2010.9.1 Wed 8月の締めくくりに相応しく海男の弾けたステージ |
▶8月最終日は《Refection》… 西藤ヒロノブ(g) 柴田敏弥(pf) マルコ・パナシア(b) ジョン・ランプキン(ds) さんと、スペシャルゲストが SOIL&"PINP" の元晴(ts,as)さん。 ヒロノブさんはNY在住ですが、スペイン、アフリカ、ハワイ等にも住んだことがあり、 現地では色んな物に興味を持って見聞きしているので、音楽にもその影響が出ていて スケールの大きさを感じさせられました。 ▶昨夜は、ステージの右横に、ご自分で撮ったフィルムをお友達が編集した映像が 映し出されるユニークな演出。映像は、ジャケットにも使われている綺麗な海の映像や、 曲によっては花が映し出されたり。音楽の邪魔にならないよう工夫され、私も好きな タイプの映像で気に入りました。客席の隅では、大きな紙に演奏中のミュージシャンを 描いている絵描きのお友達の姿も。自然体のヒロノブさん、大勢のお友だちから 好かれているんですね。 ▶ドラマー、ジョンさんはヒロノブさんのお気に入りで、今回初来日。タッチが とても綺麗でしかもシャープ。ソロがまた凄く、客席は多いに盛り上がりました。 ベースのマルコさんはお馴染みですが、音が太くて芯のあるしっかりしたベース。 ゲストの元晴さんは、ヒロノブさんとはバークレイ時代のお友達。ジェスチャーの 入ったサックスで、ステージを飛び跳ね、パフォーマンス豊かに盛り上げていました。 ▶1st.stage…ギターソロで♪Port、トリオが入って♪Traveler、♪A coastal Flower、 サックスが登場して♪Formentera Sea ♪The Rainy 2%、6弦のウクレレ"ギタレレ" による♪My Way は、いい音でした。 ▶2nd.stage…♪Where You Going ♪Easter Fence or Grey of Sunset、ここで サックス登場♪Papas、バラード♪Tasogare(黄昏)、♪Reflection In The Wave、 アンコールはギタレレで♪Imagine でした。この曲以外は全てヒロノブさんの オリジナル曲ですが、いずれも、伸び伸びとしたいい曲が多いですね。 |
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2010.9.2 Thu まだ続く熱帯夜…いい演奏も客席が寂しく残念 |
▶辛島文雄(pf) さんと島田剛(b) 小松伸之(ds) さんのトリオ。辛島さんは良く指が動き、 沢山のコードを使い、意志の強さを感じさせるピアノで、いつも感心させられています。 熱い演奏でしたがお客が少なくて気の毒でした。でもファミリーで聴きにいらした方が、 とても感動し、CDも数枚お買い上げくださいました。 ▶1st.stage…♪Unit 7 ♪Come Rain Or Come Shine ♪Elza、ボサノバで♪Dolphin ♪Blue Monk。 ▶2nd.stage…♪Dolphin Dance ♪Bird Like ♪Flower Is A Love Something ♪Render Me、 辛島作♪Be Happy Please ♪Walz for Monk ♪My Back Page ♪Softly As In A Morning Sunrise ♪Round Midnight。 ▶昨夜はブルーノート東京での小曽根さんのノーネームホーセスの最終日です。終了後 ペコちゃんと一緒に行くとまだ演奏中で、アンコールが2回入る大入り満員状態でした。 今時、6日間を連日埋められるミュージシャンは、そう居ません。同行させていただいた 欧州ツアーでも感じましたが、演奏中はみなさんとても真剣ないい顔をしています。 そして、いつ聴いても聴く者の心に届く演奏…ファンとリピーターが増えていくのが 納得できます。どこでも連日客席を満席にできる理由でしょうか。 ▶私は、皆さんの素敵な打ち上げにご一緒させて頂き、いつもながら小曽根さんご夫妻の 気配り・心配りに感心しました。本当に尊敬できるミュージシャンとこうしてご一緒できる… なんだか嬉しくてワインを少々飲み過ぎてしまいました。 ▶今月26日に当店に特別に出演してくださる日が、とても待ち遠しくなりました。 |
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大好評のコースディナーが、新しく秋バージョンになりました。 食欲の秋です!!ぜひ、お試しください。お値打ちです。 詳しいメニューと写真は、カテゴリー[Food&Drink] 欄をご覧下さい。 |
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2010.9.3 Fri 戻ってきた達治さんですが… |
▶先月は体調を崩して来られなかった達治さんの《横山達治スペシャル プロジェクト》 メンバー 福井ともみ(pf) 山下弘治(b) トミー・キャンベル(ds) 里見紀子(vln) さん、 そして横山達治(per) さん。昨夜は何とか来られましたが、まだ本調子ではなく、 今までのように大笑いしながらジョークを連発する姿はありませんでした。 ▶通院しながら薬を飲んでいるようですが、MCもまだ呂律が滑らかでなくご自分でも もどかしいようで、お気の毒でした。早く元気になって「笑い袋」達ちゃんとして 活躍してほしいです。 ▶メンバーも気づかっていましたが、美人ピアニストと美人ヴァイオリニスト、 しっかりしたリズム隊の山下さんトミーさん、そして愉快な達ちゃんがいてこそ、 ラテンジャズの楽しいステージが出来上がるんですから。 ▶昨夜の紀子さんは、シルバーの飾りつきの胸元が空いた黒のノースリーブ そして黒のタイツに黒のブーツ姿…黒が良くお似合で、黒のストレートヘアーとも 良く合っていて素敵でした。いつも彼女のセンスは抜群で、ステージ中央に立つ姿は 絵になりますね。 ▶1st.stage…♪You Are The Sunshine Of My Life ♪Manbo In ♪G線上のアリア ♪Yatra-ta。 ▶2nd.stage…サンサーンスの♪白鳥 ♪Armando's Rhumba ♪島唄 ♪Close to you ♪Daahoud、アンコールには ♪Wave でした。 この暑さはまだまだ続くようです。皆さんも身体をいたわってお過ごしくださいね。 ※[photos] 欄 更新 |
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2010.9.4 Sat 外人客も多いチャーミングなマーヤさん |
