2013.5.1 Wed 正統ジャズの熱い演奏を堪能 |
▶結成してから15年以上のグループ、松島啓之(tp) 山田穣(as) 今泉正明(pf) 上村信(b) 広瀬潤次(ds) さん。ベースの嶋友行(b) さんが亡くなって上村さんに変わりましたが、その後もいつも 同じメンバーで演奏されています。 ▶でも決してマンネリ化する事なく、特に最近は緊張感のある 素晴らしくノッた説得力のあるステージを繰り広げています。 根っからのジャズ好きな熱いファンもいて、演奏者と一緒に お客さまの入り具合を気にかけてくれます。 ▶昨夜は、学生さんも多く、そこそこの客席の埋まり具合で 良い感じの店内。ライブジャズは、ステージと客席が一体に なってこそ、思いもよらないハプニングが起きる音楽です。 聴き手が良いとミュージシャンの底力が出ます。昨夜はまさに そんな感じで良くスウィング。聴き応えのある演奏ステージ になりました。 ▶1st.stage…♪Blues Like This、R.モーガン♪Pisces(魚座) J.マクヒューのバラード♪Wear Are You?…フロンとの楽器が 良く歌いました。F.ハバード♪Thermo。 ▶2nd.stage…W.ジャーマン♪All God's Children Got Rhythm (神の子は皆踊る)J.V.ヒューゼン♪Like Someone In Love、 T.モンク作♪Monk's Mood、B.ストレイホーン♪Loutus Blossom、 アンコールは軽やかに J.マーサー♪Candy。 ▶4月が終りました。お店としては、いつもよりお客さまが ちょっと少ない月で、営業的には苦しい月でした。さぁ5月、 ガンバらなくっちゃ。みなさまよろしくお願いします。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.2 Thu 活気ある4つの個性的なサウンド |
▶5月初日は 青柳誠(pf)納浩一(b)大坂昌彦(ds)小池修(ts)さん という実力者たちのメンバー《EQ》このユニットは、’02年に 結成され翌年1枚目のアルバムをリリース。年に1枚、CDを リリースすることを目標にしています。現在は昨年リリース した8枚目です。 ▶4人がオリジナル曲を持ち寄って演奏するバンドで、CDも オリジナル曲ばかりが収められています。CD発売も演奏も 曲作りが最初にあって、それぞれの個性を引き立たせるという 日本では珍しいグループです。昨夜は新旧織り交ぜて、彼らの オリジナル曲が演奏されました。 ▶1st.stage…大坂作♪It's Urgent、 納さんはエレベに持ち替え青柳作♪Real Mash、 3曲続けて大坂作品♪Locomotive、♪Earth Ship、♪Taking A Walk 納さんエレベで納作♪50's。 ▶2nd.stage…納さんエレベで小池作♪Strikeout Pitch、 青柳作♪Golden Leaves、お父様捧げた小池作♪P.S.I Thank You、 大坂作♪NaJa Naja…これはコブラの事、共食いで蛇を食べる コブラの様子をTVで見て作った曲、ということです。 納さんウッドベースに持ち替えて小池作♪Four Arrows、 アンコールは修作♪Milesmiles。客席は寂しかったですが、 ステージは大変活気のある夜でした。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.3 Fri ブラジル音楽で楽しい時間を共有 |
▶三連休を控えた木曜日、ということで楽しい向井さんの 《ブラジリアン ナイト》をセッティングしました。メンバー、 向井滋春(tb)城戸夕果(fl)続木徹(pf)佐藤慎一(b)守新治(ds)さん。 日中はいい陽気で、新緑が眩しい東京ですが、北海道では 雪が降っているとか…東京も夜は少し肌寒く、お店はもっと 賑わうのでは、と思いましたが… ▶連休前で残業でお忙しいのか、終わってそのまま行楽に 出かけてしまわれたのか、ミュージシャンもスタッフも少し がっかりしました。でもブラジル音楽に精通している演奏者 とブラジル音楽大好きなお客さまとで、楽しい時間を共有し、 リラックスしたブラジル音楽でストレス解消になりました。 ▶1st.stage…♪Samba de Avion、♪A Felicidade、 ♪Velas、有名な♪Desafinado、向井さんが名古屋国際会議の ために作曲したという♪N.I.C. (Nagoya Intenatinal Conference …の略だと思います)は、とてもノリの良い曲でした。 ▶2nd.stage…向井さんがトロンボーンを置いてビオラを弾いた 2曲♪How Insensitive、♪Berimbau。 トロンボーンに戻って♪Cristal、♪Eu Sei qui vou te Amar、 ♪Batida Diferente、守さんが歌った♪One Note Samba、 最後は♪Vera Cruse。 ▶さて今夜は、第三回東北大震災チャリティーライブです。 10人もの女性ボーカリストですから、もうリハーサルが はじまっています。大勢来ていただけると嬉しいのですが… 皆さまどうぞよろしくお願い致します。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.4 Sat 今年も音楽の力と素晴らしさに感動 |
▶あの東北大震災から2年余。3回目のチャリティーライブ 《Voices of Hope 3》が中村健吾さんのプロデュースで行われ、 今年もご協力してくださった、いまジャズ界を代表する女性 ボーカリスト8人,、クラシック界からも2人が、豪華絢爛な ステージを繰り広げました。 ▶バックは 中村健吾(b) 若井優也(pf) ジーン・ジャクソン(ds) さんのトリオ。10人ですから、早くからリハーサルをして 本番に備え、本番では一人2曲づつそれぞれが想いを込めて 魂のこもった歌声をきかせてくれました。 ▶1st.stage…一番手は、マヤ・ハッチさん♪Tea For Tow、 皆が幸せになるよう願いを込めてマヤさんが作った♪Together。 山口有紀さん♪Get Out Town、♪Both Sides Now。 青木さおりさん、レミゼラブルから♪I Dreamed、♪Someday。 ▶大野えりさんの♪This Can't Be Love…もの凄いスキャットで 客席から歓声が上がりました。♪So Many Stars。 チャリートさん♪Say It、マイケルジャクソン♪I Cant Help It。 ▶2nd.stage…今年初出演の Emaさん♪The Rainbow Connection、 尾崎豊作♪I Love You。去年のこのライブでは聴衆だった彼女、 「まさか、このメンバーに入って自分も出演者になれるとは… 夢が叶った…」と嬉しそうでした。 ▶鹿児島からお嬢さんのエミリーさんとやってきてくれた リレットさん♪For All We Know、そしてエミリーさんと一緒に ♪You've Got A Friend。川井佐知子さん♪Youkali、 ミュージカル映画「Nine」から♪Cinema Italiano。 ギラ・ジルカさん素敵なスキャット入りで♪Rhythm A Ning、 そしてお得意のMCで客席を笑わせてから ♪What A Wonderful World。 ▶最後は、伊藤君子さん津軽弁バージョンで♪Summer Time、 ♪Bridge Over Troubled Water。涙が止まらない後輩のシンガーも いらしたほど、ペコちゃんの歌は感動的でした。 アンコールは全員で♪When The Saints Go Marching In。でも 拍手が鳴り止まずもう一曲♪Route 66。 ▶出演者とお客さまが一体になって、ピュアーな気持ちで 素晴らしい音楽を堪能しました。出演者同士も、こんなに 大勢が会する機会は滅多になく、大変感動されていました。 美しい気持と美しい歌声に、最後の方は私もウルウル状態。 皆さま、本当にお疲れさま、ありがとうございました。 ▶皆さまからの浄財は、今年も震災で親御さんを亡くされた 子供たちのために使われます。支援先は健吾さんと相談して 決めさせていただき、追って、合計金額を領収書をそえて、 ご報告させていただきます。 ▶だだ…私が少しだけ残念で気がかりなことは、年々、 お客さまの数が少なくなっていることです。熱しやすく 冷めやすい日本の国民性なのでしょうか。こうした支援が 必要なくなる時が早く来る日を願うばかりです…
