアノ、オールマイティなめちゃクリエイティブベース、この4人で自分達のサウンドを思いっきり出し合って、1つのサウンド、1つのユニバースができた夜♫昨日来てくれた、演奏してくれた、会場の皆様!ありがとうございました!!また次はこのサウンドを生かしてアレンジ曲も入れてやりたいなー。第二弾、楽しみにしていてください♫」
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