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 Weblog by Kyoko (過去のブログはカレンダーを戻してネ)
  6.1 Wed 「雨男」の汚名返上!スウィングした福田トリオ
  6.2 Thu 心和んだユニークな生音サウンド
  6.3 Fri ホットで陽気なラテンジャズの夜
  6.4 Sat 久しぶりに立って歌ステージも楽しんだマーヤさん
  6.5 Sun ダイナミックな初顔合わせのトリオ演奏
  6.7 Tue 息の合った息ずかいまで伝わってくるデュオ
  6.8 Wed リーダー休演で山田さんが務めを果たし熱いライブ
  6.9 Thu 初めて演奏された♪Body And Soul は、絶品!!
  6.10 Fri 同じピアノなのに弾き手によって違うサウンド
  6.11 Sat スリルとスピード感グルーブ感が凄いNYサウンド
  6.12 Sun 演奏者によって毎日違うジャズの醍醐味
  6.14 Tue ストレスも解消された笑いの湧きあがる店内
  6.15 Wed 良くスウィングして味のあるピアノトリオ
  6.16 Thu 完成度の高いバランスの良いサウンド
  6.17 Fri 三人の若者に囲まれて道子さん本領発揮
  6.18 Sat 和やかに…チャリートさん初めての誕生日ライブ
  6.19 Sun 雨の土曜でしたが、えりさんのステージは晴れやか
  6.21 Tue 当店初の試みでしたが…反省
  6.22 Wed 久々に大賑わい《ファンキーボーイズジャズバンド》
  6.23 Thu さわやかな夏の風を感じたステージ
  6.24 Fri ノりのいいファンキーなサウンドに沸いたお店
  6.25 Sat まるで同窓会のような雰囲気だった金曜の店内
  6.26 Sun 優しいヴォーカルでお誕生日会をしたグループも…
  6.28 Tue ブラジル音楽の演奏とヴォーカルで賑わった夜
  6.29 Wed 活躍する福田さんの熟成したワインのようないい演奏
  6.30 Thu 良くスウィングするDUOに有紀さんが飛び入り参加


  2011.6.1 Wed   「雨男」の汚名返上!スウィングした福田トリオ
▶5月最終日は、福田重男(pf) 上村信(b) セシル・モンロー(ds) さんのトリオ。
いつも聴くためには傘が必要な福田さんでしたが、昨夜は、晴れました!
けれど風が冷たかったせいか、いつもよりお客さまが少なかったので
「やっぱり雨が降った方がいいのかな」とボヤいていらっしゃいました。
▶1st.stage…♪No Body Else But Me、♪All Blues、♪Black Bird、
♪Bitter Sweet は福田さんの作品ですが、イメージしたのは…老人が一人
カウンターで飲んでいる脇で、若いカップルがダンスをしているのを眺めながら
自分の若い頃を思い浮かべる、そんな情景だそうです。そして、♪Girl Talk、
T.モンクの♪Rythem。
▶2nd.stage…♪How About You、福田作♪Rachel's Lamment、
♪The Peacocks は福田トリオの綺麗なタッチが光る曲です。節電の曲
♪When Lights Are Low、福田作♪Lullaby。鈴鹿とモナコのコースを実際に
歩いたこともあるというFIファン、福田さんの♪Go Ahead Nigel で、
5月のステージが終りました。息の合ったトリオで、よくスウィングする
演奏でした。それにしても、6月になったのに肌寒く、衣替えどころではない
ヘンな陽気ですねえ。
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  2011.6.2 Thu   心和んだユニークな生音サウンド
▶岡崎正典(ts)片岡雄三(tb)山岡潤(euph)紅野智彦(pf)高道晴久(b)高橋徹(ds) さんの
《南青山六町目楽団》。久しぶりの出演で、中低域楽器だけの優しい生音に
気持が和みました。山岡さん以外は全員ジャケット姿。ステージが引き締まって
見えていいですね。山岡さんはユーホニウムですから、素敵なジャケット姿も
大きな楽器に隠れてしまうでしょうけど…。外は肌寒いくらいでジャケット姿の
皆さんも、汗で難儀することもなくいい感じでした。
▶このグループのアレンジをしている岡崎さんが、このユニット用の曲が
20曲以上でき上がってがっているけれど、全部の譜面を持ってくるのが大変で
抜粋して持って来たら、抜けていたのがあって大失敗、と嘆いていらっしゃい
ましたが、柔らかい生音サウンドのステージに心が和みました。
▶小曽根さんご夫妻がいらっしゃって、客席でお食事されている最中に
呼び出されたのですが気持よく参加してくださって、お客さまは大喜びでした。
超多忙の中、ご自分のオーケストラのメンバーがライブをしていると、
ちゃんと聴きにいらっしゃいます。真似のできない優しい思いやりですね。
▶1st.stage…♪The Champ、♪It Ain't Necessarily、6/4拍子の
♪Take The A-Train、テナーをフィーチャーしてバラード♪You Don't Know
What Love Is、♪It's All Right With Me.