←当夜のスナップ写真
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.5 Sun マーヤさんアルバム発売記念でしたが… |
▶マーヤさん6枚目のCD「Closs To You」の発売記念ライブ。 グレース・マーヤ(vo) 荻原亮(g) 宮川純(pf) 納浩一(b) 川村亮(ds) さんのレコーディングメンバーです。 ▶このアルバムは、宮川さんがアレンジ担当で、ジャズの スタンダード曲の他、ポップス、ボサノバなど11曲が収録 されていて、5月15日が発売予定日。昨日、先行発売される 予定でしたが、発売されるはずのCDが間に合わずステージは 現物無しで、その中の曲が歌われました。 ▶マーヤさんはサイケ模様ボディコンワンピースで、いつもの 弾き語りではなく、ステージ中央に登場。リラックスした ステージを繰り広げました。連休とあって、地方からの ご家族連れなどもいて、楽しんでいらっしゃいました。 ▶1st.stage…♪Dat Dare、♪You Are The Sunshine Of My Life、 旧い曲♪Sentmental Jouney、ボサノバ♪One Note Samba、 ♪Close Your Eyes、♪Them There Eyes、 バラード♪The Nearness Of You、前作のCDタイトル♪Poinciana。 ▶2nd.stage…♪Lover Man、♪Kiss Of Life、ナンシーさん (ウイルソン)がよく歌っていた♪Save A Love For Me、 ミディアムテンポの♪Tou Don't Know What Love Is、 マーヤ作♪The Sad Samba はエキゾチックな曲でした。 ♪It Might As Well Be Spring、そしてCDタイトル♪Closs To You、 アンコールはベッド・ミドラーの♪Rose でした。 ▶いつもはワイングラス片手の弾き語りですが、昨夜は 「おいしい水」抜きのステージ。それにしても、肝心の CDがないのは残念でした。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.6 Mon マヤさん今年も楽しかった !! |
▶今年3年目になった、家族と一緒にジャズを楽しむ子供の日 スペシャル「Kids meets Jazz」マヤ・ハッチ(vo)さんと、今年は 彼女のグループ、吉田サトシ(g) 熊谷ヤスマサ(pf) 小泉’P’克人(b) 今泉総之輔(ds)さん。お店に早くから入ってチビッコたちの曲を リハーサルしました。 ▶マヤさんはNYで幼児教育を納め子供達とコミュニケーション をとるのが大好きなのですが、帰国子女で英語の方が母国語。 会話はともかくまだ深い日本語は完璧ではありません。MCでも 英語を教えながら、日本語を習うように楽しく話しますから、 子供たちにとってはいい勉強になたかも知れません。チビッコ たちも興味津々で、一緒に参加しながら楽しみました。 ▶お客さまの中には、当店で昨年までレギュラーで歌っていた シンガー大城蘭さんも赤ちゃんを連れていらしてジャズクラブ 初デビュー。おっぱいをもらって寝ていても、音楽が鳴ると 起きてご機嫌、ずっと泣くことなく聴いていました。まだ 言葉が喋れない2歳の男の子も、音楽が鳴ると手拍子を打って 合わせていました。人間は赤ちゃんの時から音楽が大好き。 みんなジャズが好きになってくれるといいですね。 ▶1st.stage…まず♪Tea For Two でステージ開始。 皆で一緒に♪ABC〜♪キラキラ星…英語と日本語が混ざります。 アクション♪幸せなら手を叩こう。次はじっくり聴かせる、 デズニーの世界から♪小さな世界、♪My Little Suede Shoes、 白雪姫から♪Someday My Prince Will Come。 英語で身振りのつく歌♪Head Shouldes Knees & Toes… チビッコたちはマヤさんの動きを一生懸命まねていました。 ▶2nd.stage…♪This Can't Be Love、♪Doxy、 ♪Old Mac Donald Had A Farm…「ファーマーの日本語って何? えっ農夫?それ難しい日本語でしょ?もっと易しいのないの? えっ、お百姓さん?難しいわねぇ」考えたらファーマーの 子供にも外人にも易しい日本語って、ないかもしれませんね。 ▶皆で♪ド-レ-ミの歌、マヤさん♪When You Wish Upon A Star。 マヤ作♪Grow Your Beauty…これはLUXのCMソングです。 アンコールはみんなステージに集まって♪となりのトトロ を元気良く合唱しました。 ▶3歳から参加している私の孫のレイくんも小学1年生になり 小学生になったらサッカーやら塾やらでいろいろ忙しくなり 昨日は1ヶ月ぶりに久しぶりで会いました。休憩時間に ピアノの周りに子供たちが集まって、レイくんピアノを披露。 すっかり上手になっていて、びっくりしました。 ▶今年もタカラ・トミーさんから、チビッコたちみんなに シャボン玉セットをプレゼントして頂きました。毎年どうも ありがとうございます。早くからリハーサルしてガンバッテ くれたミュージシャンたち、お疲れ様、どうもありがとう。 ▶さて今年のGWはどうしたことかしら。先日のチャリティー、 昨日の子供スペシャル、そして連日とも、例年よりお客さまが 少ない年で、お店の賑わいもイマイチ。地方から上京して来て くれる方もめっきり減ったようで…理由はわかりませんが。 各地の行楽地はどうだったのでしょう…なんとなく寂しい感じ が残った今年のGWでした。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.8 Wed リラックスして楽しんだ連休明け |
▶GWが明けて初日は、TOKU(vo,flh)、宮川純(pf) 井上陽介(b) 福森康(ds) さんのメンバー。連休明けでお客さまの入りは どうかしら、と思っていたのですが…TOKUさんのファンが しっかり聴きにいらしてくれました。昨夜は、年配の方が 多くいらっしゃって、このところTOKUさんファンの年齢層も 幅広く広くなってきました。良い事ですね。 ▶TOKUさんは当店に出演するようになって15年だそうです。 デビューが早かったので大変な苦労があったと思いますが、 ここで多くのミュージシャンと共演して、その努力が実って いるのだと思います。特に英語が出来る事が大きく役立った のだと思います。 ▶ジャズだけではなく様々な音楽分野の人との交流もあり、 TOKUさんならではの幅広い音楽性も身につけました。昨夜は 久し振りに陽介さんとの共演で、ご本人も楽しんでいました。 陽介さんも、普段やらないような曲を、若い二人の間に立って 一生懸命サポートされていました。 ▶1st.stage…♪Part-time Lover、♪I Can't Help It、 ♪Knocks Me Off My Feet…とスティビーワンダーの3曲。 インストでB.ゴルソン♪Stablemotes、S.ワンダー♪Over Joyed、 スタンダード曲♪Night And Day、S.ワンダー♪Whearboits。 ▶TOKUさんは、演奏曲の順番をあらかじめ決めないで、本番で その場の雰囲気で決めるスタイル。サポート陣は曲を聴いて 出だしで判断しなければなりません。慣れてないと大変です。 その陽介さんの対応がおかしく、でも素晴らしいベースなので 客席の笑いを誘っていましたよ。 ▶2nd.stage…次にリリース予定のCDに収められている曲の 初ライブを披露した♪Music Is The Key。 S.ワンダー♪You've Got It Bad Girl、渋い♪Body And Soul、 インストで♪I Love You、S.ワンダー♪Send One Your Love、 ベースとのデュオで♪Fly Me To The Moon。 ▶♪Kiss Of Life では、TOKUさんが歌の途中で陽介さんに 「I Love You」と。陽介さん「それはなしよ !! 」と返して 大笑いでした。アンコールはS.ワンダー♪My Cherie Amour。 連休明けの夜を、リラックスして楽しみました。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.9 Thu 将来が楽しみな若い才能たち |
