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| | 2014.3.1 Sat   いつもながら心のこもったステージ | 
 | ▶豪華客船の仕事でしばらく日本にいなかった伊藤君子(vo) 片倉真由子(pf) さんと、杉本智和(b) JUN SAITOH(ds) さんの
 2月の最終日。10日間も土を踏んでいなかったので、帰って
 きてもしばらく地べたが揺れて、やっと正常になったところ、
 ということでした。
 ▶船上でのステージは2日間だけで、後はゆっくりと自由に
 くつろいでいられる、三食昼寝付きの日々。ペコちゃんも
 真由子さんも心身がすっかりリフレッシュされたようでした。
 こんな仕事はいいですね。実は私にも、マネージャーとして
 ぜひ一緒に、とお誘いがあったのですが、何しろ今はお店が
 この窮状です。10日間も人任せにできず、あきらめました。
 ▶昨夜のステージでは、ベトナムのホーチミン市で下船して
 4日間観光した時にオーダーして買ってきたというドレスで
 登場。素敵でしたが、ご本人はその時より少し太めになった
 のかホックがはじけそうで気になります。と。
 ▶ステージはいつものように、手作りで丁寧に作り上げた、
 という感じの心のこもった歌とステージ。真由子さんとの
 コンビネーションの深さがよく表れていて、耳の「つぼ」に
 時々キュンとくるサウンドが素晴らしかったです。
 ▶1st.stage…♪Just In Time、♪Can't Help Lovin' Dat Man、
 ♪But Deautiful、恋が終ってしまった歌♪How Insensitive、
 ♪Just Friends、♪Evening Snow…これは佐藤允彦さんの
 曲にアメリカ人が詞をつけたオリエンタルな感じのいい曲。
 ♪Evening Snow、昨日は暖かくて♪It Might As Well Be Spring、
 津軽弁バージョン♪Summertime、
 ♪What Is This Thing Called Love。休憩時間には、お客さま
 一人ひとりへの御挨拶で忙しいペコちゃんです。このへんも
 若いミュージシャンにぜひ見習ってほしいですね。
 ▶2nd.stage…♪I Didn't Know What Time It Was、
 ♪Alfie、♪Bluesette、♪Bridges、
 津軽弁バージョン♪Fly Me To The Moon、
 ウエストサイドストリーから♪Somewhere、
 京子ママに、と言って♪Sophisticated Lady…そんな上品な私
 ではありませんが、ペコちゃんの歌うこの歌は大好きです。
 明るく皆で歌いましょう、と恒例デュワッデュワッと歌う
 ♪It Don't Mean A Thing、アンコールは♪Round Midnight。
 ▶雪の多かった2月も終わりました。悪天候は客商売には
 大敵で、今年は特に苦しめられましたが…さあ今日から3月。
 気を取り直して、がんばらなくっちゃ !!
 
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| | 2014.3.2 Sun   超満員大盛況のシャイさんトリオ | 
 | ▶3月初日。気を取り直して頑張らなくっちゃ、なんて思う ヒマさえないほど多くのお客さまでお店は大賑わいでした。
 皆さんホントによくご存知です。【BODY&SOUL Special】
 シャイ・マエストロ(pf)ホルヘ・ローダ(b)シヴ・ラヴィッツ(ds)
 さんの《Shai Maestro Trio》
 ▶シャイさんは、ちょうど1年前の昨年3月当店に出演され、
 初来日にもかかわらず大人気でした。シャイさんはNY在住で
 いま話題のピアニストですが、最近多いイスラエル出身です。
 今回は「ロード・トウ・イサカ」をリリースしてのツアーで、
 ステージは全曲シャイさんのオリジナル曲。
 ▶どの曲も叙情的でかつダイナミックで、リズムも素晴しく
 誰もが思わず興奮してしまうほどの非の打ち所がない演奏で、
 三人の息ずかいまで聴こえるような至近距離で聴いていると
 鳥肌が立つほど。キース・ジャレットに賞賛されているのも
 良く解りました。
 ▶都内での出演は当店が3店目で、前日は新宿ピットインで
 大入り満員だったそうです。お客さまの中には3カ所全部を
 聴きに行った方が何人もいらっしゃいましたが、「やっぱり
 ここでの演奏が一番良かったよ」とおっしゃってくれました。
 ミュージシャンも大変満足のいく演奏だったようで演奏後、
 控え室で皆で抱き合い讃え合っていらっしゃいました。
 ▶アルバムの中から多くが演奏されましたが次のツアー地が
 九州ということで早く帰られ、シャイさんに演奏曲を書いて
 いただく時間がありませんでした。
 ▶ほんとに最近は、NYに移り住んで活躍しているイスラエル
 や欧州各地出身のジャズミュージシャンが多いですね。その
 関係かしらジャズも国籍や人種を超えて、どんどん進化して
 新しい音楽になっていることを感じます。でも皆さん本拠地
 がNYというのは変わらないようです。来年も来てくれると
 思いますが、どんな進化を遂げているのかとても楽しみです。
 