▶2nd.stage…J.コルトレーンの♪Blue Train、S.ローリンズの♪Wail March、
三管だけで♪Bye-Bye Blackbird、♪Black Narcissus、小曽根さんを呼び出し
片岡さんと山岡さんをフィーチャーして♪Smoke Get In Your Eyes、
紅野さんに戻って名アレンジの♪Do-Re-Mi、アンコールは小曽根さんと
紅野さんが連弾で♪All Of You。とても楽しい夜でした。
▶ご報告
お店に設置した義援金箱をみんなで確認しながら集計したところ、3月から
5月末日までで¥139,460でした。端数の460円は次回に届けることにし、
¥139,000をNHKの義援金受付に届けました。ご協力いただいた方、
どうもありがとうございました。デイリーニュース欄で領収書をご確認
頂きたいと思います。
▶小曽根さんご夫妻も被災地に行ってこられたそうです。テレビで観るより
100倍も凄い状態に驚いたということでした。それで、チック・コリヤさん
はじめ多くのビッグネームミュージシャンに協力してもらって、売り上げの
全額を義援金にするアルバムを制作されたとのこと。皆さま、ぜひ
お買い上げのほどよろしくお願い致します。
▶復興にはまだまだ長い年月がかかると思います。今こそ、忍耐強い支援が
求められていると思いますので、引き続き義援金箱を設置しますから、
よろしくお願い致します。
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  2011.6.3 Fri   ホットで陽気なラテンジャズの夜
▶雨降る寒い木曜日、《横山達治スペシャル プロジェクト》メンバーは、
里見紀子(vln) 福井ともみ(pf)さんの女性陣に、高瀬裕(b) トミー・キャンベル(ds)
横山達治(per) さん。里見さんは白地に黒模様の入った胸の開いたミニブラウス。
そして短パンにブーツスタイル。福井さんは明るいグリーンの提灯袖ブラウスに、
黒のパンツ姿。いつもアロハの達治さんが珍しく、顔をモチーフにした赤くて
お洒落なTシャツ姿…ステージがカラフルで華やかでした。
▶達治さんのTシャツは、里見さんのNYからのお土産だそうです。福井さんも
彼女のロスのお土産にTシャツをプレゼントされていました。里見さん、
優しくて思いやりがありますね。六本木時代のご常連だったお客さまが、
達治さんにお花を持っていらしてくれました。みんなに思いをかけられて、
達治さんは、にこにこ大喜びでした。
▶1st.stage…♪You Are The Sunshine Of My Life、♪Manbo In、♪Estrellita、
ジャズ♪Blue Minor、ラテン♪Viva Cepepa。
▶2nd.stage…♪Manbo Influenciado はマンボの影響という意味だそうです。
ジャズ♪You've Changed、ラテン♪Arumadds Rumba、♪Air on G
(G線上のアリア)は、紀子さんのクラシックソロに、ともみさんのソロが
ジャジーに光りました。
▶♪Yatra-ta でステージ終了し、ベースを片付けた後、お客さまが
♪アマポーラが聴きたい、と言うことで、里見さん福井さん達治さんで演奏。
するとトミーさんも参加し、その方のためのステージになりました。
お客さまが大感動・大満足されたのは言うまでもありません。
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  2011.6.4 Sat   久しぶりに立って歌ステージも楽しんだマーヤさん
▶グレース・マーヤ(vo) ユキアリマサ(pf) 納浩一(b) さんと、実はドラムスは
セシル・モンローさんでした。ステージが始まるというのに、いくら待っても
いらっしゃらないのでご本人に連絡すると、よそのお店で演奏されていました。
どうやらマーヤさんが勘違いされていたようです。急遽トミー・キャンベル(ds)
さんに連絡し、すぐに駆けつけてくれましたが、ステージは3曲目でした。
▶マーヤさんはヒョウ柄の帽子にサマードレス姿で登場。リハーサルなし
でしたが、信頼するユキさんに全てをゆだねるような感じで選曲され
「ヴォーカリスト」を楽しんで歌うステージでした。
▶1st.stage…♪All Blues、♪All Or Nothing At All、ここからトミーさん到着
ドラムが入ってルンバのリズム♪Felicidede、ドイツ語で♪Bei Mio Bist Dubschisn、
バースから入る♪Poor Butterfly、♪I've Got You Under My Skin。
▶2nd.stage…♪Golden Earrings、♪I Love Being Here With You、
♪My Favorite Things、♪Blue Monk、♪Angel Eyes、♪How High The Moon
1曲だけいつものように弾き語りで♪Kiss Of Life、最後は懐かしい曲
♪Side By Side。
▶バックのトリオの皆さんは全員バークリー音大のご出身。ユキさんも
トミーさんも、そこで先生をしていた経験があり、いわばお仲間同士。
マーヤさんも久しぶりに会ったメンバーでしたが、マーヤさんも信頼する
メンバーに安心して、金曜の夜らしく、リラックスして歌う楽しいステージでした。
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  2011.6.5 Sun   ダイナミックな初顔合わせのトリオ演奏
▶近秀樹(pf) 須川崇志(b) トミー・キャンベル(ds)さんの初顔合わせの
トリオでした。今さんは大阪芸大で教鞭をとっている方で、普段は
大阪でライブ活動をされています。当店の出演は2回目で、夕方の
リハーサルで初めて会った三人ですが、音がでてしまえば、すぐ
打ち解けるのがミュージシャン。
▶ジャズはミュージシャン同士が楽器で会話する音楽です。その会話が
うまく成立するときと噛み合わないときもあります。サイドメンは、
近さんから私に託され私が選んだのですが、うまく会話が成立して、
ダイナミックで楽しい素晴らしいピアノトリオになりました。
▶1st.stage…♪What Is This Things Called Love、♪Love Walked In、
♪Afternoom In Paris、♪Willow Weep For Me、♪Like Someone In Love、
♪Dindi…ベースのパターンの繰り返しがあってテンションが上がった
ところでアルコでソロをとるなかなか素敵なアレンジでした。お馴染みの
曲はアレンジが勝負。アレンジの良さが魅きたちました。
▶2nd.stage…♪Sister Sadie、♪Fungi Mand、須川さんが持って来た曲
♪A ghost of chance はベースをフィーチャーし、アルコのソロが
聴きごたえがありました、♪I Thought About You、♪St.Thomas、