▶オスカー・ピーターソンを敬愛し、タイトルにオスカーの 名前を冠するほどのアルバム《BANZAI OSCAR》の発売記念。 若く才能ある 二見勇気(pf) 寺尾陽介(b) 西村匠平(ds) さんの トリオを応援する方々が多数いらして、大成功になりました。 ▶当店初の出演で、ステージのはじまりは緊張しているのが 良く解りました。MCも緊張していたようで、最初に演奏する 曲を全部紹介してから、後は演奏に集中するステージでした。 3曲目くらいから皆さんいつもの調子が出てきたようで、客席 からは拍手や歓声が上がり、熱い店内になりました。 ▶カナダではまだ朝でしたが、当地にお住まいのオスカー・ ピーターソンさんの未亡人とお嬢さんがぜひ見たい、と ご希望があり、ユーストリーム配信で、2ndステージを中継。 世界は便利で狭くなりましたね。 ▶1st.stage…♪Cream Pie、♪Girl Talk、♪Happy Valentine、 バラード♪Nerness Of You、♪Take The Weight Train。 ▶2nd.stage…の初めでは、ユーストリーム中継のカメラに向かい 二見さんがご覧になってるだろうオスカーさんご一家に英語で ご挨拶。それから演奏に入りました。♪Take Off、♪Tricrotism、 ♪Rock of Ages、イントロがとても綺麗だった♪Body And Soul、 二見作♪Southern Island、そして自由への讃歌♪Hymn to Freedom。 アンコールは♪C' Jam Blues。いずれも気合いが入った演奏で、 とてもよくスウィングしていました。 ▶(私は知りませんでしたが)オスカー・ピーターソンさんは、 63年前のこの日、1950年5月8日、25歳の時に♪Body & Soul というアルバム・タイトルでデビューしたんだそうです。 二見さんも25歳で昨日5月8日に当店初出演…何か運命的な ものを感じたということでした。20代の若い才能あふれる ミュージシャンがまた出現し、将来が楽しみです。お陰様で CDの売上も上々で、発売記念ライブは大成功でした。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.10 Fri 素敵なジャズクラブらしい雰囲気 |
▶福井ともみ(pf)さんがリーダーで、彼女のオリジナル曲や アレンジ曲を演奏するユニット《福井ともみクィンテット》 メンバーは、俵山昌之(b)広瀬潤次(ds)岡淳(ts,fl)さん、そして 昨夜初参加した松島啓之(tp)さん。ともみさんの曲は初めての 演奏でしたが、少しのリハーサルでバッチリ。 ▶同じくフロントの岡さんとはとても相性が良く、2人が 刺激し合って演奏。一人が素晴らしいソロをとると、ともみ さんの歓喜の声が上がってお客さまも一緒に注目。素晴らしい メンバーに囲まれて、彼女が終始ニコニコしながら楽しそうに 演奏する姿がとても印象に残りました。お店も、客席の反応が 素敵な、ジャズクラブらしいいい雰囲気でした。 ▶1st.stage…トリオで♪You Are My Sunshine Of My Life、 フロントが加わりクィンテットで、ともみ作♪At That Moment、 ともみアレンジの♪春の小川…岡さんはフルート、松島さんは ミルトをつけたトランペットで吹きました。そして、 バラード♪Lover Man、♪The Way Look Tonight。 ▶2nd.stage…ノリの良い♪The Side Winder、 岡さんフルート松島さんミルトをつけて、ともみ作♪Landscape、 ともみ作アップテンポの♪314D、俵山作♪Bluesuite、 タイトルの通り夜中に出来た曲ともみ作♪Midnight、 アンコールは♪Cheek To Cheek。 ▶ともみさんを応援してくださっている方が大勢いらっしゃり 彼女が音楽に対して一生懸命精進している姿を嬉しそうにして 聴いていらっしゃいました。来月には、このあいだLAで録音 したアルバム「TOMOMI'S JAZZ Potpourri B」の発売記念ライブ、 来月19日(水)です。こちらも応援をよろしくお願い致します。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.11 Sat 説得力のある演奏はとても心地いい |
▶久々の《守屋純子セクステット》守屋純子(pf) 近藤和彦(as) 岡崎好朗(tp) 片岡雄三(tb) 納浩一(b)さんと、初参加のドラマー デニス・フレーゼ(ds)さん。ほんの一回のリハーサルで難しい 守屋さんのオリジナル曲を見事に演奏したのは感心しました。 ▶彼はドイツ出身で東京在住4年。日本語も話せる、とても 人柄の良い好青年で、このバンドで演奏出来ることを大層 喜んでいらっしゃいました。 ▶フロント三管は、今日本を代表すると言っても過言ではない 三人で、その音色もハーモニーも言うことなし。聴いてて、 とにかく気持ちのいいサウンドで、守屋さんの説得力のある 曲を久し振りに聴いて、このバンドと曲の良さが深く 感じられるステージでした。 ▶1st.stage…スタンダード曲♪I'll Never Smile Again、 近藤さんソプラノサックスで守屋作♪Departure、 トランペットをフィーチャーして守屋作♪Through TS、 トロンボーンをフィーチャーして♪For Daniel、 三管とドラムスをフィーチャーして♪Skyscraper、 4曲守屋さんの曲が続きました。 ▶2nd.stage…トランペットをフィーチャーして♪Miles Ahead、 A.C.ジョビンのボサノバ♪Zingaro はトロンボーンをフィーチャー ♪Another Side Of The Winner…タイトルに秘められているのは 徳川家康の苦悩。それが変拍子で表現されています。三管を フィーチャーして演奏されましたが、私の特に好きな曲です。 ▶B.ストレホーンの♪Daydream…出だしは三管で途中はアルト サックスをフィーチャー。W.ショーター初期の名作♪Black Nile アンコールは♪Mood Indigo。お客さまも私も、この気持の良い サウンドと演奏に大満足。皆さん、その余韻を大切にしながら 帰路につかれました。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.12 Sun 1カ月ぶりに歌えた浩子さん嬉しそう |