▶久しぶりに弾き語りで登場したグレース・マーヤ(vo,pf) さんと、初顔合わせのメンバー 荻原亮(g) 中村健吾(b) 藤山ET英一郎(ds) さん。マーヤさんは夏風邪をひいてしまい、 鼻声で心配しましたが、ヴォーカルはしっかり歌えていて、ご本人も私たちも ホッとしました。 ▶ベースの健吾さんは黒いシャツに、オレンジのチェック柄の黒いネクタイで決め、 亮さんも綺麗なブルー縞のシャツで明るく決め、素敵でした。ステージは、マーヤさんを中心に 皆さんが楽しんで演奏。客席には外人が多く、マーヤさんのチャーミングな人柄がにじみ出た ステージを楽しんでいらっしゃいました。 ▶1st.stage…♪What Is This Thing Called Love? ♪Poinciana ♪Why Don't You Do Right ♪Gee Baby Ain't I Good To You ブルース調のこの曲はは、ベースとギターが深くグルーブし とても気持よかったです。そしてT.マリアの名曲♪Yatra-ta、バラードで ♪The Very Thought Of You ♪Old Devil Moon。 ▶2nd.stage…♪Kiss Of Life ♪You And The Night And The Music ♪Willow Weep For Me アップテンポで♪Caravan、バラード♪Angel Eyes、アンコール は♪Bye-bye blackbird。 翌日はこのメンバーで、山中湖畔のレストランでのライブ。夏はミュージシャンが 一番忙しい時です。マーヤさん、風邪早く治してくださいね。 |
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2010.9.5 Sun 賑わいリラッックスした浩子さんのお誕生日ライブ |
▶週末はウィリアムス浩子さんの《お誕生日ライブ》で、浩子(vo) さんと初顔合わせの メンバー 鈴木央紹(ts) 若井優也(pf) 佐瀬正(b) 海野俊輔(ds) さん。お誕生日ということで ファンやお友達が大勢いらして店内は満席になりました。初顔合わせなのでリハーサルを きちんとして本番に臨んだだけあって、とても良いステージでした。 ▶彼女は黒の模様の入ったグレーのシルクのワンピースに、ダイヤのネックレス、 ブレスレット、指輪…と、とてもゴージャスな姿。そして包み込むような声で歌う彼女は、 聴く者の心を癒してくれます。央紹さんの柔らかいセクシーなテナーと、若井さんの ピアノとの相性も良く、彼女も誕生日を楽しみながらのステージで、店内は優しく リラックスした雰囲気に包まれました。 ▶MCでは、私と同じくちょっとオッチョコチョイなとこがある浩子さんの、運転免許の 更新にまつわる愉快で面白い経験談などを話されて、客席を笑いの渦に巻き込み 大受けでした。 ▶演奏曲名は、1st.stage…♪Just In Time ♪My Remance ♪Bewitched ♪Smile ♪Blame It On My Youth ♪Autumn Leaves ♪A Time For Love。 ▶2nd.stage…♪Stella By Starlight ♪Painciana ♪Fly Me To The Moon ♪As Long As I Live ♪Moon River ♪Love For Sale ♪Skylark ♪My Favorite Things、アンコールには ♪A Nightingale Sang in Berkeley Square でした。 ▶持ちきれない程のお花やプレゼントをいただいた浩子さん、お店が終わると、当店の 常連さん、そしてファンの方々らと飲みにいかれました。私もご一緒したかったのですが、 昼間に孫が来て遊んでいったので疲れてしまい、パスさせて頂きました。素敵なお誕生日に なって良かったね浩子さん。改めてお誕生日おめでとう。乾杯!! |
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2010.9.7 Tue いい演奏でしたがお客さまが少なく残念 |
▶オランダからの ティネカ・ポスマ(as,ss) さんと、片倉真由子(pf) 佐藤ハチ恭彦(b) 二本松義史(ds) さんとは、全員初顔合わせでしたが、1時間程のリハーサルで すっかり打ち解けたようでした。特にティネカさんと真由子さんは昔からのお友達の ように親しくなり、お互いに相手のプレイを褒めあって、演奏曲も、お互いに 持ち寄った譜面から決めていました。 ▶ティネカさんはアルトサックスとソプラノサックスを曲により持ち替えてのプレイ。 いずれも心地よい音色でした。でも「東京ジャズ」に出演した直後の週はじめで、 お客さまが少なく、大変残念。客席には、同じく出演したヨーロピアン・ジャズ・トリオ のピアニスト、マーク・ヴァン・ローンさんがいらしてました。 ▶1st.stage…J.ヘンダーソン作♪Jinrikisya(人力車)、ソプラノサックスで ♪Fleurette Africaine、真由子作♪8th Street、T.モンクのバラード♪Ruby My Dear ピアノとソプラノサックスが美しく歌ってとても素敵なイントロだった C.アダレーの♪Cabbonal。 ▶2nd.stage…真由子編曲♪Secret Love、ティネカ編曲ソプラノサックスで ♪A Prelude To A Kiss、アップテンポで♪Voyage、バラード ♪Good-bye は ピアノソロの「間」が素晴らしく、アルトサックスも何ともいえない味が 滲み出ていました。ティネカさんの作品♪Sea Cruising and Fishing Voyage New、 アンコール は♪Alone T でした。 ▶実はこのメンバーで4日間のツアーに出ます。最終日にはどんな完成度のサウンド になるのでしょう…ぜひ聴いてみたいと思いますが地方ツアーなので私は無理ですね。 |
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2010.9.8 Wed 2人のピアニストの才能を堪能した夜 |
▶昨夜は、お客さまからのご要望もあった企画 林正樹(pf) さんと 田中信正(pf) さん、 二人のピアニストによる連弾共演でした。二人が、一台のピアノを左から右まで 器用に入れ替わりながら、よくここまで…と思うほどの素晴らしい弾きっぶり。 しかも二人とも発想がとてもユニークで、頭の中はどうなっているのか、演奏中の 二人の脳を覗いてみたい気がするほどでした。 ▶今回はピアニカを使って、それぞれが吹いたりして、聴いて楽し・観て楽し… そんなステージで、とにかくその場に居あわせないと、この面白さと凄さは 伝えられませんね。ジャズライブならではの夜。少し長くなりますが、演奏された 曲のユニークぶりをご紹介しますね。 ▶1st.stage…田中作♪Foot Steps of Japanese Short Tail、田中さんのアレンジによる ♪ライムライト はイントロが複雑でいつの間にかメロディーが聴こえてききました。 林作♪童話で書かれた生態系、田中さんのソロで ♪枯れ葉 は、風の中を葉っぱが たくさん舞っているような感じがしました。林作♪2006 数学的に(?!)