ピアノがよく鳴り響いた♪Beautiful Love、アンコール♪Mornin'。
ダイナミックな演奏で元気よく週末が終りました。
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  2011.6.7 Tue   息の合った息ずかいまで伝わってくるデュオ
▶秋田慎治(pf) 吉田豊(b) さんのデュオは、年に1〜2回、演奏しています。
厚い信頼関係が出来ていて、二人の息もピタっと合って、しかも感心するほど
とても丁寧な演奏です。ピアノも良く鳴り響き、特にピアニッシモが美しく、
ベースのいい音色とよくマッチして、お二人の息づかいまで心地良く聴こえる
ステージでした。
▶1st.stage…♪Nearness Of You、♪Dat Dere、♪All Blues、P.メセニーの
♪Famer's Trust はとても綺麗でした。秋田作♪Walkin' In Paris は、本当に
パリの街中を散歩している光景が目に浮かびました。
▶2nd.stage…哀しい曲♪If You Never Come To Me、秋田さん23歳の時の
作品♪Just Like It、同じくロマンチックな♪Rain Make's Us One、
♪Billie's Bounce、♪Polkadots In Moon Beams、♪Just In Time。
お客さまはそう多くなかったですが、いらした方はみなさん心いくまで
楽しまれた気持ちのいい週明けでした。
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  2011.6.8 Wed   リーダー休演で山田さんが務めを果たし熱いライブ
▶リーダーである松島啓之(tp) さんが体調を崩し、向こう約1ヶ月半の休養を
お医者さまから指示されて療養中のため、昨夜は山田さんがMCも務めた
山田穣(as) 今泉正明(pf) 本川愁平(b) 広瀬潤次(ds)さんのメンバー。みなさん
リーダーのいない分まで、しっかりステージを努めました。
▶楽器が良く鳴り良く歌い、テクニックも申し分なく、素晴らしい演奏で、
本川さん広瀬さんのリズム隊も、今泉さんも、丁寧ないいサポートでした。
ステージの途中から岡崎好朗(tp) さんが聴きにいらして、穣さんのサックスに
「これがジャズだ、素晴らしい」と言って、バラードの時には思わず涙して
いらっしゃったほどです。
▶1st.stage…W.ショーターの♪Speak No Evil.、H.I.ガレタの♪Song For My Queen
D.ガレスビーの♪Con Alma、M.ルグラン作♪You Must Believe In Spring
スタンダード曲♪My Shining Hour。
▶2nd.stage…E.ドロヒューの♪Miss Tony、松島さんの作品♪Treasure、
W.ショターの♪Mahjan、バラード♪But Beautiful…(岡崎さん涙)
♪Passion Dance、アンコールは岡崎さんが入って♪I'll Close My Eyes。
守屋純子(pf) さんがお見えになりましたが、ステージ終了で聴けなくて
たいそう残念がっていらっしゃいました。
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  2011.6.9 Thu   初めて演奏された♪Body And Soul は、絶品!!
▶結成1年以上になる 片倉真由子(pf) 佐藤ハチ恭彦(b) 二本松義史(ds) さんの
トリオ。真由子さんは、さすがにジュリアード特待生の実力。多くの和音を
研究されているのが感じられる、味わい深いピアノです。
▶同じ曲でも、聴く度に進化・変化しているので、飽きることがありません。
彼女は毎回、Something New に真剣にチャレンジしていて、時により
思ったようにいかなくて落ち込む事もあるようですが、めげずに挑戦
されています。
▶彼女はセロニアス・モンクが大好きなのですが、それが良く理解出来ます。
私も、あの絶妙な間と、独創的な和音が大好き。実は昨夜たまたま、自宅を
出る前に、録画してあった1966年の映像を再生して見ていたのですが、
こんなにシンプルな音なのに、なんてスウィングしてるんだろう、と再認識
しました。話すと、彼女も全く同意見。嬉しくなりました。
▶1st.stage…♪Mrs Paker of K.C、♪Like Someone In Love、真由子作
♪8th Street、毎回演奏されるお父様に捧げた♪Rising、スタンダード曲
♪All The Things You Are。
▶2nd.stage…♪Warm Valley、真由子作♪Monk's Walking、
スタンダード曲♪I've Got The World On A String、そして♪Body And Soul
…初めて演奏されましたが、素晴らしく味わい深い絶品!思わずうなり声を
発したお客さまもいらっしゃいました。真由子作♪Blues For Tyner。
▶アンコールは、♪Memories of You。先頃お亡くなりになったピアニスト、
レイ・ブライアントさんに、美しい真由子さんのピアノソロが捧げられました。
彼は、来日する度に当店に遊びにいらしてくれてピアノを弾いてくださいました。
またひとり、いいミュージシャンがいなくなり、残念です。享年79。
ご冥福をお祈りいたします。安らかにお眠りください。合掌。
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  2011.6.10 Fri   同じピアノなのに弾き手によって違うサウンド
▶アダム・バーンバウム(pf) 鈴木央紹(ts) 佐藤ハチ恭彦(b) 原大力(ds) さんの
クァルテット。アダムさんは当店初めてでしたが、片倉真由子(pf)さんと同じ
名門ジュリヤード音大出身。真由子さんとはジュリヤード・オーケストラで
一緒にレコーディングしたこともある方です。
▶彼は、端正な顔立ちでお行儀の良い良家の子息といった感じの好青年。
奥様もジュリヤード出身のクラシックのピアニストで、今回紀尾井ホールで
コンサートされたそうですが、昨夜はご家族と一緒にいらっしゃいました。
彼も日本語を勉強中で少し話されます。後でお話しすると、奥様のご兄弟が
当店ファミリーである親日家サックス奏者、アマコストさんのご実家に
ホームステイされたそうで、その偶然にびっくりしました。
(今夜と明日は、アマコストさんのNYグループ、スペシャル2Daysです。
これもさらに偶然ですね)
▶演奏は「弾きまくる」のではなく、程よい間があって、ピアノが良く鳴り、
央紹さんのテナーの音色と良くマッチしていました。ピアノは弾き手によって
サウンドの違いがほんとうによく解りますね。オリジナル曲も味わい深く、
上品ないい曲です。ハチさん原さんも彼の音を楽しんで演奏されていました。
NYにも、若くて才能あるミュージシャンがどんどん出て来ていますね。