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| | 2014.3.4 Tue   初の試みでしたがとても良かった | 
 | ▶女性奏者だけで編成し組んだクァルテット、当店初めての 試み《ひな祭りスペシャル》メンバーはお互い知り合いですが
 共演するのは初めてだった、加納奈美(as) 栗林すみれ(pf)
 若林美佐(b) 佐藤ことみ(ds) さんです。
 ▶譜面をやり取りし、加納さん栗林さんはスタジオを借りて
 リハーサルをして準備。当日昨日は、早くから4人が揃って
 入念に仕上げのリハーサルをして本番に臨みました。皆さん
 初共演の女性ばかりで私もちょっと心配でしたが…
 ▶皆さん私の期待通りに、しっかり応えてくださいました !!
 音色が綺麗で全体のバランスも良く、女性ならではの繊細で
 美しいサウンドを聴かせてくれました。私の選んだ目に狂いは
 なかった(ハイ、ちょっと自慢が入っています)今のジャズ
 シーンに、女性奏者は欠かせない存在になっている、そんな
 ことを実感する昨夜のステージでした。
 ▶1st.stage…♪Cheek to Cheek、加納奈美作♪Le Bourgeon、
 ピアノトリオで♪Letter To Evan、
 クァルテットで♪Two For The Road、栗林すみれ作♪Grand Line、
 …この曲はエリック・ハーランドが当店に出演した時に
 聴きにきて感動し帰ってきてすぐ作った曲で、まさか同じ
 ここで演奏出来るとは思わなかったと話されていました。
 ▶2nd.stage…ピアノとサックスのデュオで♪Treasure Island、
 クァルテットで♪I'll Remember April、
 ♪The Ballad Of Sad Young Men、♪My Shining Hour、
 アンコールは♪Moritat。
 ▶客席には男性客、特にビジネスマンが多く、中に、応援の
 つもりでやたら掛け声を掛ける方がいてミュージシャンも
 苦笑い。注意しても「自分は何十年もジャズを聴いているし
 ピアノも弾ける」と聞いてくれず、ちょっと困りました。
 華のある演奏者と清潔感ある演奏に、気持よくなってお酒が
 進むのは分かりますが…飲み過ぎにはご注意くださいね。
 
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| | 2014.3.5 Wed   マーヤ・ワールドを 独占 堪能 | 
 | ▶昨夜は、当店でも何年かぶりだった弾き語りのソロでした。 グレース・マーヤさん、もともと彼女は、弾き語りでプロ・
 デビューされています。熱烈なマーヤ・ファンの方にとって
 ソロはたまらないステージです。
 ▶マーヤさんは、黒のシースルーのブラウスにジーンズ姿で
 お客さまから頂いたワインを飲みながら、お客さまに話し
 かけながら…親しみのあるリラックスしたステージを繰り
 広げ、お客さまはマーヤ・ワールドを堪能されました。
 ▶1st stage…♪Save The Last Dance For Me、
 ♪Gee Baby, Ain't I Good To You、
 ボサノバで♪Dindi、旧い曲♪My Heart Belongs To Daddy、
 イントロのピアノ演奏が素晴しかった♪Madam Butterfly、
 ♪Kiss Of Life、♪Love Letter。休憩中はお客さまと懇談。
 ▶2nd.stage…♪Dark Eyes、♪Born To Be Blue、
 ♪Comes Love、♪Maybe You'll Be There、
 ♪Polka Dots And Moonbeams、♪Just Squeeze Me、
 ♪Closs To You、♪Poinciana、♪Don't Be High、♪Recado Bossa、
 遅くいらした方のために私も残業です、と♪Imagine、
 ♪Hallelujah I Just Love Him So、アンコールは♪Body And Soul。
 ▶マーヤさんが、当店の「社歌」を歌うのは珍しいことです。
 私も久しく聴いてなかったですが、心のこもった社歌でした。
 ソロステージは、多くの曲を演奏したり、お客さまを飽きさせ
 ないようステージングを考えたり…けっこう大変なのです。
 マーヤさんお疲れさま、ありがとうございました。
 