創られている曲、 田中さんのアレンジ ♪I Got Rhythm では途中からピアニカを弾き出したのですが、 あまりノッてピアニカが壊れてしまい大爆笑でした。 ▶2nd.stage…林さんは五十音シリーズで曲を創っているのですが、昨夜はその中から ♪れろ という曲。なかなか面白い発想ですね。次は、何の曲か解らないうちに ♪All Blues に発展していました。田中さんのアレンジによる ♪さざえさんのテーマでは、 あのサザエさん一家の大騒ぎを聴いているような感じでした。♪Moon River は 田中さんのピアノと林さんのピアニカが、ストレートにメロディーを良く歌っていました。 田中作♪クラーク(暗〜く?) は暗い静かな曲で、途中から一人一人が演奏。そしてまた 林さんの五十音シリーズ♪そたち…これは「ソ」が沢山使われている曲、アンコールには 林さんの今度は干支シリーズで、日本の香りがする、イノシシが走っているような感じの ♪イノシシでした。 ▶初めて聴いたお客さまの中に外人がいらして、たいへん感動されていました。また 最初のステージには、海老沢一博(ds) 伊藤君子(vo) ご夫妻がいらしていて、二人とも ちょっと緊張した様子でした。 ▶ちなみに…林さんは5歳から7歳までピアノのレッスンを受けるも、その後嫌いになり 一度は止めたそうですが、慶応中学に入ってからジャズに興味を持ち、高校からは 本格的に勉強し始め、大学を卒業してほどなくプロになったということです。 ▶田中さんは4歳からエレクトーン教室に通っていて、16歳でピアノに転向し、 国立音大の作曲科に入学。でも途中で退学してジャズの勉強をしてプロになったそうです。 お二人とも、ジャズの先生は、佐藤允彦さんだそうです。 |
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私の古くからのお客さまで、北海道根室にお住まいの方がいらっしゃいます。 毎年、秋の初めになると、必ず、漁れ立ての秋刀魚を贈ってくださいます。 (紙上で恐縮ですが…毎年、どうもありがとうございます) 今年は猛暑のため秋刀魚が不漁で、随分、貴重な高級魚になってしまい、 お魚屋さんでも、置いてあるところさえ少ないようで、今年はどうかな、 と思っていたのですが……例年通り、送られてきました。 ● というわけで、なにぶん数が少なく、無料でお裾分けという訳には参りませんが、 お客さまにぜひ味わって頂きたい、と松岡シェフがメニューに加えてくれました。 《さんまのロール巻き 梅風味…1,200円》です。 数に限りがございますので、10日間ほどの「売り切れゴメン」の限定メニューですが、 よろしかったら、オーダーしてみてくださいね。 |
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2010.9.9 Thu よくスウィングする大人のピアノトリオ |
▶北条直彦(pf) 鈴木良雄(b) セシル・モンロー(ds) さんのピアノトリオ。このトリオは お馴染みのスタンダード曲を北条さんがアレンジして演奏する、とても聴きやすくて 良くスウィングするステージです。チンさんのベースも、セシルさんのドラムも タッチが綺麗なので気持の良いサウンドなのですが…台風の影響で客席が寂しく 残念でした。でもいらした方は、心地よい4ビートに酔っていらっしゃいました。 ▶1st.stage…♪All The Things You Are ♪Someday My Prince Will Come、 バラード♪You Don't Know What Love Is ♪夜は千の目を持つ ♪I Hear Rhapsody ♪My One And Only Love。 ▶2nd.stage…8ビートで♪Summertime ♪Over the Rainbow、ボサノバで ♪Estate ♪Sola ♪枯れ葉 。 ちょっと早く終わって外に出るとようやく気温が下がって、外吹く風も心地よかったです。 このまま秋がやって来るといいのですが… ※[photos] 欄 更新 |
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2010.9.10 Fri 深いグルーブ感…才能豊かな大野えりさん |
▶大野えり(vo) さんのグループ《大野えり Presents J@fRO》メンバーは えり さんと、 秋山一将(g) 荻原亮(g) の2ギターに、江口弘史(b) 原大力(ds)さん。えりさんは、 作詞作曲の才能もあり、詞には英語と日本語の曲がありますが、いずれも、 メロディーとリズムが素敵で、とてもジャジーな曲が多いです。 ▶演奏は、エレキベースの音色と、パターンの繰り返しが心地よく、ドラムスの テンションの入れ方もうまく、グルーブ感がとても豊か。えりさんはそれに乗って、 全身で表現して歌います。日本人では珍しい、開放感があるその表現力は、 私も大好き。身体が自然に動き、客席でも、リズムに合わせて拍子を取っている方が 大勢いらっしゃいました。 ▶1st.stage…♪Come Together ♪リンゴ追分 、えりさんの作品♪La La La You Are Mine、 秋山さんの渋いヴォーカルで♪Spooky、えり作♪Every Breath You Take、♪Bird's Song。 ▶2nd.stage…えり作♪Sweet Love ♪Silver Rain、京都から東京に出て来た時に創った という日本語の♪Tokio Blues、♪People Make The World Go Around 、えりさん作の ♪Dance Dance Dance では、お客さまもコーラス参加しました。そして最後も、 えりさんの♪Walker's With The Down。それぞれのカッコいいソロが入りました。 |
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2010.9.11 Sat 金曜なのにどうしたわけか客席寂しく… |
▶ゲストにティファニー(vo) さんを迎えての、河合代介(org) ハル高内(g) さん、 そしてトミー・キャンベル(ds) さんの《オルガン-アイズ セッションバンド》。 週末金曜なのに、どうした事か客席は空きが目立ち、いらした常連さんも不思議がるほど。 トミーさんはじめ皆さんショックだったようですが、我々スタッフもとまどいました。 なにしろ、150キロものオルガンを搬入出して準備するステージですからね。 ▶1st.stage…オルガンとドラムスで♪Blues Walk、♪The Shadow of Your Smile、 ギターが入って♪John Brown's Body、ティファニーさんのヴォーカル登場♪St.Thomas バラード♪I Thought About You、♪All or Nothing At All、ハルさんお得意の♪Europe を ヴォーカル入りで、そして♪The Gatheed。 ▶2nd.stage…オルガンとドラムスで♪Messin'Around ♪Bayou、ギターが入って♪Joshua、 ティファニーさん登場♪Poinciana ♪Barcelona ♪Don't You Know Me By Now、 ♪I'm In The Mood For Love。最後に、シカゴでオルガンを弾いていて最近帰国した青年 土田さんが飛び入りして1曲演奏。いつもと変わらずファンキーで、楽しいステージでした。 ▶今夜は土曜日、同じくトミーさんの、明るく楽しいヴォーカルセッションです。 少し涼しくなってきました。ぜひいらしてください。お待ちしています。 |