若いミュージシャンを聴くと、将来が楽しみになります。永生きしたいと
思わずにはいられません。
▶1st.stage…♪Longago & Far Away、アダムさんの作品♪Travels、
央紹作♪3月のワルツ、H.マンシーニ♪Dreams Ville、アダム作♪Urgency。
▶2nd.stage…ピアノとサックスのDuoでアダム作♪Cat's Dance、
スタンダード曲♪All or Nothing At All、アダム作♪3 For 1、央紹作
♪8月のワルツ、♪The Masquerade Is Over、アンコールは、
♪Someone To Watch Over Me でした。
品のある音色で癒され、とても気持の良い夜でした。
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  2011.6.11 Sat   スリルとスピード感グルーブ感が凄いNYサウンド
▶久々の【BODY&SOUL Special】2 Days 初日。ティム・アマコスト(ts.ss.fl)
デビット・バークマン(pf) 井上陽介(b) ジーン・ジャクソン(ds) さんの
《NY クァルテット》。ティムさんは早大留学中からのお付き合いですが、
その頃のサックスははっきり言って素人でした。あれから30年近く、今では
立派なプロになりCDも沢山リリースしています。好きな事をやり続けるのも
大変な事ですが、努力が実っている姿を見るのはいいですね。2人の小学生の
男の子がサックスとドラムをやってる写真をメールで送って頂きました。
▶温厚なデビットさんは、オランダツアーのあとNYに戻ってすぐの来日です。
そのツアーではアレックス・スピアジン(tp) さんと一緒で、アレックスさんも
マンディー・ミチルさんのツアーで来日中。昨夜は、マンディーさんと一緒に
お食事にいらして飛び入り出演されました。
▶1st.stage…♪How High The Moon、♪I Love You、フルートで
♪Desafinado、テナーで♪Inter Play、ソプラノサックスにアレックスさんの
トランペットが参加した♪Lunar は、デビットさんのアレンジでしたが、
凄い迫力でした。
▶2nd.stage…デビット作♪Hidden Foudness この曲は♪Secret Love の
フレーズがたくさん出てきます。ティムアレンジでソプラノサックスによる
♪All The Things You Are、♪Stera By Starlight のフレーズが出てくる
デビットさんの曲♪The Bailer 6th. Street、C.パカーの♪Relaxin At Cauvarillo、
アレックスさんが入って♪Giant Steps、アンコール♪Old Folks。
▶終了後、アレックスさんの誕生日ということで皆さん渋谷に向かわれました。
ご本人は時差ぼけにもかかわらず、きっと盛り上がったことでしょうね。
▶ジーンさんは5月から東京に滞在して皆を待っていたところ。陽介さんは
このユニットのレギュラー・ベーシストですが、日本ツアーが決まるのが
遅かったため参加できない日もあるようです。そんなこともあって、2Days
今夜のベースは、中村健吾(b) さん。そして中川英二郎(tb) さんが加わって
クィンテットになります。二人ともNYでの活動が長かったので、きっと
白熱したステージになると思いますよ。私も楽しみです。
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  2011.6.12 Sun   演奏者によって毎日違うジャズの醍醐味
▶【BODY&SOUL Special】第2夜は、ティム・アマコスト(ts,ss,fl)
デビット・バークマン(pf) ジーン・ジャクソン(ds) さんに、中村健吾(b)
中川英二郎(tb) さんが加わった《NYスタンダードクィンテット》。
▶このメンバーで演奏するのは初顔合わせで、リハーサルを1時間ほど
やって本番に臨みました。初共演ですがみなさん流石です。中川さんも
健吾さんも、まるでレギュラーメンバーのような落ち着いた演奏で、
私がティムさんに任されて選んだメンバーですが、間違いがなくて、
胸をなで下ろしました。
▶1st.stage…♪How High The Moon、♪I Love You、中川さんを
フィーチャー して J.ジョンソン作♪Lament …トロンボーンの
音色が綺麗で楽器が良く歌い、哀しい曲の感じがよく伝わってきました。
ティムさんのフルートが入って♪Summer Night、テナーに持ち替えて
古くからあるブルース♪Go Go。
▶2nd.stage…♪Secret Love のフレーズが入ったデビットさんの曲は
ティムさんがテナーサックスで。ティムさんのフルートに中川さんが
入って♪Desafinado、ソプラノサックスとトロンボーンにドラムソロが
入ったアップテンポ ♪Relaxin Covarillo、テナーとトロンボーンで
バラード♪Polka Dots And Moonbeans、ドラムソロが凄かった
♪Giant Steps、アンコールは♪Old Folks でした。
▶楽器と演奏者によって感じが全然違ってくるジャズという音楽を
堪能した、とても有意義な2夜でした。中川さんにも健吾さんにも、
とても楽しかった、と感謝されました。お客さまはもちろん、
ミュージシャンにとっても、大変楽しいスペシャルな2Daysでした。
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  2011.6.14 Tue   ストレスも解消された笑いの湧きあがる店内
▶週明けは、片岡雄三(tb) 吉岡秀晃(pf) 高道晴久(b) 江藤良人(ds) さんのクァルテット。
相談された訳ではないようですが、全員ジャケットを着用。片岡さんはネクタイに
ポケッチーフまでされてピシッと決めていました。観ていて気持の良いものです。
▶片岡さんの人柄が滲み出るMCはますます快調で、当初は喋る事が苦手だったのに、
今では、つい喋りすぎるとご本人も言うくらい。なんともユーモラスで、客席は
MCの間、笑いが止まりません。そうして客席を笑わしてから、すかざず緊張感の
ある真剣な演奏に入ります。表情豊かなピアニストの吉岡さんも、その落差に
思わずおかしいアクションで、また笑いを誘います。
▶演奏は、楽器が良く鳴り歌う片岡さんのトロンボーンを、昨夜初参加の高道さんが
しっかりしたベースで、江藤さんとともにリズムをきちんとキープしてサポート。
バランスのとれたサウンドで、申し分のないステージです。
▶1st.stage…♪You Don't Know What Love Is、♪Dav Samba、♪Three And One、
片岡さんの舌が回らなくて題名が言えないくてこれまで演奏するのを控えていた曲
♪Spring Can Really Hang You Up The Most (確かに難しいですね)でも、
