デイリーレポート

若者たちの音の会話を大ベテランが渋い演出力を発揮するいいステージ

▶江澤茜さんをフィーチャーした《加藤友彦クァルテット》このユニットは大先輩の村上さんをドラマーに迎え、息子や娘のような若者 江澤茜(as) 加藤友彦(pf) 伊藤勇司(b) さんと世代を超えて一緒に演奏する楽しいユニット。加藤さんがリーダーで、選曲とMCもされました。ステージ上では先輩後輩の区別なく同じ土俵の上で音の会話に、大ベテランのドラマーが演出力を発揮。聴き応えある楽しいライブになりました。
▶演奏曲のセンスも良く、久しぶりに聴く曲もあり私も楽しませていただきました。皆さん緊張されていたのか、演奏後はホッとしてビールやワインや焼酎などおもいおもいに飲んで音楽談義。私は一足お先に帰宅しました。いい演奏でとても聴きがいがあったので、このユニットで来年また聴きたいと思います。
▶1st.set…ジミー･ヴァン･ヒューゼン♪Second Time Around、D.エリントン♪Isfahan、W.ショーター♪United、加藤友彦作バラード♪180824、W.ショーター♪Limbo。
▶2nd.set…テナー奏者ジョー･ヘンダーソンの♪Serenity、A.C.ジョビン♪Corcovado、T.モンク♪Four In One、D.エリントン♪Warm Valley、C.ポーター♪I Love You、アンコール曲はC.パーカー♪Now’s The Time でした。