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| | 2014.3.6 Thu   新アルバムに収録された曲 涙する女性も | 
 | ▶4月に新しいアルバムをリリースする予定の大野えり(vo) さんと若井優也(pf) 佐藤ハチ恭彦(b) 原大力(ds) のメンバー。
 そのレコーディングが終ったばかりのえりさん、歌うことが
 幸せで嬉しくてたまらない、そんな感じに満ちたステージ。
 ▶そのアルバムは、若井さんとのデュオアルバムで、内容は
 ピアニストの曲ばかり集められています。コンサート会場で
 レコーディングしたので、音が気持よくて天にも昇る気分で
 歌えたそうです。でも、全曲が一発録りで、緊張もされた
 ということですた。昨夜は、その中から多く唄われました。
 ▶1st.stage…♪Just In Time、♪Old Devil Moon.
 T.モンク♪Ask Me Now(How I Wish)
 懐かしい曲♪I Could Write A Book、D.エリントン♪Just Squeeze、
 Me.A.C.ジョビン♪One Note Samba、
 B.エバンス作♪Waltz For Debby。
 ▶2nd.stage…
 えりさんの口笛入りでS.メンディス♪So Many Stars、
 D.ブルーベック作♪You Sing Baby(原題は♪The Dukeですが、
 ブルーベックさんの奥様が詞をつけた曲名です)
 ♪This Can't Be Love、D.エリントン♪Star Crossed Lovers、
 えり作♪In time of Silver Rain…名曲だと思います。
 B.エバンス♪Turn Out The Stars、D.エリントン♪Love You Madly、
 アンコールは♪When I Fall In Love…涙している女性が
 いらっしゃいました。
 ▶初めてえりさんを聴いて、その素晴らしい説得力に、大変
 感動されたそうです。多くのアルバムを出している えりさん
 の中でも自信作のようで、えりさんも輝いて見えました。
 
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| | 2014.3.7 Fri   TOKUさん 男性ファンも増加中 | 
 | ▶当店に出演する度に、毎回共演者を変えて意欲的に世界を 広げているTOKUさん、昨夜は久し振りに若いトリオと共演。
 演奏し歌った曲も新旧とりまぜ、ジャズのスタンダードから
 ポップスまで幅広く、彩り多いステージを展開されました。
 ▶TOKU(vo,flh)宮川純(pf,key)楠井五月(b,eb)福森康(ds)さん。
 TOKUさんは向上心が強く、いろんな分野の音楽を聴き、
 いろんな分野の友人を作り、自分の引き出し増やしています。
 貪欲に音楽を追求するそんな彼の姿が、私は好きです。トリオ
 のメンバーもよく勉強している、素晴らしいサポートでした。
 ▶1st.stage…♪Love's In Need Of Love Today、
 ♪I Can't Help It、♪Moon River♪Night And Day、
 イントロはフリューゲルHで S.ワンダー♪You've Got It Bad Girl、
 M.ジャクソン♪Heal The World…TOKUさんは、こんな曲が
 書けたらいいなと思っているそうです。
 ▶2nd.stage…H.ハンコック♪Bedtime Story、
 ♪Music Is The Key、♪My Favorite Things、
 カーペンターズの♪Sing を皆で合唱。
 ▶お誕生日の高橋真梨子さんがいらっしゃっていて、ここで
 サプライズ。♪5番街のマリー を英語で歌ってプレゼント。
 アンコールは、K.ダーハム♪My Ideal、そして♪Imagine。
 デビューして16年、今40代に入り、ファンも女性ファンから
 最近は男性ファンも増えてきているようです。楽しい夜に
 皆さまのお顔もほころんでいらっしゃいました。
 
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| | 2014.3.8 Sat   若者たちの活き活きとしたステージ | 
 | ▶同じ大学の後輩でもある新人ボーカル、紗理さんをはじめ 若く優秀なメンバーを集めリーダーとしてユニットを率いた
 市原ひかり(tp)さん。メンバーは宮川純(pf,key) 清水昭好(b)
 横山和明(ds) ゲスト紗理(vo)さんの昨夜のステージは、若い
 活気に満ちていました。
 ▶コンボのドラマーはサウンドの演出家ですが、横山さんは
 ピアニシモからフォルテまで、とても表情の豊かなサポート。
 紗理さんは当店初出演でしたが、素晴しく魅力的な声で英語も
 しっかりしています。バークリー音大から帰って日本のモンク
 コンペティションで準優勝した逸材で、チャーミングですから
 これからきっと大活躍するでしょう。
 ▶ヴォーカルが大好きなひかりさんは、紗理さんとの共演を
 とても楽しみにされていたようで、その喜びが溢れるような
 活き活きとした演奏ぶりでした。
 ▶1st.stage…ひかりさんが(tp)のバンド演奏で♪Body And Soul、
 ひかり作♪The Thinker。紗理さんが入って♪This is Love…
 紗理さんが、ミルトを付けたトランペットとスキャット。
 ひかりさんアレンジのアップテンポの♪My Funny Valentine、
 ♪Like Someone In Love…これも(tp)とスキャット、
 ひかりさん(flh)で♪When Sunny Gets Blue 。
 ▶2nd.stage…演奏をバックに紗理さんが登場して英語の朗読。
 ブラジルの作家の本に感動して作った曲に、詞の朗読が素敵。
 バラード♪I Wish You Love、紗理さんアレンジの♪Here A Bell、
 ミディアムテンポからアップテンポに変わりました。
 ▶♪I Got A Crush On You…この曲は、実は5年前に日本に来て
 当店でデートをした外国人カップルがその後結婚。5年ぶりに
 思い出の当店にいらして、そのことをメンバーに伝えてあった
 のですが…この曲をプレゼントで演奏、二人はびっくりして
 大喜びされていました。「あなたに首ったけ」という意味かな。
 その後、スキャット入りの♪Sptember In The Rain、
 アンコールは♪Waltz For Debby。
 ▶多くの可能性を秘めた若者たちを見るのは嬉しいことです。
 老い先短い身としては、羨ましくもあります。ガンバッテ
 くださいね。皆さま、応援よろしくお願いします。
 