昨夜はうまく言えて喜んでいらっしゃいました。そして、レコーディングにあたって
作曲した片岡さんの作品♪Esprit。
▶2nd.stage…映画の主題歌♪In The Still Of The Night、H.シルバーの名作♪Struttin、
片岡作♪Turkish Train…このタイトルは、前に当店にいらした彼の同級生たちが
つけたものですが、ご自分の曲ながら、アップテンポで休みなく吹き続ける
トロンボーンは息切れがするそうです。ガーシュインの♪Someone To Watch
Over Me、ドラムをフィーチャー♪A Felicidade、2枚目のアルバムから
♪The Way You Look To Night、アンコールは♪Crazy He Call Me と
最後はバラードで終りました。
▶店内は演奏と笑いでとても和やか。気持がホンワカしてストレス解消になりました。
みなさん、演奏も良かったし楽しかった、とおっしゃってお帰りになりました。
笑いは、健康にもいいんですよね。ストレスの溜まっている方、ぜひ一度
《片岡雄三クァルテット》にいらしてください。次回は8月29日です。
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  2011.6.15 Wed   良くスウィングして味のあるピアノトリオ
▶当店今年初めての登場、大口純一郎(pf) 米木康志(b) 原大力(ds) さんの
トリオによるアルバム「TARDE」(ソロとトリオ演奏)の発売記念でした。
記念ライブはぜひ当店で行いたい、という大口さんのご希望で実現。
長いことこの三人が揃わないとやらない事にしているトリオだけあって
コミュニケーションが良く取れ、味わい深いサウンドです。
▶大口さんのピアノが多くの和音を使い、ベースとドラムがピタッと付ける
気持ちのよい演奏で、とても聴き心地のいいサウンド。でもどちらかというと
「通好み」なので、受け入れられるかどうか心配でしたが、昨夜初めて
お聴きになったお客さまも、身体が自然にリズムをとるなど、とてもよく
スウィングするステージで、私は嬉しくなりました。
▶1st.stage…♪Have You Met Miss Jones、B.エバンスの♪Miles Ahead、
R.ロジャースの♪Glad To Be Unhappy、C.ジョビンの♪Zingaro、
B.ゴルソンの♪Cool Joe Mean Joe。
▶2nd.stage…♪Stella By Starlight、D.エリントンの♪Wing Wise、
M.ナシメントの♪Tarde、R.ウェストンの♪Hi Fly、大口作品♪New Moon、
アンコール♪Our Spanish Love Song。
▶発聴き応えのあるトリオ演奏を楽しんだ夜。発売記念で持ってきたCDも
完売になり、大口さんも喜んでいらしゃいました。
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  2011.6.16 Thu   完成度の高いバランスの良いサウンド
▶鈴木良雄(b) 野力奏一(pf) 岡部洋一(per) 井上信平(fl) さんの《BASS TALK》。
10年間一緒に演奏しているメンバーですから、呼吸の合わないはずは
ありません。安心して聴いていられます。チンさんの曲が、センスの良い
野力さんのアレンジと、岡部さんと井上さんに色付けされて、完成度の高い
バランスのいいサウンドになります。まるで、CDを聴いているような
感じになるステージでした。
▶1st.stage…新曲♪In The Field、♪Fairy's Talk、♪Ce'n Azui (これは
ポルトガル語で英語では♪Blue Sky の意味だそうです)
♪Touch Of Spring、スタンダード曲♪Crazy He Call Me、
野力さんの作品♪Feeling Free。
▶2nd.stage…♪Seiling And Rolling、♪Fairy Dance、♪Pantana、
ピアノとベースのデュオで♪My Dear Friends、♪Winter Day-break。
客席にはチンさんのお知り合い多く、皆さん楽しんでお帰りになられました。
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  2011.6.17 Fri   三人の若者に囲まれて道子さん本領発揮
▶鈴木道子(vo)さんと 金子雄太(org) 渥美幸裕(g) 小森耕造(ds) さんの
久しぶりのこのユニット。たまにしか当店で歌わない道子さんは、いま
売れっ子3人の予定を揃えるのに苦労するようですが、実現した昨夜は
嬉し、楽し、はちきれんばかりでした。
▶道子さんも、若さあふれる周りに合わせて、グレーの光るTシャツに
グレーのスパッツ、そして帽子をかぶって、若々しいスタイルで決めて
登場です。とてもよくお似合いでしたよ。
▶ギターの渥美さんは作編曲・プロデュースもする人気者、金子さんも
オルガンと言えば彼というくらい引っ張りだこ、小森さんも色んなバンドで
活躍中。そんな3人の演奏が良くグルーブ。道子さんも思う存分、本領
を発揮。ステージで踊りながら歌いました。初めて聴くお客さまたちも、
最後まで楽しんでグルーブしていらっしゃいました。
▶1st.stage…♪God Bless The Child、♪Speak Low、♪Always、
♪Use Me、♪The And Of A Love Afere。
▶2nd.stage…♪All The Way、♪Confession Blues、♪Throw It Away、
インスト曲♪Someday My Prince Will Come、道子さんが入ってドラマチック
な怖い曲♪Guess Who I Saw Today 〜♪Who Is She、♪That's All、
アンコールは道子さんお馴染み♪What A Wonderful World。
ファンキーでルズムが気持よく聴けて、お客さまスタッフも私も
気分がすっきりした夜でした。
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  2011.6.18 Sat   和やかに…チャリートさん初めての誕生日ライブ
▶ユキアリマサ(pf) 坂井紅介(b) セシル・モンロー(ds) さんがバックを
務めたチャリート(vo) さんの誕生日ライブ。彼女がフィリピンから
東京に出てきて、すぐ当店で歌い始め、もう長いこと歌っていますが
誕生日ライブは昨夜が初めてでした。
▶彼女は今、世界中を駆け巡って歌っています。今年だけでも、
米、仏、独、スイス、豪州、東南アジア諸国…とエネルギッシュに
出かけています。日本に居るときには、ワークショップを開いたり
ボランティアをしたり、後輩の指導をしたり、大忙しです。
誕生日ということで人生を振りかえって、「今はとても幸せ」と
おっしゃっていました。好きなこととは言え、努力が実っていて
よかったですね。私からも、おめでとう!