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2010.9.12 Sun 週末らしいエンターティメント溢れるステージ |
▶伊藤大輔(vo) 山口有紀(vo) さんと、野本晴美(pf) 箭島裕治(b) トミーさんの 《トミー・キャンベル ヴォーカル-アイズ セッションバンド》。前日の客席が寂しく ショックを受けていたトミーさんでしたが、昨夜はそこそこ埋まってひと安心。MCにも 笑顔がこぼれ、ジョークも冴えて、客席から笑いをとっていました。 ▶客席には、初めてこのユニットを聴いた方も多く、みなさんトミーさんのドラムテクに 感心していらっしゃいました。大輔さんと有紀さんは、いつもと同じ曲にも、その度に 違う演出でハプニングを起こしたり、アドリブで作詞もしたり。 ▶このユニットのファンとお客さまは、英語を理解出来る方が多いのが特長で、客席の 反応がいいので、曲も途中で色々に面白く発展して、楽しさが倍増します。でもさすが、 エンディングはきちんと決めます。エンターティナーとしての技術も、しっかり身について いるんですね。 ▶1st.stage…♪Don't You Know Me By Now ♪Dream Life、二人のコント入りで ♪Cheek To Cheek、バラード♪Peacock、♪Pipoca ♪Gahtooze。 ▶2nd.stage…♪Barcelona ♪Greens、♪In A Mellow Tone ♪Con Alma ♪Water Of March ♪Diddley Bop、アンコールは♪Savoy。週末らしい楽しい夜でした。私のスケジューリングも 週末は楽しいステージを心がけています。ストレスを解消して来週に備えなくては…ですもの。 お疲れの方、ぜひ週末にいらして疲れを吹き飛ばしてくださいね。 |
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2010.9.14 Tue バランスの取れた素晴らしいクァルテット |
▶昨夜は近藤和彦(as) 今泉正明(pf) 楠井五月(b) 大坂昌彦(ds) さんのクァルテット。 レギュラーベーシストの上村信(b) さんが体調を壊してしまい、替わって若い楠井さんが 急遽、出演になりました。このグループは主に近藤さんのオリジナル曲を演奏するので、 譜面に強くて速い理解度が要求されますが、楠井さんは落ち着いて、太くいい音で 代役を立派にこなしました。 ▶近藤さんがMCで、ヨーロッパツアーのエピソードなどをお話したりして、とても 和やかな雰囲気ですが、演奏になるととたんに緊張感に満ちる素晴らしいステージ。 このグループに根強いファンが付いているのも頷けますね。以下演奏曲とその説明は、 近藤さんが丁寧に書いて送ってくださったので、(2nd セットのコメントは私のです) せっかくですから、そのまま掲載させていただきますね。 ▶1st.stage… 1. Celia (Bud Powell) <ラテンのリズムでやりました> 2. Lush Life (Billy Strayhorn) <バラードで始めて途中から3拍子になるようアレンジ> 3. Unexpected (Kazuhiko Kondo) <9.11テロの後に書きましたので追悼の意味で> 4. Under The Dim Light (Kazuhiko Kondo) 5. Black Beans (Kazuhiko Kondo) ▶2nd.stage… 1. Star Eyes (standard) 2. Blues For Salvador (Kazuhiko Kondo) 3. 新曲[9/12/2010] (Kazuhiko Kondo) …未だ題名がついてないので創った日がタイトル 4. September Song (Kurt Weil) …バラードで9月 にしか演奏しない曲、私の大好きな曲 5. EーZ Pass (Kazuhiko Kondo) …複雑なリズムの曲ですが、大坂さんのソロが素晴らしかった Encore. Autumn In New York …この曲も私の好きな曲 ▶途中でにわか雨が降って、お客さまがお帰りになる頃は気温も下がり、気持の良い風が ふいていました。猛暑も治まって、演奏された曲も秋ならでは…いよいよ音楽の秋ですね。 |
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2010.9.15 Wed 心に届く美しいトリオ演奏 |
▶猛暑からやっと解放され過ごしやすくなった昨夜は、福田重男(pf) さんと、 小杉敏(b) セシル・モンロー(ds) さんのトリオ。昼間のにわか雨も夕刻には止んで、 さすがの「雨男」福田さんもそろそろジンクスが破られるか、と思っていたのですが… ステージ途中でビショ濡れの外人が入ってきたので外を見ると、大雨でした。でも、 福田さんのファンはそのあたり心得たもの。みなさんしっかり傘のご用意ができていて、 小降りになった雨の中、美しい演奏の余韻を感じながらお帰りになられました。 ▶1st.stage…T.モンクの♪Eronel、J.ミッチェルの♪Both Sides Now、D.ガレスビーの ♪Groovin' High、M.デビスの♪Milestones、福田作品♪Reverence…意味は「敬意」ですが ここではバレーなどでの丁寧なお辞儀のイメージだそうです。 ▶2nd.stage…福田作♪Go Ahead Nigel、♪C.ジョビンのボサノバ♪Because Of You、 S.ロリンズの♪Airegin、バラード♪Never Let Me Go はピアノのイントロが すごく奇麗でした。そして古い曲♪Exactly Like You、♪Round Midnight、 アンコールは C.ジョビンの♪トリステ でした。 |
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〈レディース パスタセット〉が、新しくメニューに加わりました。 お好きなパスタ(トマト味もクリーム味もあります)をお選びいただき、 小サラダとデザートそしてソフトドリンクが付いて 1,800円です。 女性の多い福田さんのファンの方々も、ぜひお試しくださいね。 |