▶上品なサウンドとして定評ある 秋田慎治(pf) さんのトリオ、 坂崎拓也(b)加納樹麻(ds)さんに、ウィリアムス浩子(vo)さんを ゲストシンガーとして迎えた週末土曜日。実は浩子さんは、 1カ月ほど前、声帯が炎症を起こして急に声が出なくなり、 しばらくいろんな公演を休演して治療されていました。 ▶昨夜は、お医者様からようやく許可が出て歌うことができる ようになりました。楽屋では、イケメン揃いのトリオ三人が 関西ご出身のテーストで、浩子さんも久々に気分が晴れた ようで、笑いっぱなしだったようです。お客さまは、この 素敵な編成による音楽をお聴きになりに、激しい雨の土曜にも かかわらずいらっしゃって品のあるステージを楽しみました。 ▶1st.stage…ピアノトリオで秋田作♪Spead To The Sky、 お誕生日の方のリクエスト曲♪Night And Day、 ♪Summertime、秋田作♪Road To The Lord これは私の好きな曲。 浩子さん登場♪Poinciana、♪Tenderly、♪All The Things You Are。 ▶2nd.stage…ピアノトリオで♪Just Like It、♪Blue On You。 秋田さんが失恋した時に作った運命の日♪The Portion of Oct 28。 浩子さん登場♪My Romance、♪Love Me or Leave Me、 ♪Slylark、アンコールは♪Lulaby of BIrdland。 ▶秋田さんはこの4月にピアノソロのアルバム「CIRCLE」を リリース。これはジャケットのデザインから写真まで全て ご自身で作リ、曲も全曲オリジナルの力作です。そして今度、 車のコマーシャルにも出演するそうです。ジャズミュージ シャンが活躍するのは嬉しいことですね。慎治さんもこの トリオで演奏するのがとても嬉しいそうですが、皆さん 忙しいので、次回の当店出演は秋になります。 ▶浩子さんはすっかり回復したら、レコーディングに今度は NYに行きます。前作が話題ですから、これも出来上がりが 今から楽しみですね。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.14 Tue 素晴らしいので次回もブッキング |
▶NY在住ヒロノブさんの30代最後の誕生日、そしてデビュー 10週年の記念ライブ、メンバーは西藤ヒロノブ(g)秋田慎治(pf) 井上陽介(b)ジーン・ジャクソン(ds)さんの面々。この4人は、 みなさんNYでの生活経験があります。 ▶ステージはヒロノブさんのオリジナル曲の演奏がほとんど でしたが、まるでずっと前からレギュラーメンバーのような 見事なサウンドで、メンバーがみな、沢山の引き出しを持って いるのが良く解る演奏でした。 ▶実はこのメンバー、相談されて私が選び推薦したのですが… まだまだ私の耳は衰えていないな、と少し嬉しくなりました。 ヒロノブさんもこのメンバーに大変嬉しそうで楽しみながら 演奏されていました。お客さまもお祝いに遠路、熊本や大阪 からもファンの方がいらしてくれて…ありがたいことですね。 ▶ヒロノブさんは、ヨーロッパはもちろんアフリカや中近東 まで、さまざまな世界中を旅して、演奏しながら作曲して いますから、曲の中に色んな景色が感じられます。それが 女性にも人気がある秘密かもしれません。 ▶1st.stage…♪Golden Circle、♪Paku La Color、 7拍子の♪Milestones…ジーンさんの素晴らしいソロ入り。 ♪Ohana Song…今の僕があるのは家族が支えてくれたから、と。 家族はハワイ語で「オハナ」だそうです。 バークレー留学時代に作曲してデビューした曲♪The Remaining。 ▶2nd.stage…ソロのウクレレ演奏で♪A Coastal Flower、 ♪Message To You〜♪Happy Birthday をメドレーで弾きました。 井上さんエレベに持ち替え皆で♪TaSoGaRe、♪Alfie、 井上さんウッドベースで♪Gratitute。 ♪Reflection In The Wave、アンコールは♪ Formentera Sea。 (スペイン沖の島の海でしょうか…) ▶あたたかい素直な、気持の良いサウンドとメンバーで、 素晴らしい記念日になりました。あまり素敵だったので… 私のリクエストで、ヒロノブさんが今度帰国し、この メンバーが揃う秋、出演していただくことに決めました。 9月30日月曜日です。今から楽しみです。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.15 Wed 柔らかい音色に酔っているような店内 |
▶鈴木央紹(ts)若井優也(pf)佐藤ハチ恭彦(b)原大力(ds)さんの ワン・ホーン・クァルテット。鈴木さんのテナーはソフトで セクシーなので女性にも大人気です。昨夜も、客席には お一人でいらした女性の方が目立ちました。 ▶私は彼がソプラノサックスを吹いたのを初めて聴きました。 ソプラノ・サックスはややもすると音が明る過ぎてうるさい 感じになる場合も多いのですが…そこは鈴木さん、この音色も とても綺麗で柔らかく、落ち着いた美しい音色でした。 ご本人は、気に入った音を出すのが難しい、とおっしゃって いましたが、なかなかどうして心地よい音色で素敵でしたよ。 ▶1st.stage…♪Every Thing I Love、 テナーとソプラノ持ち替えながら吹いてバラード♪Laura T.モンク♪Work、バラード♪You Go To My Head、 D.ガレスビー♪Groovin' High…若井さんのピアノソロが やたらカッコ良くて、メンバーもニンマリ !! ▶2nd.stage…ソプラノサックスで♪Moon and Sand、 テナーに持ち替えベースをフィーチャーして♪Golden Earrings、 バラード♪Blame It On My Youth、J.シャーリング♪Conception、 アンコールは♪Things Ain't What They Used to Be(昔はよかったね) ▶女性の皆さん、静かに心地良いサウンドに浸って酔って いるような店内の雰囲気でした。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.16 Thu もやもやしたギャップを感じた一日 |
▶毎夜さまざまな職種・職業・分野…の方がお客さまとして お店にいらっしゃいます。その中に「俺のフレンチ」「俺の イタリアン」などユニークな飲食店をチェーン展開されている 社長さんが、ジャズに興味を持たれて以来、時々いらっしゃる ようになり、昨日は彼の銀座のお店「俺のイタリアンJAZZ」 にご招待を受け体験してきました。 ▶同じくウチのお客さまで、絵を描いてる方の展覧会が近くに あったのでまずそちらへ、と行ってみると「女の力」と題した 女性画家だけの展覧会で盛況でした。3時すぎにそこを終え 「銀ブラ」がてら歩いていると、4時の開店を待つお客さまが 列を作って…こちらはJAZZのない「俺のイタリアン」でした。 ▶さらに歩いて行くとありました。JAZZライブをやっている 「俺のイタリアン JAZZ」。4時になるとそこも一瞬にして 満席になり、立ち席で飲んだり食べたりする人もいるうちに 生演奏が始まりました。ウチにも出ている福井ともみさんの トリオでした。 ▶ステージ周りにはJAZZを聴きたい方が陣取り、20分ほどの 演奏を4回するそうです。お店は超一流のシェフが何人もいて 美味しい料理を低価格で提供されてるのにも驚きました。銀座 8丁目に7軒の「俺の…お店」があるそうです。近くにある 「俺の割烹」にも行ってみてきましたが、そこにもピアノが あって福井ともみトリオが掛け持ちで演奏しているようです。 ▶私は、ただただジャズが好きでクラブを始めただけですが この業界にもいろんなやり方や情熱があるのですね。その 社長さんは、とても穏やかな方でミュージシャンにも優しく 接してらっしゃって、その姿にも感服いたしました。 ▶彼の講演会にも同行させて頂いて、全国から集まった中小 企業の社長さんらを前に、経営の話をされるのを聞きました。 自然な話し振りで、彼の「2勝10敗の人生」を聞き、とても 勉強になりました。 ▶いろいろと考えさせられながらお店に出ると、こちらは 《BASS TALK》鈴木良雄(b) 野力奏一(pf) 岡部洋一(per) 井上信平(fl)さんの2ステージ目。演奏はもちろん、お店の 音響も素晴らしいのですが…さっき見てきた3軒のお店と 比べて、聴き手があんまり少ない寂しさに、また考えさせら れました。よくわからないのですが(カルチャーショック?) とにかくいろんなギャップを感じた、そんな一日でした。 ▶2nd.stage…♪Eastern Town、♪Fairy Dance、 ♪Happy Anniversary、K.ギャレット♪Lucky Southern。 アンコールはお誕生日のお客さまに♪Your Birthday。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.17 Fri 明るく楽しい演奏に女性客の多い店内 |