▶昨夜は駐日フィリッピン大使ご一行様をはじめ、ファンの方や、
お弟子さんなどがお祝いにいらっしゃっていました。そんな中、
信頼するトリオをバックに、リラックスしたステージが
繰り広げられました。
▶1st.stage…♪Nica's Dream、ボサノバで♪Triste、♪One Note Samba、
バラード♪So In Love、ルンバで♪Love For Sail、♪Loveing You、
M.ジャクソン♪I Can't Help It。
▶2nd.stage…♪Watch What Happened、♪This Masqurade、
♪Day By Day、♪Save Your Love For Me、♪Sunday Morning、
ドラマチックな♪Meaning Of The Blues、♪Secret Love、アンコールは
♪Smile。和やかな誕生日ライブでした。
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  2011.6.19 Sun   雨の土曜でしたが、えりさんのステージは晴れやか
▶大野えり(vo) 若井優也(pf) 米木康志(b) 原大力(ds) さんの週末、土曜の夜。
えりさんはグレーのシャツに黒のインナーに黒のスカート型ロングパンツ、と
若々しいスタイル。小柄ですがバランスのいいボディーに良くお似合いでした。
特に全身を使って動きながら歌うステージにはぴったり。
▶グルーブ感に満ちたサウンドで、ミュージシャンも一緒に楽しみながらの
演奏です。でも若井さんは、実は最近ピアノを弾く事が怖くなり、悩んでいる
とおっしゃっていました。それは向上心と勉強熱心ゆえで、決して悪いことでは
ない、弾き続ける事で壁を突き破っていくしかない、とアドバイスさせて
いただきました。成長する過程では沢山悩んだ方がいい、と私は思います。
彼はきっと克服されるに違いありません。ますます将来が楽しみになりました。
▶1st.stage…♪Just In Time、♪Old Devil Moon、♪Bewiched、♪I Don't Know
What Time It Was、♪Good Life、♪Just One Of Those Things。えりさんは
歌の意味が分かるようなストーリーをお話しながら歌に入られました。
▶2nd.stage…♪Sweet Love、えり作品♪In Time of Slver Rain、
♪The Very Thought of You、♪Blackbird〜Bye Bye Blackbird、
♪So Many Stars、えり作品♪Bird Song、アンコールは、ちょっと立ち寄った
TOKUちゃんとトミー・キャンベルさんが参加して♪This Con't be Love 。
賑やかな週末の夜でした。
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  2011.6.21 Tue   当店初の試みでしたが…反省
▶新企画《チャリート オープンマイク ナイト》。
歌いにやってきてくれたのは10人ほど。聴きにいらしお客さまは、
3人ほど…と、震災直後のような、これも初めての低調なお店に
なってしまいました。メンバーのみなさんも拍子抜けでしたが、
でも、一人2曲もプロたちのバックで歌うことができた方たちには
ラッキーでしたね。
▶当の BODY&SOUL 自身とお客さまに「貸スタジオやボーカル
教室とは違うんだから…」と叱られたような気分。やはり
BODY&SOULは「上質な音楽をお聴かせする」そういうお店
だったんですね。再認識しつつ、反省しました。
さ、気を取りなおして、がんばらなくっちゃ。
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  2011.6.22 Wed   久々に大賑わい《ファンキーボーイズジャズバンド》
▶岸田恵士(ds) 山本剛(pf) グレッグ・リー(b) 岡崎好朗(tp) 越智巌(g) さん。
岸田さんのお知り合いが大勢いらして店内は大賑わいでした。実は、彼は
ハワイで挙式が行われる娘さんの結婚式に出席するつもりで、本職の仕事
の方を休暇を取って張り切っていたのですが、ビザが下りるのが間に合わず、
かなり落ち込んでいました。それで、お知り合いの方々が元気をつけに
いらしてくれたのです。
▶1st.stage…♪Straight No Chaser、♪Song For My Father、
トランペットをフュチャーして♪What's New…岡崎さんのバラードは
心にしみます。アップテンポで♪Blue Minor、 風刺の効いた歌詞が付いて
岸田作♪Burnin' 自ら歌いました。
▶2Nd.Stage…山ちゃんのピアノをフィーチャー しての♪Last Tango In Paris
では「山本節」を堪能しました。♪きずな、そしてドラムソロが
入った♪Lover 、♪Cool Down、♪大都会の遊牧民 といずれも 岸田作品。
アンコールは、♪Night In Tunisia。
▶(私も知らなかったのですが)昨夜は岸田さんのお誕生日で、
前半のステージの終にりには、客席からはクラッカーを鳴らして
♪ハピーバースディーの大合唱。お花やプレゼントをもらって、
感激で涙ぐんでいらっしゃいました。そんなわけで元気になり、
演奏もノって、大賑わいの楽しい夜。私も元気をもらいました。
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  2011.6.23 Thu   さわやかな夏の風を感じたステージ
▶今年一番の暑さだった昨夜は、大城蘭(vo) さんと平岡雄一郎(g) 福井ともみ(pf)
佐藤慎一(b) 和丸(ds) さんのメンバーでした。蘭さんは、薄いブルーのポルダー
ネックのサマードレス。ウェストには大きなリボンが付き、パナマ帽をかぶり
夏のバカンススタイルといったところ。応援にいらしたファンの方が
ステージを取り囲んでいらっしゃいました。
▶最近でこそおしとやかな服装ですが、彼女の話によると、初めのころは
ヘビメタロックが好きで、モヒカン狩りにしたり丸ボーズにしたり、ずいぶん
過激な格好で親を泣かせていたそうです。今の彼女からは想像できませんね。
沖縄にいたそのころは、いろんなことに挑戦していたようですが、ある時