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2010.9.16 Thu ハプニングの連続で中身の濃い素晴らしい演奏 |
▶TOKU(vo,flh) ちゃんが、ユキ アリマサ(pf) 井上陽介(b) 高橋信之介(ds) さんという 蒼々たるメンバーと組んでのクァルテット。音楽を良く知っている3人のベテラン陣に 囲まれ、ツーと言えばカーと返ってくるプレイで、TOKUちゃんは自由に伸び伸びと 羽ばたいて、とても楽しそうでした。 ▶演奏も次々に面白く発展し「ジャズはライブが一番」を地でいくような素晴らしい ステージで、TOKUちゃんのこんなプレイぶりは、久しぶりのような気がしました。 ジャズを良く知っているお客さまからも「今夜はすべてが素晴らしかった。 来てよかったよ」とお褒めの言葉をいただきました。私も、素晴らしいステージを 楽しみました。 ▶1st.stage…♪Moonlight Serenade ♪Like This ♪Our Love Is Here To Stay、 バラード♪She、♪Con Alma、♪How High The Moon ではドラムとの掛け合いが 面白く大いに盛り上がりました。 ▶2nd.stage…♪Rock With You、インストで♪There Is No Greater Love、 ヴォーカル♪And We Will Fly、ここで突然TOKUちゃんが女言葉になり、 台詞で詩の意味を説明してから、ナンシーさん(N.Wilson) の十八番 ♪Guess Who I Saw Today…私はこの曲を男性が歌うのを初めて聴きました。 ♪But Not For Me …これはベースとの掛け合いが面白く、その凄いテクニックは 観ていても楽しいパフォーマンスで、客席からは笑いがもれるほどでした。 ▶さらに、インストで♪Cotton Tail、ヴォーカル入りで♪They Can't Take That' Away From Me、最後のアンコールでは、客席も一緒になって♪Smile をコーラスし、 楽しくて中身の濃い夜が終りました。フロントは、バックメンバーや、特にドラムス によって演奏が大きく影響されますが、このような素晴らしいメンバーに入った TOKUちゃんを、また聴きたいと思いました。 ▶ドラマーの信之介さんはNY在住で、この27日には帰ってしまいますが、暮れに 小曽根さんの「ノーネームホーセス」オーチャードホール公演で帰国します。 |
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2010.9.17 Fri グルーブする気持ちのいいステージ |
▶鈴木道子(vo) さんと、金子雄太(org) 渥美幸裕(g) 小森耕造(ds) さんのちょっと珍しい オルガンバックのトリオ。思えば道子さんは彼女が大学を卒業した頃、当店がまだ 六本木にあった頃オーディションを受けに来て、その日本人離れした声に私が惚れて それ以来のおつきあい。彼女が「苦節35年」と言っているのを聞いて、過ぎた歳月と お互いの歳とを思い出しました。 ▶いろいろと経験して彼女は今、歌を歌えることに幸せを感じている、と精一杯 歌います。だから聴く人の心に届くのでしょう。昨夜も彼女の根強いファンの方たちが 応援にいらしていました。彼女も3人の若い才能あるミュージシャンと共演できることを とても喜んでいました。最近は山登りをして自然から素晴らしいエネルギーを貰っている、 ともおっしゃっていました。 ▶1st.stage…ギターとデュオで♪ I Don't Know What Time It Was ♪In Summer、 トリオバックに♪Good Morning Heartache、越智さん作品♪Cures、 ♪Guess Who I Saw Today 〜♪Who Is She…バラードからファンクのリズムになり、 ノリノリで休憩に入りました。 ▶2nd.stage…オルガンとデュオで♪In The Dark、♪Candy、彼女が一番好きなシンガー 今は亡きアービー・リンカーンの♪Bird Alone と♪Throw It Away 素晴らしいバラードで 心にしみました。インスト演奏の後 ♪Use Me ♪That's All、アンコールはファンクの リズムで♪Summer Time。リズム感とグルーブ感の豊かな気持の良いステージでした。 歌には人生が表れる…本当に歌は人生そのものですね。 |
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2010.9.18 Sat 南アフリカの香りがする素晴らしい演奏 |
▶南アフリカの才媛 アマンダ・ティフィン(pf,vo) さんと、松永誠剛(b) セバスティアン・ カプティーン(ds) さんのグループ。ご記憶でしょうか、実は昨年7月、初来日した時は、 当店の冷房が故障した日で、店内はまるで蒸し風呂のような暑さだったのに、文句一つ言わず 最後まで演奏してくれた思い出深いグループで、今年は二回目の出演です。 ▶アマンダさんは深紅のワンピースに身を包み、透き通るような心地いい声で、歌う曲も 澄んだ空気の広大なアフリカの大地の情景が目に浮かぶような曲を多く歌ってくれました。 松永さんもメロディアスなベース、セバスティアンさんはタイトな気持のいいドラミング… とてもいいステージでした。でも、秋の行楽3連休前の金曜日の夜なのに…どうしたわけか お客さまは少なく、ミュージシャンにはお気の毒でした。 ▶1st.stage…松永作♪Wide Open Spaces、アマンダ作♪These Things、カバー曲 ♪Wonder It Be Good、アマンダ作♪Earth Hour、松永作♪Atomic Sunshine と ♪No Future、アマンダ作♪Requiem。 ▶2n stage…アマンダ作♪I Remenber ♪Corrected、松永作 ♪Life Is Filled With Beauty アマンダ作♪Silence、カバー曲♪High And Dry、松永作♪Little Desperado、 ラーシュ・ヤンソン作♪Resting In The Shadow、アマンダ作♪Lonely City アンコールは、ポール・サイモンの♪Still Crazy でした。 |
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2010.9.19 Sun 滅多に聴けない究極のデュオの素晴らしい演奏も… |