▶スティール・パン ジャズ奏者の第一人者トニー・グッピー さんと 丈青(pf)坂井紅介(b)藤井摂(ds)さんのトリオは、夕方 から生憎の大雨が降り出し、客席は少し寂しかったですが、 ご予約されたお客さまは、しっかりやってきてくれました。 ▶トニーさんはこの楽器で、どんな曲も自分のものにされて いて、演奏はもの凄くスウィングします。しかも演奏をとても 楽しんでされますから、バックのトリオも楽しそうです。皆が 彼の音楽性を尊敬しているのがよく分かります。 ▶柔らかいサウンドのせいか、お客さまは女性が多いですね。 トニーさんが日本語でMCをすると、客席の女性が英語で返す 面白い一幕もありました。ジャズが大好きでドイツから出張で 一時帰国された方々もいらしていて、スチールパンの上手さと 全体の音楽のバランスの良さにとても感心されていましたよ。 ▶1st.stage…♪Nardis、J.ヘンドリックス♪Foxey Lady、 7拍子の曲♪Seven For Twelve、S.ワンダー♪Ribbon In The Sky、 J.ブラウン♪I Feel Good。 ▶2nd.stage…K.ギャレット♪Sing A Song Of Song、 T.モンクの♪Rhythm-A-Ning をカリプソ・スタイルで演奏。 トニー作♪Crying Skies…とてもロマンチックな曲でした。 ♪Moon and Sand、リズムがスリリングな♪Nothig Personal、 アンコールは H.シルバー♪The Preacher。 ▶レパートリーも豊富で、よくスウィングするサウンドに、 楽しい時間を過ごしました。皆さんがお帰りになるころには 雨は小降りになっていました。この楽器は、見た目以上に ものすごく重いのですが、トニーさんはいつも背中に背負って 電車で移動しています。背中や腰を悪くするのでは、と心配。 数少ない楽器の奏者で素晴らしいミュージシャンですからね。 気をつけてくださいね。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.20 Mon 【レイくん運動会とピアノ発表会】 |
いつもここを訪れてくれて、ありがとうございます。 私は、土曜日は孫のレイくんの小学校初の運動会。 日曜日は、レイくん春のピアノ発表会、で 二日間、朝から一日中、孫と過ごしていました。 金曜《SOLODUO》のギラさん、 土曜の真由子クァルテットの、レポートのアップが 遅れています。ご了承ください。 さぁ、がんばって書かなくっちゃ。 ----------レイくんの運動会------------ ▶土曜日は、このあいだ小学校に入った、孫のレイくんの、 はじめての運動会でした。私は朝6時に起きて、レイくんの 好きなチキンとハンバーグ、おかかと昆布のおにぎりを作り フルーツの盛合わせを入れたら、お重が4段にもなりました。 レイくんと一緒に外でお昼を食べるのは久しぶりなのです。 ▶運動会は9時開会式〜3時の閉会式まで。場内アナウンスを するのも、それなりの格好をした応援団が出てパーフォマンス するのも、幼稚園の運動会とはやっぱり違います。でも、 紅組・白組の獲得点数に一喜一憂して黄色い声で騒ぐ姿は、 まだまだ可愛らしいちびっ子たちですね。 ▶レイくんは、80m徒競走、玉入れ、綱引き…そしてリレー の選手に選ばれて出ました。徒競走ではフライングのミスで 2着。自信があったのに、ととても残念がっていました。 リレーでは、4組中の1等賞で得意げで、嬉しそうでした。 ▶そうそう、小学校は世田谷区ですが、ハーフのお子さんが 多いのには、驚きました。同時に、みんなが変わらず仲良く している姿を見て、とても微笑ましく感じました。 グランドの周りには、2重3重に父兄たちが取り囲み、 皆さん撮影に一生懸命なのですが、遠くから同じような格好 をした大勢の子供たちの中から、ご自分のお子さんを見つけ 出すのが大変です。 ▶私も最初は、レイくんを探すのに一苦労でした。でも… レイくんは一人、真っ赤なソックスを身につけていました!! 後で聞いたら意図したわけではないそうですが、ホントに 助かりました。後ろの方から「鈴太郎くんのソックス、 目立っていいわねぇ」なんて声も聞かれましたから、来年は カラフルなソックスを履いた子が多い運動会になるかも しれませんね(笑)このブログを読まれた方、ご参考までに。
←スタートでフライング・ミス
←腰振りダンスと玉入れ(チェッコリ玉入れ) ----------レイくんのピアノ演奏---------- ▶日曜日はピアノの発表会。レイくん、発表会での演奏は 3歳の時からだから今年で3年目。春と秋、2回やりますから もう6回目の発表会になるかしら。今年も世田谷公会堂で 行われ、このあいだまで一緒だった幼稚園時代のお友達が 大勢、お花やプレゼントを持って応援に来てくれました。 ▶今年の演奏曲は、ピアノ練習曲の定番、ベートーベンの ソナチネ6番ヘ長調、第一楽章と第二楽章でしたが、 大きなミスもなく、あがることもなく、一年前と比べて、 長足の進歩にびっくりしました。ウチのお店でプロたちが 弾く姿を見ているせいでしょうか、弾く姿もなかなかサマに なっていました。お友達たちに「レイくんカッコいいーッ!!」 と言われて、ちょっとテレていましたが… ▶まだ全員が終わらないのに、着替えるとすぐ近くの公園に 飛び出して行って、みんなでサッカーです。相変わらず、 サッカーのことは一時も頭を離れないようです。 「レイくん上手かったよ、大きくなったらどうするの?」 「うん、ピアノが弾けるサッカー選手になるんだ」です。 ▶次の目標は、モーツアルトのトルコ行進曲を弾きたい、 ということですが、まだ手が小さくてオクターブに届かず、 早く弾けるようになりたいそうです。いろんな夢が、いま はじまったばかり。夢が叶うといいですね。(ちなみに今、 彼はサッカー教室にも通って多忙な毎日を送っています)
←今年のレイくんの演奏 (今年は私がiPadで録りました、撮影ヘタでごめんなさい)
←ちなみに去年5月のレイくん(一部抜粋) |
|
2013.5.20 Mon 大盛況の《SOLODUO》発売ライブ |
▶金曜夜は、楽しい楽しい《SOLODUO》CD発売ライブ。 芸達者たちの愉快なパフォーマンスのステージは、文章では とても表現出来ません。いつも本当に悔しく思います。 ▶中島徹(pf) さんのピアノが1本、そしてギラ・ジルカ(vo) 矢幅歩(vo)さんのヴォーカル。リズム「楽器」は北村嘉一朗 (voice percussion)さんの声、時に、色んなシリーズで物まねの パフォーマンスが入って盛り上げます。 ▶パフォーマーたちのコミュニケーションが絶妙で、ボケと 突っ込みの間もタイミングも抜群。もちろん、音楽的にも 素晴らしく、沢山の引き出しからいろいろ飛び出してきます。 ステージの運びもショーアップぶりも、本当に筆舌に尽くし がたい…来て・観て・聴いて・いただくしかありませんね。 ▶1st.stage…♪Love、♪It Don't Mean A Thing 、♪Overjoyed、 ギラ作♪Drinkin' My Tea、♪My Favarite Things、 ♪Country Road。 ▶2nd.stage…♪Suddely A Love Story、♪I Love You、 ♪Moody's Mood For Love、♪Boy from Ipanema、 ♪上を向いて歩こう。ここで声の物まねシリーズ…旧い洗濯機、 乗り物シリーズは新幹線、飛行機シリーズは色々な国の案内 アナウスが入って、店内大爆笑。最後はロケットで宇宙に行き 物まねシリーズがひと通り終ると… ▶音楽に戻って♪Spinnig Wheal、大変愉快で面白い ♪3年目の浮気…ここでギラさん「これで終ったら夢見が悪い」 とアンコールに♪Spain で気持よく締めくくりました。 お店は、今年はじめてとも言えそうなくらい大賑わいで、 片付けが終ったら2時を回っていました。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.20 Mon 楽器を持ち替えてジャズ好きを魅了 |