ジャズに出会い、人生が変わったそうです。すぐ東京に出て来てスカウトされ
現在があるということです。
▶1st.stage…インスト曲♪Wave、蘭さん登場♪If Dreams Come True、
♪The Man I Love、♪I've Got You Under My Skin、♪Day In,Day Out
♪Pennies From Heaven、沖縄民謡♪ていんさぐぬ花、♪You Don't Know What Love Is、
♪My Melancholy Baby、♪Look To The Rainbow。
▶2nd.stage…蘭さんは帽子を脱いで髪をアップにして登場♪Love For Sale、
♪Corcovado、カントリーソング♪Sails、ロック♪One アレンジがとてもよかった。
蘭さん曰く「夜ばいの曲」♪Tip Toe Through The Tulips、♪It's All Your Fault、
♪Almost Kake Being Love、♪On A Clear Day、♪The Nearness Of You、
♪I Got Rhythm、アンコールは♪Day By Day。
▶7月末に新宿文化センターで予定されている「沖縄音楽祭」に出演する
ということで、それに合わせて新しいアルバムをレコーディングをされた
ようです。2千人位の大きなホールで、彼女のコーナーも出来るそうです。
すっかり沖縄を代表するミュージシャンになったのですね。
これからの活躍を期待しましょう。
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  2011.6.24 Fri   ノりのいいファンキーなサウンドに沸いたお店
▶2カ月ぶりのオルガンサウンド、トミーさんの《オルガン-アイズ セッション》
河合代介(org) ハル高内(g) レイモンド・マクモーリン(ts,ss)トミー・キャンベル(ds)
さん。オルガンは楽器の王様と言われるだけあって圧倒的な存在感です。
▶昨夜は、いつもの150キロの重さのある「B3」ではなく、それより軽い新しい
オルガンでした。重厚感のあるサウンドに変わりありませんでしたが、さすがに
木製の「B3」のもつ微妙な「味」には及びません。でも、いつもとちがって
河合さんのベースラインの足の指がよく見えて、その面白い動きに
お客さまは驚いていらっしゃいましたよ。
▶1st.stage…オルガンとドラムスで♪The Champ、♪Summertime、
ギターとサックスが入って♪Holly Land、♪Mimosa、♪The Real Good In。
▶2nd.stage…オルガンとドラムスで♪Good Life、ギターとソプラノ
サックスが入って♪Poinciana、♪Human Nature、♪ジョシア、
♪Night In Tunisia、アンコールは♪Europe。
▶客席には外人の方が多く、トミーさんはリラックスしてジョークを飛ばし、
ノった演奏で、ファンキーで楽しい夜でした。
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  2011.6.25 Sat   まるで同窓会のような雰囲気だった金曜の店内
▶最近は週末でも客席が寂しいのが悩みなのですが…伊藤君子(vo)
林正樹(pf) 坂井紅介(b) 海老沢一博(ds) さんの金曜日は大賑わいでした。
ペコちゃんと同じ年代のお客さまが大勢、ご夫婦でいらしたり、お仲間と
いらしたり…まるでみんなの憧れだった、かってのマドンナに逢いに
集まった同窓会のような雰囲気でした。
▶ペコちゃんのMCにも反応が良くて、横道にそれるかなと思うと
タイミングよく歌に戻って、ノリのいいステージを楽しまれたようです。
北海道や被災地福島など、地方の方も多くいらっしゃってました。
▶1st.stage…♪Speaklow ♪Let It Be Me 、♪四角い海…銭湯がなくなる
ことを惜しんだ日本語の歌です。♪Summertime、♪Sometimes I'm Happy、
♪If I Could、♪Black Coffee ♪Old Devil Moon。
▶2nd.stage…♪It Don't Mean A Thing では、客席からは”デュワデュワ”
とみんなの合いの手がはいりました。老後はどうするの?と
♪What Are You Doing The Rest Of Your Life、♪Fly Me To The Moon、
♪Somewhere、♪It's Only A Paper Moon、♪Solitude、♪Love For Sale、
♪Bridge Over Troubled Water。アンコールは♪Follow me。
説得力のある楽しいステージでした。
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  2011.6.26 Sun   優しいヴォーカルでお誕生日会をしたグループも…
▶ウィリアムス浩子(vo) 伊藤志宏(pf) 土井孝幸(b) 小森耕造(ds) さん。
浩子さんはちょっとセクシーに黒い胸のあいたサテンのブラウスに
黒のパンツスタイルで登場。彼女はとてもおしゃべりが上手で、歌う前に
必ず歌の内容を興味深くお話してくれます。英語があまり得意でない方も
曲が理解でき、なるほどと納得しながら、より楽しむことが出来ます。
▶伊藤さんのピアノは、独特の世界を持っていますが、浩子さんとの
相性も良く、ベースもドラムスもタイトで、とても聴きやすいサウンドの
ステージでした。
▶1st.stage…♪Smile、♪But Not For Me、♪So Many Stars
♪Lullaby Of Birdland ♪My Romance、日本語で♪見上げてごん夜の星を、
♪The Good Life。
▶2nd.stage…♪Nature Boy、♪Sentimental Journey。ここで、
浩子ファンのグループの方のお誕生日ということで♪Happy Birtheday〜
お祝いの歌♪S'wanderful。♪I'll Be Seeing、アップテンポで
♪Allmost Like Being In Love、♪Calling You、♪Caravan、
アンコールは♪Nightingale Sang In Berkelet Square でした。