▶フランクフルト在住のトニー・ラカトッシュ(ts,ss) さんと、ベルリン在住のフェレンツ・ シューネット・ベルガー(g) さん、来日二回目の滅多に聴けないデュオでしたが… 昨日が秋の連休初日だったせいか、深まる不況のせいか、客席が寂しく、大変素晴らしい 演奏だっただけに、返す返す残念で仕方ありません。 ▶フェレンツさんのギターは、アコースティックギター。トニーさんのサックスは曲により ソプラノとテナー持ち替えての演奏。二人とも、とにかく音がきれいでテクニックも凄く デュオとは思えないほどサウンドに広がりがあり、しかもセクシーでした。 ▶主な演奏曲は…♪Seresta ♪曲名? ♪曲名? ♪Bolero ♪A Girl From Ipanema〜 ♪Eight Train、♪赤トンボのイントロから〜♪As Time Goes By、♪Whisper Not、など。 曲名をいただいてメモするのも忘れて聴き惚れてしまいました。 ▶連休で、九州そして四国からも初めての方がいらしていて皆さんご堪能し「どこにいくか 迷ったけど、ここにきてよかった、さすがだね」とお褒めの言葉をいただきました。また、 私が連絡して、いらしてくれた常連のお客さまたちは、みなさん大変に感激してくださり その意味ではホッとしたのですが… ▶連日、滅多に聴けないミュージシャンの素晴らしい週末のステージなのに、客席が 埋まらないストレスで私は体調を壊してしまいました。長年ライブハウスをやっていますが、 こんなに厳しい環境は初めて。久しぶりにお店の二連休ですが、この落ち込んだ気持ちは 回復するかしら… |
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先日、この欄で〈レディースメニュー〉登場のご案内を致しましたが 「女性ばかりでは片手落ちだ」というご意見がございましたので、 以下のメニューを追加させていただきます。 〈パスタセット〉1,800円 (A)スパゲッティ=ナスのボロネーゼソース (B)キノコのスパゲッティ (C)スパゲッティ=サーモンのクリームソース お好きなパスタ一つをお選び下さい。 プチサラダとデザート(プチケーキとアイスの盛り合わせ)そして、 ソフトドリンク1杯が付きます。 また、プラス 200円でソフトドリンクを ビール(ハイネケンorエビス)、またはグラスワイン(赤or白)、または スパークリングワイン(ロゼor白)のいずれかに変更出来ます。 秋の味覚をお楽しみください。 P.S. ※[photos] 欄 更新
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2010.9.22 Wed 二人のファンが応援にきた華やかなステージ |
▶大城蘭(vo) さんと、このグループに初参加の 福井ともみ(pf) さん、そしていつもの 平岡雄一郎(g) 吉田豊(b) 平井景(ds) さんの昨夜。蘭さんと、ともみさんのファンは、 共通の方が多く、皆さん熱心な方々で、ミュージシャンも演奏しがいのある夜でした。 ▶蘭さんは黒のノースリーブのワンピースにピンヒール。スタイルがいいので良く お似合いです。初めてみえたお客さまは、その健康的な美形に魅了されたようでした。 しかも、とても声がよく、ファンが多いのも頷けます。奇麗な女性が2人いると、 ステージが華やかでいいですね。 ▶1st.stage…♪Autum Leaves ♪September In The Rain ♪Day In Day Out ♪Bewitched、いつかこんな女性になりたい、と ♪Sophisticated Lady、 ♪Love Is Here To Stay ♪Lover Come Back To Me ♪On A Clear Day、そして 沖縄弁バージョンの♪Amaging Grace。 ▶2nd.stage…♪Night And Day ♪Black Coffee、沖縄弁の♪You Are My Sunshine ♪ていんさぐ、♪Puck It Yourself ♪Honeysuckle Rose、♪All The Things You Are ♪What A Wonderful World ♪My Favarite Things、アンコール♪I Got Rhythm。 ▶昨夜は出来上がった沖縄編CDを紹介・販売しました。ちなみにCDは、5曲入って 1,500円也。ジャケットの写真が自然体でとても素敵。特に沖縄の民族衣装を着た写真は いいですよ。応援してあげてくださいね。 |
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2010.9.23 Thu 信頼するトリオで実力発揮のティファニーさん |
▶ティファニー(vo) さんと 彼女のCDにも参加している信頼厚い 秋田慎治(pf) さん、 そして、よくこのメンバーでトリオ出演している 吉田豊(b) 小前賢吾(ds) さんのトリオ。 ティファニーさんも気心知れたミュージシャンで、リラックスできて自由奔放にその実力を 存分に発揮して歌っていました。 ▶トリオのメンバーも応えて、いつもと違ったイントロやソロを入れて、楽しみながらの お茶目なハプニング性豊かな演奏で、客席も終始にこやかでした。 ▶1st.stage…♪This Can't Be Love ♪I Thought About You ♪All Of Me ♪I've Got You Under My Skin、♪But Not For Me、慎治さんのリクエストでバラード♪Blame It On My Youth、 そして明るく♪Blue Skies。 ▶2nd.stage…♪To Love And Be Loved ♪I Left My Heart In San Francisco ♪Night And Day ♪Bewiched ♪St.Thomas、バラード♪Solitude ♪Teach Me Tonght アンコールは♪Smile。 ▶それにしても8月来の「急激な円高」の影響を当店もモロに受けて、この9月はほんとに お客さまが少なくなりました。今夜と明日は、来日したミッシェル・ルグランのバンドメンバー と一緒にチャリートさんが、フランスのロマンの薫り漂うジャズを。そして明後日の週末は 伊藤君子(vo) さんが、エンターティメント溢れる楽しいステージを披露してくれます。 皆さまぜひいらして「活気ある BODY&SOUL」に盛り立てていただきたい、と思います。 |
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2010.9.24 Fri M.ルグランの世界を歌い上げたチャリートさん |