▶週末土曜の夜は私の大好きなバンドのひとつ、真由子さんの クィンテット、片倉真由子(pf) 佐藤ハチ恭彦(b) ジーン・ ジャクソン(ds) 浜崎航(ts,fl) 山田拓児(as,ss,bsc) さん。ジャズ ファンの琴線に触れるグループです。 ▶真由子さんのMCも解りやすくて、とても好感が持てました。 ▶1st.stage…(ts)と(as)をフィーチャーして♪Skylark、 ♪Serene では山田さんバスクラ、浜崎さんがフルートを、 真由子作♪まだ題名のない曲では、浜崎さんがテナーを 山田さんがソプラノサックスを吹きました。 ♪How Long Has This Been Going On? ではバスクラとフルート。 ▶R.グラスパーの♪L.N.K Blues…真由子さん初演奏の曲で事故が 起こるかもしれませんよと前置き。途中で小さな事故が起きて 皆で大笑い。これもライブジャズの楽しさですね。ちなみに ちょっとした演奏ミスを、ミュージシャンは事故と言います。 ▶2nd.stage…浜崎さんソプラノサックスD.エリントン♪Jump For Joy ♪Sun Flower、♪8th Street はテナーサックス&ソプラノサックス。 バスクラとフルートをフィーチャーして♪It's Magic、 ♪The Jody Grind はテナーとアルトサックス。アンコールは ♪Come Sunday をピアノとテナーのデュオで。 ジーンさんのしっかりしたドラムが力強く縁の下でサポートし それが皆の信頼となって…素晴らしい演奏でした。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.21 Tue 新曲も披露された福田トリオ |
▶ここしばらく「雨男」ではありませんでしたが…昨夜は 久々の雨。しかも週初めの月曜日です。お客さまはいらして くれるかしら、と心配でしたが、福田トリオのファンの方が いらしてくれました。 ▶福田重男(pf)上村信(b)奥平真吾(ds)さんのトリオ。湿気の 多い日は楽器、特にピアノとベースの鳴りが悪くなるのですが そこは弾き手の腕です。ピアノもベースも良く鳴っていました。 ご本人は弾き苦しいかもしれませんが、聴いている者にとって いつもと変わらない、いい音で聴こえましたよ。 ▶1st.stage…♪Nobody Esle But Me、♪Fascnating Rythm、 福田作♪Rechel's Lement、雨の夜で…♪Here That Rainday。 ピアノトリオの演奏としては珍しい♪Side Wainder。 ♪I Didn't Know What Time It Is。 ▶2nd.stage…T.モンク♪Eronel、C.コリア♪Finger Prints、 H.アーレン♪Night Where We Were Young(若かりし頃) 福田作♪You Can Take You Can Give、バラード♪So in love、 福田作名曲♪Go Ahead Nigel、アンコールは ♪Someone To Wach Over Me。気持の良いピアノトリオの 余韻の中で外に出ると、雨は小降りになっていました。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.22 Wed 長いブログで恐縮ですけど… |
▶クーラーのスイッチに手が伸びそうな(ウチのエアコンは まだ暖房設定ですが)汗ばむような陽気の昨日、ジャズに 浸るにはとてもいい夜なのに、そして大野えり(vo)さんと 若井優也(pf) 米木康志(b) 原大力(ds)さんのトリオという 素晴らしいステージなのに、客席が寂しくて、とても残念。 ▶ビジネスとして考えたら(えりさん、気を悪くしないでね) 大赤字です。でもですね、ちょっと長くなって恐縮ですけど 今日はひとこと言わせていただきます(笑) ▶某大物演歌歌手がジャズを歌ってみたら売れたというので NYの有名ジャズクラブに出たり、某元童謡歌手が「ジャズ・ アルバム」を出して日本の誇るジャズとして話題にしたり、 某元アイドル歌手がジャズフェスのパンフの表紙を飾ったり… (もちろんご本人の意図というより、それでお金儲けを企む 人たちが裏で仕掛けているのがわかっているだけに) 私は、本当に恥ずかしくなってしまいます。 ▶確かに歌は上手いです。それなりにテクニックもあります。 でも違うのです。ジャズをジャズたらしめている4ビートの ビート感・グルーブ感・スウィング感・スピード感…それらが、 見よう見まねで一朝一夕に身につくなら苦労はしません。 肉体で言えば、筋肉が覚えた基礎体力というのでしょうか。 基礎から勉強して、長年この世界で生業(なりわい)として 歌いつづけて、人生の一部として徐々に身につき、身体に 染みこんでいくものです。 ▶英語の歌詞にしたって、昨日・今日のカタカナ英語が、 ネイティブの人に違和感なく受け入れらるんでしょうか。 歌詞の内容をどこまで深く理解して唄っているのでしょう… 心にまで届くでしょうか。「これが日本のジャズ」として、 世界に通用するかしら。少なくても、私の知るNYのジャズ・ ミュージシャンたちの間で、話の端にものぼって来ません。 ▶ファンの方が楽しむのに、何か言うつもりはありません。 どんな音楽を楽しむのも人それぞれでいいと思います。でも ジャズと銘打つ以上は、ジャズであってほしいのですよネ。 さて、えりさんは、世界に出しても恥ずかしくない、日本で 数少ないジャズ・シンガーの一人だと私は思っています。 昨夜も、それを再確認できるステージでした。 ▶1st.stage…♪Just in Time、♪So Many Stars、 ♪Blackbird〜Bye Bye Blackbird…スキャットが抜群に カッコよかった !! えりさんには珍しい♪Waltz for Debby、 私の好きな、えり作♪In Time Of Silver Rain、 D.エリントン♪Mood Indigo。 ▶2nd.stage…♪Old Devil Moon。恋をすると涙と溜め息が 出るけどそれは本当の恋ではないと歌う♪This Can't Be Love、 D.エリントン♪Prelude to a Kiss、 ボサノバ♪One Note Samba、ミュージカルから ♪A Sleeping Bee。♪Good life、♪I'll Seeing you。 ▶えりさんのMCは、これから何を歌うのかユーモアを交えて 話してくれますから、説得力も違います。素晴らしい歌に、 現場からfacebookにツィートするジャズ好きのお客さまも。 海外勤務から帰国して、自宅に素晴らしいオーディオ装置を もっている方も、やっぱりジャズはライブが最高、しかも ここの音も演奏も素晴らしい、とお褒めいただきました。 ▶先日の「大震災チャリティー」で初めて、えりさんを 聴いた方も、聴きにいらっしゃいました。本当に、ぜひ 聴きに来ていただきたいえりさんのステージ、次回は、 7月11日木曜日です。お待ちしています。
←当夜のスナップ写真(写真2は石井仁士さん提供) |
|
2013.5.23 Thu ステージは女性、客席は男性客… |