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  2011.6.28 Tue   ブラジル音楽の演奏とヴォーカルで賑わった夜
▶初の試み《ブラジルナイト》演奏は、大口純一郎(pf) 澤田浩史(b)
大儀見元(per) さんに、ブラジリアンシンガー上田裕香(vo) さんです。
大口さんといえば、T.モンクをイメージする、渋さがたまらない
ジャズピアニストですが、初めはブラジル音楽からジャズに入られた
ということで、ブラジルに行って研究もされたようで、ブラジル音楽を
良く知っていて…私にとっては意外でした。
▶ブラジル音楽は、哀しい歌でもメロディーが明るく綺麗なので、
歌詞の内容を知らないと、イメージが湧きません。でも裕香さんは
ブラジルに住まわれたこともあり、ポルトガル語もスペイン語も
堪能です。で、昨夜は、裕香さんが歌う前に内容を説明してくださって、
ご自身もブラジル音楽をよく理解して歌われるので、説得力があります。
これから先が楽しみなシンガーだと思いました。
▶1st.stage…まずインスト曲♪Rapaz De Bem、♪Zingaro ♪Boneca De Pahla、
ヴォーカルが入って♪A Felicidode…愛には終わりがあるけれど
哀しみには終わりがないという内容だそうです。♪Samba Do Aviao は
ジェット機のサンバ、♪Setodos Fassem Iguais A Voce…もしも
皆が等しいならば世界を同じように観ているでしょう。♪Florde Lis…は、
失恋で心に百合の花は咲かない。♪O Bebado Ra Equilbrista…は
酔っぱらいと綱渡り芸人という意味で、酔っぱらいが政府で綱渡りが
一般大衆を指しているとか。分かるような気がしますね。
▶2nd.stage…インスト曲♪Tarde ♪Miragurad Fish、ヴォーカルが入って
♪Reuniao De Tristeza、♪Triste、♪Pressentimento…恋の予感、
スペイン語で歌った♪Somos Novios、アンコールは♪So Danco Samba
ということです。
▲主にポルトガル語ですが、私はスペイン語も、英語だって得意じゃ
ない上に、裕香さんがメモしてくれたタイトルも、コンピューターに
ない字があったりして、間違っているかも知れません。ごめんなさい。
でも、初の試み、お客さまが大勢いらしてくれて、なかなか素敵な
月曜の夜になりました。
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  2011.6.29 Wed   活躍する福田さんの熟成したワインのようないい演奏
▶すっかり「雨男」の異名を返上し、昨日はうって変わってカンカン照りの
猛暑日だったせいでしょうか、いつもの雨の日よりお客さまがとても少なく、
私もちょっと拍子抜けした、福田重男(pf) さんと上村信(b) セシル・モンロー(ds)
さんのピアノトリオ。
▶お見えになった熱心なファンの方は、途中からステージに近く前の方に
移動し、熟成された上質なワインのようないい演奏を、存分にお楽しみ
いただきました。リクエストにも応えてもらい、ファンの方には贅沢な
ステージだったに違いありません。最後には、よくスウィングする演奏に
気持ちよくなって酒量が進んだのか、リズムに乗って踊り出した女性も
いらっしゃったくらいです。
▶1st.stage…♪Nobody Else But Me、ビートルズの♪Black Bird、
福田作♪Lullaby、♪Mohawk Drive、♪Someone To Watch Over Me、
K.ジャレット作♪Bop-Be。
▶2nd.stage…How About You、リクエスト曲♪All Blues、
綺麗なタッチの♪The Peacocks、♪Exactly Like You、福田作
♪Childhood's Dream、アンコールは、♪Relaxin Camarillo で
贅沢な夜が終りました。
▶福田さんは、7月にはギターの布川俊樹さんとのDUOアルバムが
発売になります。その記念ライブが、8月30日に当店で行われます。
ご期待ください。また、芸大の声楽科出身の女性とのDUOアルバムも
発売になります。これは、大正・昭和の童謡をジャズ風にアレンジした
ユニークなもので、文化会館ホールでのコンサートも7月中に行われます。
多方面で活躍する、今脂の乗った福田さんです。
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  2011.6.30 Thu   良くスウィングするDUOに有紀さんが飛び入り参加
▶中村健吾(b) 林正樹(pf)さんのこのデュオは、いつも活力溢れる演奏で、
観ても聴いても楽しめます。あいうえおシリーズ、動物シリーズ、
数字のシリーズなど、面白い題名でオリジナル曲を創作している
林さんの、MCでの説明がとても興味深く、健吾さんもお客さまも
そのユニークな発想に思わずニンマリ。
▶デュオでツアーをしているこの二人に、今度、山口有紀(vo) さんが
加わります。それで名古屋からリハーサルに来ていた彼女が、昨夜は
飛び入り参加。お客さまはみなさん、思わぬラッキーを喜んで
いらっしゃいました。歌い終わると、彼女は終電で名古屋に
帰られました。忙しい中、日帰りでリハーサルにやって来る、とても
真面目で可愛い女性です。きっとこれから大きく羽ばたくでしょう。
▶1st.stage…健吾作♪Divine、♪Walking Together、
林作♪Sprit Of The Forest、♪イノシシとの決闘、有紀さんが入って
♪Don't Give Up、林さんの曲に有紀さんが詞を付けた♪あい、
ブラジルの曲♪百合の花。
▶2nd.stage…健吾作♪Op=Oz、♪Wango Tango、
バラード♪All Is Well With You、19歳で死んだ飼い猫に捧げた♪Cat Walk、
♪Do You Know It Means To Miss New Orleans、アンコールは
6/8拍子のアフロリズムで♪Summertime。とても楽しい夜でした。
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