▶本当に暑さ寒さも彼岸まで、ですね。肌寒いくらいになった昨夜は【Body&Soul スペシャル】 《チャリートwithアラン・ブルネ・クァルテット》2 Days の初日でした。メンバーは、 チャリート(vo)さんと、ミッシェル・ルグランのバンドメンバー、アラン・ブルネ(tp) アラン・マイヤラ(pf) デビット・サレス(b) ジャン・ピエール・ドルアール(ds)さん。 ▶リーダーのアランさんは、フランス人らしからぬとても陽気な人柄の良い方で、 トランぺットを吹いたり、歌も歌いました。ピアノニストのアランさんは同じ名前ですが フランスではよくある名前だそうです。彼のピアノは繊細で、ロマンチックな ミシェルル・グランの曲にピッタリのピアニスト。ベースのシーマスさんは、縁の下の 力持ちといった感じのしっかりしたリズムで、音楽を支えていました。ドラムスの ドナルドさんは黒人ですが、いかにもフランスの人と言う感じ。白のスーツで決めて、 愛嬌もよく、ドラムのタッチも綺麗でよくスウィングしていました。 ▶ミシェル・ルグランの曲は繊細でロマンチックかつドラマチック。チャリートさんの スタイルにぴったりで、思う存分心を込めて歌い上げていました。 ▶1 st stage…インストで♪Autumn Leaves アランさんが途中から吹いた口笛が素敵でした。 ♪La Javanaise、ヴォーカルが入って♪Watch What Happens ♪Summer Me Winter Me ♪You Must Believe In Spring ♪How Do You Keep The Music Playing、 ヒット曲♪What Are You Doing The Rest Of Your Life、美しいピアノとチャリートさんの デュオ♪The First Fine、そしてアランさんとチャリートさんのヴォーカルデュオは フランス語で♪Quand On S'aime。 ▶2nd.stage…インスト曲♪Pominus ♪C'est Si Bon、ヴォーカルが入り♪I Wish You Love ♪La Vie En Pose ♪Let It Be Me、元気に♪Caravan、♪The Windmills Of Your Mind、 そしてヴォーカルデュオで♪I Will Wait For You、アンコールは♪The Summer Knows。 ▶朝から降り止まない雨のせいか祝日のためか…客席が寂しく残念。でも、いらした お客さまは、フランスの香りのするロマンチックな気分をお楽しみになりました。 今夜も同じメンバーです。ぜひこの素敵なステージをお聴きになり、ようやくやってきた 秋を存分にご堪能ください。 |
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2010.9.27 Mon チャリートさん第2夜はブラジル大使らもご来店 |
▶先週末は、この夏4歳になったばかりの孫のレイちゃんが泊まりに来たり、 《小曽根さんスペシャル》が日曜日にあったり…バタバタと忙しくてゆっくりと ブログを書く暇がなく、2,3日まとめての「前夜のステージ報告」になりました。 ご了承くださいませ。 ▶まず先週木曜日の《チャリートwithアラン・ブルネ・クァルテット》第2夜のご報告。 フランスのミュージシャンは、みなさん陽気でお洒落で、連日リラックスしたステージを 繰り広げました。この夜は、在日ブラジル大使と大使館の方々が8人もいらっしゃいました。 チャリートさんのCD「ノンストップ・ブラジル」でブラジルのミュージシャンたちと レコーディングした関係、ということで、皆さまとても楽しんでいらっしゃいました。 国際派シンガー、チャリートさんらしいですね。 ▶演奏曲は前日とほぼ同じでしたが、新たに大使のためにブラジルの曲を演奏したり 歌ったりしたら、大喜びなさって終了後早速ミュージシャンたちに丁寧なお礼の挨拶を していらっしゃいました。そのあたりの気配りは、さすが一国の大使ですね。 ▶ミュージシャンも翌日午後、フランスに帰られました。みなさん当店のことを大変 気に入っていただけたようで、ぜひまたここで演奏したい、と言い残して機中の人となった と聞きました。嬉しいですね。 |
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2010.9.27 Mon 季節感の豊かな選曲で楽しめた週末の夜 |
▶週末土曜の夜は、伊藤君子(vo) ユキ アリマサ(pf) 坂井紅介(b) 海老沢一博(ds) さん。 ペコちゃんは濃いオレンジ色のチャイナドレスのようなワンピース姿で登場し、 来月発売されるCDを紹介してくださいました。CDのタイトルは「まっかなおひるね」。 芥川賞作家の多和田葉子さんの詩や、伝説的ビート詩人白石かずこさんの詩に 高瀬アキさんが曲をつけたり、童謡なんかも入った日本語のユニークなCDです。 ▶スタンダード曲にはさんで3曲ほどお披露目してくれました。いわゆるジャズでは ありませんが、とても新鮮で面白いと思いました。ドラムスの海老沢さんの初リーダー アルバム「Keep Going」(キャッチコピー、スウィングしなけりゃ意味ないね)も、 ほほえましいことに、来月夫婦で同時発売!!です。これは元気がもらえるCDですよ。 応援よろしくね。 ▶1st.stage…♪September In The Rain ♪Autumn In New York ♪New York State Of Mind…こうした曲を歌うと、昔のNY生活を思い出すと言いながら。そして新曲 ♪9月には、その後、お客さまにリズムのリクエストをもらって、それに応えて ボサノバで津軽弁バージョンの♪Fly Me To The Moon、♪It's Only A Paper Moon ♪A Time For Love ♪Old Devil Moon。 ▶2nd.stage…♪Quiet Nights Of Quiet Stars ♪Love ♪Black Coffee、 津軽弁バージョン♪Summertime、新曲白石かず子作詞♪四角い海、そして ♪小さい秋見つけたでは、客席から歌声が聞こえてきました。♪Autumn Serenade ♪No More Blues、アンコールはリクエストを募って♪Follow Me… ▶信頼おけるミュージシャンと一緒で思い切り自由に自らも楽しみながら…季節感を 豊かに演出した選曲は、さすが!! 楽しい週末の夜でした。 |
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2010.9.27 Mon 愛のこもった演奏に酔いしれた美しい夜 |