▶俵山昌之(b) さん率いる女性奏者三人の《Tower Station》 福井ともみ(pf) 藤井学(ds) 市原ひかり(tp,flh) 纐纈歩美(as,ss) さんの昨夜は、男性のお客さまがとても多い店内でした。 先月、ユニット名を冠したアルバムが発売され、その宣伝が 効いてきたのかしら。 ▶歩美さんは、昨日フランス・ツアーから帰国したばかり。 心配されたお母様が、名古屋から成田に迎えに出てらしたと お嬢様の演奏を聴きにお店にもいらっしゃいました。 ▶ひかりさんも、イタリアの演奏旅行から帰国したばかりで またすぐ行くようです。ともみさんは、LAでレオン・ チャンクラーとレコーディングしたピアノトリオのCDが発売 されます。ジャズの世界も、女性の活躍が目覚ましく なりましたね。刺激されたのか、男性だって… ▶俵山さんが、この夏、ブラジルに演奏旅行に行きます。でも 地球の裏側ですから30時間は掛かるので大変そう…と。日本の ミュージシャンがいろんな国に行って活躍するのは、とても いい事だと思います。いろんな刺激を受けて、新しい何かが できる可能性も増します。若い方が羨ましい限りです。 ▶1st.stage…俵山作♪Morning In Rio、 C.コーマン♪Brasilified、 俵山作♪風の詩、ともみ作♪トリポリの朝食 、 フロントの二人の楽器が良く歌ったS.メンデス♪So Many Stars、 俵山作♪Tower Samba …はとっても楽しい曲です。 ▶2nd.stage…俵山作♪Night Flight、♪そよ風、 J.ジル♪ベイヤー生まれ、俵山作♪Sunrise、♪すばらしき夢、 イントロに東洋的なベースソロが入る♪Oriental Walk、 B.パウエル♪Berimbau、アンコールは俵山作♪The Peace Song。 ▶フロントの二人は曲によってアルトとソプラノサックスを 持ち替えたり、トランペットをフリューゲルホーンに替えたり ともみさんはここではエレキピアノですが、ピアノも1曲。 どの曲も、メロディーもリズムもよく聴こえてきました。 自分の曲を女性三人が演奏するユニットを率いるなんて、 俵山さんもなかなかやりますよね。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.24 Fri ひと回り大きくなって帰国 |
▶NYから一時帰国ツアー中の 海野雅威(pf) さんと、吉田豊(b) 加納樹麻(ds) さんのトリオの 2 Days、その第一日目。会って 一目見て、背丈も伸びて、髭もはやして…5年前に当店に 出てたころはまだ少年の面影もあったのに、すっかり大人の 男性になられていました。プレイも容姿も、ひと回り大きく なったように感じました。 ▶前回の帰国時は、ジミー・コブさんのバンドのピアニスト として日本ツアーに参加されましたが今回は、お気に入りの 仲間とトリオを組んでの日本ツアーです。当店が、いわば 日本のホームグラウンドなので、2Days 企画になりました。 ▶彼はNYに移り住んで5年。しっかりしたポリシーを持って 音楽生活を送っていて、今はグリーンカードも取得でき、 多くの先輩ミュージシャンから可愛がられ、多くのことを 吸収し学んだようです。 ▶NYで初めて仕事で演奏したのは、ピザ屋のレストラン。 ギャラは20ドルとピザだったそうです。でも嬉しくて、その ピザの味が美味しくて、今でも忘れられない、とのことです。 それからレストランの仕事が毎週入るようになったそうです。 その間、色んなバンドを聴きに行き、ミュージシャンとも 交流するようになり仕事も回ってくるようになったそうです。 ▶昨夜の演奏は、気負うこともなく、三人の息もよく合って よくスウィングしていました。応援に来てくれたお客さまも、 みなさんジャズ好き。熱心にお聴きになっていました。CDも 沢山お買い上げいただいて、素晴らしい帰国ライブ一日目。 二日目の今夜も、賑わいそうです。 ▶私は、多くのお客さまで大変忙しく演奏曲名をメモできず 海野さんに書いてもらうはずでしたが…久しぶりの帰国で ファンの方と話したり、大の仲よし片倉真由子さんが聴きに いらしていて、ワインを飲みながら話が弾んだようで、 そのままになってしまいました。 ▶演奏曲名は、とりあえず省略です。スタンダード曲のほか、 オリジナル曲も披露されたのですが、まだタイトル未定の 曲も多いそうです。このツアーの最後に NHKのライブ録音が あるということで、それまでに曲名をつけなければ…と。 (今夜は、ステージ前に演奏曲を聞いておかなくっちゃ)
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.24 Fri ちゃんと英語でピアノを弾いている… |
▶海野さんの帰国ツアー 海野雅威(pf) 吉田豊(b) 加納樹麻(ds) さんのトリオの2日目。一昨日とも連日いらした方もいて、 お店は熱気に包まれました。若い学生さんから60代70代の 幅広い年齢層のお客さまに囲まれたステージです。 ▶昨夜は多くのミュージシャンたちも訪れ、彼の成長ぶりを 熱心に聴いていらっしゃいました。秋田慎治(pf) 海老沢一博(ds) 河村秀樹(ts) 横山和明(ds) 阪口拓也(b) 伊藤君子(vo) さん…。 演奏は、とにかくとても良くジャジーにスウィングします。 ピアノを、ちゃんと英語で弾いている、そんなスウィング感が しました。やはりNYで揉まれていると違います。 (以下演奏曲名は、昨夜は海野さんが書いてくださいました) ▶1st.stage…海野作♪B♭ Blues、♪Bird Bath、 スタンダード曲♪East Of The Sun、海野作♪まだ無題のワルツ、 バラードをメドレーで♪Amazing Grace〜♪Hard Time〜 ♪Little Girl Blues…とても綺麗なピアノタッチでした。 D.エリントン作♪Come Sunday。 ▶2nd.stage…♪I've Got You Under My Skin、いらしていた 海老沢さん河村さんを呼出して♪Speak Low。 オリジナルトリオで、海野作美しい♪題名のないバラード、 海野作♪Trouble Ain't Always Bad、スタンダード曲♪My Ship、 J.カーン♪All The Things You Are。アンコールで伊藤君子さんを 呼び出して♪Summertime 。トリオでもう一曲、沢田研二さんの ♪君を乗せて…演奏を聴いていると日本の曲とは解りません。 それくらいジャジーにスウィングしていました。 ▶海野さんはハンク・ジョーンズさんを尊敬していて、生前は 彼の自宅によく遊びに行かせてもらっていたそうです。彼が 亡くなった日にも行っていて、永眠を看取ったそうです。その お話を聞き、私は感慨無量になりました。 ▶現在彼は、レギュラーでウィナード・ハーパー(ds)のバンド (彼は当店に出演したこともあるB&Sファミリーの一員です) ジミー・コブ(ds) さんのバンド(彼も大のB&Sファミリー)の レギュラーピアニストにもなって活躍しています。 ▶海野さん、大勢の方に聴いていただけてよかったですね。 そしてトリオの皆さん楽しい2日間をありがとう。この後の ツアーも最後まで身体に気をつけてくださいね。そうそう 6/4のNHKのセッションまでに、いい曲名をつけてくださいね。 私は、早くも来年の帰国ツアーが楽しみになりました。
←当夜のスナップ写真 (スタッフも写真を撮るヒマがないほど超多忙でした) |
|
2013.5.24 Fri 【Voices of Hope 3 義援金のご報告】 |
▶5月3日に行われた第3回東日本大震災チャリティーライブ 皆様からお預かりした 浄財の合計は¥300,000 になりました。 プロデュースしご尽力されたベーシスト中村健吾さんと ご相談し義援金として、宮城県と岩手県の震災孤児・遺児の 子供たちに贈らさせていただきました。 ▶ご来店しご協力いただいたお客さま、快くご出演くださった 中村健吾(b) 若井優也(pf) ジーン・ジャクソン(ds) 山口有紀(vo) マヤ・ハッチ(vo) 青木さおり(mezzo soprano) 大野えり(vo) チャリート(vo) Ema(vo) リレット(vo) 川井佐知子(soprano) ギラ・ジルカ(vo) 伊藤君子(vo) さん、ご協力くださった方々… どうもありがとうございました。健吾さんご苦労さまでした。 ▶来年も、「Voices of Hope」を子供たちに届けることが できますように!
←宮城県知事さんからのお礼状と領収書
←岩手県知事さんからのお礼状と領収書
←ご報告の店内ポスター |
|
2013.5.26 Sun NYの香り漂う洗練されたサウンド |
▶久々の【BODY&SOUL Special】はマイク・モレノ(g)さんと ジョン・カウハード(pf) マット・ブリューワー(b) アリ・ ホーニッグ(ds)さんの《マイク・モレノ・クァルテット》 アリさん以外は当店初出演。少し心配していたのですが 客席は、おかげさまで満席に埋まりました。 ▶というのも、この時期、ブルーノート東京やビルボードに ギタリストのビッグネームが来日公演していているからです。 客席には若い人が目立ちましたが、お年を召した常連さんも 多数いらしてくれて「NYの今」のサウンドを楽しみました。 ▶オリジナル曲が多かったのですが、スタンダード曲も 音色が綺麗で、テクニックも光っていました。足元を見ると ギターアンプが2台使われていました。ピアノトリオの 素晴らしいサポートでバランスもよく、特にドラマーの 演出がよく効いた気持ちのよいサウンドでした。 ▶ステージの終わり頃には、ブルーノート東京で公演中の パット・メセニーのバンドのメンバーがやってきました。 みなさんお友達で、演奏はされませんでしたが、東京での 再会を写真に撮ったりして楽しまれていました。 ▶昨夜も忙しくて、演奏曲をメモできませんでしたが… スタンダード曲は、♪Time for Love、♪But Beautiful、 ♪Airegin…が演奏されました。アンコールには ♪Body And Soul を心を込めて演奏してくださいました。 ▶往年のジャズ・ジャイアンツが今ほとんど天国に召されて しまいましたが、ジャズミュージシャンが世界中から集まる NYは、若い優秀な人たちがどんどん出現しているんですね。
←当夜のスナップ写真 ▶P.S. 当夜の演奏曲名が届きました。 1st.stage… ♪Spinning wheel ♪The 5th element ♪Isotope ♪A time for love ♪New tune in 7/4♪Milagre Dos piexes 2nd.stage… ♪The mariner ♪The 5th element (1stとは別アレンジで) ♪Airegin ♪By myself ♪Condola ♪Mantra #5 ♪(アンコール) Body And Soul |
|
2013.5.28 Tue ジャズのエッセンスがつまった演奏 |
▶松島啓之(tp) 山田穣(as) 今泉正明(pf) 上村信(b) 広瀬潤次(ds) さんのクィンテットは、皆さん40代半ばにさしかかって、今 一番脂の乗っている五人の仲間です。演奏は、緊張感に充ち 良くスウィングするストレート・アヘッドなジャズで、 ジャズの醍醐味そのものです。 ▶先週末から3日間もイベントがあったせいか、しかも月曜日 とあって客席は寂しかったのが残念ですが、熱烈なジャズ ファンに囲まれて期待以上の熱演にお客さまは皆さん大喜び。 贅沢な時間を味わいました。 ▶たまたま新聞の取材があって私にインタビューに訪れていた 方も最初から最後まで聴き惚れてしまったほどでした。皆さん 帰りぎわには口を揃えて「素晴らしい演奏をありがとう」と 言い残してお帰りになられました。 ▶1st.stage…出だしの音からハッとさせられた ♪You Are My Everything。♪Con Alma 、 アルトサックスをフィーチャーしたバラード♪Soul Eyes、 可愛いらしい曲♪All Goods Children Got Rythm(神の子は皆踊る) ▶2nd.stage…♪Blues Like This、 B.ハッチャーソン♪The Little Stone of All、 トランペットをフィーチャーしたバラードJ.ガーシュインの ♪I Loves You Porgy…情感がよく表現され,、こんなに切なく 楽器が歌うこの曲を、初めて聴いた感じでした。 アップテンポのN.アダレイ♪Teaneck、 アンコールは♪Like Someone In Love。 ▶お客さまが少ないのが残念で、熱演するミュージシャンには お気の毒でした。でも心に届く素晴らしい演奏をありがとう。 お疲れさまでした。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.29 Wed オリジナル曲が活きる綺麗なサウンド |
▶土岐英史(as) さんのレギュラークィンテット市原ひかり(tp) 秋田慎治(pf) 坂井紅介(b) 井上功一(ds) さんの昨夜。土岐さん とは長いお付き合いですが、何年か当店の出演から遠退いて いて今年に入ってからこのユニットのことを知らせていただき 昨夜はその2回目の出演でした。 ▶ステージはほとんど彼のオリジナル曲ですが、メロディーも リズムも素敵で歌心のあるフレーズが心地よく言うことなし。 オリジナル曲は凝ったことをやる人が多いのですが、土岐さん の場合は心にスーッと入って来る素直な曲で聴きやすく、 でも表情豊かな曲です。ひかりさんとの相性もとてもよく、 若い彼女を抜擢した土岐さんのセンスもいいですね。 ▶1st.stage…♪Cminor、♪Dear E 、ひかりさんのフリューゲル をフィーチャーした♪Lady Traveler …は、ゆったりとした メロディーがとても心地よかったです。♪Picasso's Holiday… 出だしからワクワクするリズムがカッコ良かった。 ♪One More Question…ベースソロが入りました。 ▶2nd.stage…♪Afternoon、 スタンダード曲♪It Could Happen To You、 ♪After Dark 、♪The Right Time、♪Ma- Ta-Ne 、 アンコールは聴きにいらしていた今陽子さんを呼出して ♪Love For Sale と、インストでM.ローチの♪Lonesome Lover。 ▶メンバー皆が楽しく演奏している素敵なステージに、 店内が温かい空気に包まれた気持の良い夜でした。終演後は 土岐さんのファンで当店のお客さまと、ワインを飲みながら 六本木時代の土岐さんの思い出話に花が咲きました。次回の 土岐さんの出演は、皆のスケジュールを合わせて秋です。 ファンの方だけでなく、皆さまぜひいらしてくださいね。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.30 Thu 温かい空気に包まれた店内 |
▶《HOT CORNETS》の3枚目のアルバム「All of Me」 発売記念ライブは、コルネットの音色のように店内が温かい 空気に包まれました。木幡光邦(cor,tp,vo) さんと宮崎信義(g) 竹中俊二(g) 中村健吾(b) さんの《HOT CORNETS》は結成して 6年、ベースが健吾さんに替わって3年が経ち、健吾さんは 前回のアルバムから参加しています。 ▶バンド名通りのHOTなサウンドで、日頃のストレスも 吹っ飛んで幸せな気分になれます。メンバー全員の優しい 人柄が出ているのでしょう。いらしたお客さまも、初めから 終わりまでゆったりとした時間を過ごし楽しまれました。 ▶1st.stage… ♪In A Mellow Tone、♪Rhythm -A-Ning、 ♪Willow Weep For Me、♪Dinah、♪Over The Rainbow、 ♪Oh! Lady Be Good、♪Straight No Chaser。 ▶2nd.stage… ♪It Had To Be You、♪It's Allright With Me、♪All Of Me、 木幡作♪コブタノサンバ…はとっても可愛い曲。私が リクエストして、木幡さんと客席にいらした奥様とで デュエットしていただきました。♪Five Pennies、 ♪I'm Confessin That I Love You。アンコールは 木幡さんと宮崎さんとで♪また逢う日まで を歌われました。 ▶今日からこのCDを持って皆なでツアーに出ます。東北地方 にも行く予定だそうですが、被災された方々がこのサウンド をお聴きになったら、きっと優しいサウンドに心打たれ、 癒されるに違いありません。気をつけて行っていらっしゃい。
←当夜のスナップ写真 |
|
2013.5.31 Fri 録音の日程も決まって張り切る10人 |
▶念願かなって7月に2枚目のアルバムのレコーディングを することになり、10人が団結して張り切って準備している 今月の《フロントページ オーケストラ》 ▶10人ですからスケジュール合わせも大変ですが…7月の22・ 23がスタジオ入りです。三木さんは、それに合わせて譜面を 書き直したり、いろいろガンバッテいるようです。ほんの ちょっとしたことで、より良くなるのがアレンジですから。 でも10人分の譜面ですから一苦労。その努力の結果が10月に 出ます。そして発売と同時にツアーです。ホームグランドの 当店としても今から成功を祈らずにはいられません。 ▶1st.stage… ♪Stop And Go…イントロ福田重男(pf)ソロ三木俊雄(ts)奥村晶(tp) 浜崎作♪Suspent…ソロ浜崎航(ts)福田重男(pf)松島啓之(tp) ♪Escher's Vision(騙し絵)…ソロ山岡潤(euph)近藤和彦(as) ♪Matilda…ソロ片岡雄三(tb)福田重男(pf)三木俊雄(ts) ♪East Plain…ソロ松島啓之(tp)浜崎航(ts)福田重男(pf)柴田亮(ds) ▶2nd.stage… ♪Papillon…ソロ浜崎航(fl)上村信(b)片岡雄三(tb) ♪By Any Means Necessay…ソロ松島啓之(tp)三木俊雄(ts) 福田重男(pf) ♪If I Told A Lie…ソロ片岡雄三(tb)近藤和彦(as)上村信(b) M.ナシメント♪Tarde…ソロ山岡潤(euph)福田重男(pf) ♪Quantum Leap…ソロ奥村晶(tp)三木俊雄(ts) 浜崎航(ts)柴田亮(ds) アンコールは旧いスタンダード曲♪Time On My Hands。 ▶来月の最終木曜日は、レコーディング前のステージです。 録音前のナマ演奏をぜひお聴きいただきたい、と10人全員が、 皆さまのお越しをお待ちしています。
←当夜のスナップ写真 |
|
|