▶昨日は、サプライズ特別企画《小曽根真ピアノソロ ゲスト: 中川英二郎(tb) 》。 至近距離でお互いの息を感じながら(小曽根さんのMCより)、世界の小曽根さんを 身近に聴ける、ということで入れ替え制で行った2テージとも、お陰さまで 超満員の大盛況。久しぶりにお店が活気づきました。私も感激のあまり、 少々長いブログになりますが… ▶小曽根さんは、8月末から9月1日までブルーノート東京でノーネームホーシズの 公演で連日超満席の大好評を博して、その後、大阪、名古屋、そして昨日は帯広で クラシックオーケストラと共演し、その足で羽田から当店に直行。共演の中川さんと 打ち合わせやらサウンドチェックをして、本番、という強行軍でしたが、お疲れを 微塵も感じさせない素晴らしいステージでした。 ▶ご自分のデビューアルバムの曲、セロニアス・モンクやビル・エバンス、 ベニー・ゴルソンの曲…など、途中でジョークを言って客席を大いに沸かせながら、 「せっかくだから最近あまりやっていない曲を演奏します」とおっしゃって。 ▶笑いを取ったすぐ後には、緊張感のある素晴らしい演奏。バラードなどではお客さまは 眼をとじて情景を思い浮かべ、涙を浮かべて聴いている方も居たくらいです。 素晴らしい演奏は、お客さまの表情も素敵にさせるんですね。 ▶1st.stage…ピアノソロで、ご自分の持っている番組で一番リクエストが多いと紹介し ♪Waltz for Debby、♪ショパンのMazurka、中川さんとのデュオで小曽根さんの作品 ♪Before I Was Born ♪Crystal Love ♪You're Not Alone、中川作品♪In To The Sky、 アンコールには懐かしい♪Whisper Not を現代風に。 ▶2nd.stage…ピアノソロ♪Nardis、スイスの風景を曲にした♪Lake Thude、 デュオで♪子犬のワルツ、小曽根作品♪Samba Driver、T.モンクの♪Well You Needn't、 (小曽根さんのMC「まぁ、要らないよ、かな」)、9.11の後での小曽根さんの作品 ♪Where Do We Go From Here?。アンコールにはスピード感あふれる♪チャルダッシュ。 そしてまた2度目のアンコール「これでないと、ここは終われないよね」「そう、 佐渡おけさを…ンなわけないか…」と軽妙なジョークの後、心のこもった ♪Body And Soul。 ▶当店のような小さなところで、こんなに素晴らしいミュージシャンを身近に聴けるなんて 何という贅沢でしょう。お客さまも私たちスタッフも幸せな時間を過ごす事が出来ました。 無名の時代に当店と関係ができて、ビッグネームになった今もこうして気にかけてくださる 数少ないミュージシャンの一人、小曽根さんに感謝しつつ、小曽根さん中川さん、、どうも お疲れさまでした。本当にありがとうございました。 ★[photos] 欄 更新 |
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2010.9.28 Tue 遠方からのお客さまもいらしていた週明け |
冷たい雨の週明け月曜日。悪条件の中、逗子や小田原からいらした方もいて 《BASS TALK》鈴木良雄(b) 野力奏一(pf) 井上信平(fl) 岡部洋一(per) さんら メンバーの皆さんは楽しんで演奏していらっしゃいました。 ▶1st.stage…♪Some When I Never Traveled ♪Fairy'e Dance ♪Joy Autumn ♪Wings、♪Feeling Free この曲は野力さん作曲、他は鈴木さん作曲野力さん編曲です。 ▶2nd.stage…♪Touch of Spring ♪Faery's Tale ♪N.Y Blue ♪KOMA ♪Winter Day Break。野力さんのピアノがよく響いて、気持の良いサウンドでした。
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2010.9.29 Wed 躍動感あふれるヒップなサウンド《THE FORCE》 |
▶20年近いNY生活からこの7月に帰国した真吾さんが、じっくり人選して結成したユニット 《THE FORCE》。メンバーは 奥平真吾(ds) 太田剣(as) 宮川純(pf) 須永崇志(b) さんです。 ピアノの宮川さんは才能豊かな22歳で、この年齢とは思えないプレイ。須川さんは バークレー卒業後NYで修行して帰国した若手で、一拍がゆったりとした、まさにベース らしいベース。剣さんは才能あふれるアルト&ソプラノサックス奏者。このメンバーを 率いて優れたサウンドを演出するドラマー、真吾さんですから、鬼に金棒、申し分のない 素敵でカッコいいサウンドです。 ▶1st.stage…真吾さんが1996年に創った♪Maconde、W.ショーターの♪Infant Eyes、 K.ギャレット作♪Computer G…ちなみに真吾さんは、彼のバンドに在籍していました。 ♪Theme for Ernie、真吾作品♪Alisema。 ▶2nd.stage…M.タイナーの♪Miss Bea、♪Taurus People…エルビン・ジョーンズの LPではピアノレス2テナーで演奏していて、ピアノが入るとどうなるかなと思って 挑戦してみたら面白くなったと。 ところで、昨日はマイルス・ディビスの19回目の命日。その彼の口癖♪So What、 ボサノバで♪Body And Soul、♪What Is This Thing Called Love、アンコールは マイルスにちなんで♪All of you でした。 ▶シンガーのウィリアムス浩子さんと山口有紀さんが聴きにいらして、凄い、カッコイイ… を連発していました。ジャズ好きにはたまらないサウンドに私たちスタッフも楽しませて いただきました。でもまだ結成して日が浅く知名度が低いため、お客さまが少なくて 残念でしたが、昨夜お聴きになった方々はきっとリピーターになられると思いますよ。 これから大いに期待できる素敵なユニットに、乾杯 !! |
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2010.9.30 Thu 独自の世界を繰り広げた1年ぶりの一生さん |
▶ちょうど1年前にライブ演奏中に倒れ、そのまま病院で緊急手術を受けて一命を取りとめた 一生さん。しばらく休養していましたがこのほど復帰。当店の出演も1年以上ぶりで、私も 楽しみにしていた 五十嵐一生(tp) 西直樹(pf) 俵山昌之(b) 小松伸之(ds) さんのクァルテット。 ▶彼はPAにも厳しくこだわりを持っていて、ご自分で機材を持ち込んで調整し、自らの世界を 創り出します。昨夜は、そんな彼の音楽世界が店内に響き渡りました。ピアノの西さんは、 当店初めてでしたが、とてもいいコードを弾いて演奏に彩りを添えていました。 ▶演奏曲は、ステージに上がってからその時の雰囲気で決め、MCもないので、知っていても タイトルが思い出せなくて…ただ彼の世界に聴き惚れていました。だから昨夜の演奏曲名は 覚えている範囲だけです。ごめんなさい。 ▶覚えている演奏曲は♪トニー・ウィリアムスの曲、♪Beautiful Love、♪Recorda Me、 TOKUちゃんが歌った♪Body And Soul、アンコール♪I Love You ♪Summer Knows など。 ▶2nd セットの途中から、一生ファンであるTOKUちゃんがいらしてジョイントしました。 TOKUちゃんの友人でクラシック界の「トランペットの貴公子」セルゲイ・ナカリャコフさんも 聴きにいらして、彼と一生さんTOKUちゃんとでトランペット談議に華が咲いていました。 |
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