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| | 2014.3.9 Sun   ツアー最終日に相応しい 素敵な夜 | 
 | ▶今月2回目の【BODY&SOUL Special】はスウェーデンから ラッセ・トウーンクヴィスト(tp) マッツ・ラーション(b)
 ハンズ・バッケンルート(b) さんのピアノレス・トリオに
 話題のヴォーカリスト、イザベラ・ラングレン(vo)さんを
 迎えての《Sweet Jazz Trio with Isabella Lundgren》5日間の
 来日ツアー、その最終日でした。今回は新しいアルバム
 「Why Try To Change Me Now」を携えてのツアーでした。
 ▶私はこのメンバーのアルバムを聴いてすぐ、20代でこんな
 歌を歌うなんて信じられないほどの衝撃を受けイザベラさん
 のファンになってしまい、ぜひウチのお店で聴きたい、と
 思いました。招請した事務所の社長さんから当店での出演の
 お話をいただき、即決でした。
 ▶ライブ演奏がはじまる前のBGMで毎日、彼女のCDを流して
 いると多くの方から「これ誰の歌?」と聞かれ、今度ウチで
 ライブがありますよ、とお話しするとすぐご予約された方も
 多く、昨夜は満席の大盛況でした。
 ▶音楽が身体にしみ込んでいるような大ベテラントリオに、
 お孫さんの様な北欧美人の歌姫…華やかな中に落ち着き感の
 ある上品なステージ。イザベラさんの明るい声が、素晴しく
 綺麗で説得力のあるヴォーカルです。全体の音が優しいので
 ゆったりとした心地いい気分で、込み合った店内でしたが
 ストレスが吹き飛ぶような大人のジャズを満悦いたしました。
 ▶1st.stage…トリオ演奏で♪Pennies From Heaven、♪Blue Room。
 イザベラさん登場♪Why Try To Change Me Now、
 ♪Thou Swell、♪Reach For Tomorrow、♪Blues In The Night、
 大勢のお客さんも目と耳を彼女に釘ずけにされました。
 トリオ演奏で♪All of Me、♪The Very Thought Of You。
 ▶2nd.stage…トリオ演奏で♪Drop Me off in Harlem、
 ♪Sophisticated Lady、♪Laverne Walk.。イザベラさんが入って
 ♪You Belong To Me、♪Day In Day Out、♪Embraceable You、
 ♪It Had To Be You…どの曲も聴きほれました。
 トリオ演奏になって♪C-Jam Blues、アンコールは皆で
 ♪These Foolish Things…拍手が鳴り止まずもう一曲
 ♪I Can't Give You Anything But Love。まだまだ聴きたいような
 お客様たちばかりでしたが、多くの方がミュージシャンに
 お礼とお別れを言って、CDも沢山お買い上げ頂き、名残
 惜しそうにお帰りになりました。
 ▶さて長くなりますが、ここからがライブハウスならではの
 いいところ。用事があって、少し聴いた後どこかに出かけた
 TOKUさんが、お客さまもいなくなり楽器の片付けをしている
 お店に戻ってきました。TOKUさんはこのトリオメンバーで
 歌いたくなったようです。お客さまの帰った静かなお店に、
 しっとりとTOKUさんの♪Body And Soul が響きました。
 (TOKUさん、素敵な「社歌」をありがとう)
 ▶1曲終わると、今度はTOKUさんも楽器を出し、そうこう
 するうち帰り仕度の済んだイザベラさんも参加して二人で
 ♪Night And Day を歌い演奏です。たまたま残っていた一組の
 お客さまも思わぬ「おまけ」に大感激のようでした。
 ▶ご一行は、今朝の早い飛行機で日本を離れる予定なのに…
 ミュージシャンシップですね。ミュージシャンにもお店にも
 ツアー最後の夜に相応しく、ほのぼのとした気持ちで週末を
 終えることが出来ました。皆さまありがとうございました。
 
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  ←(私のiPadより)ミュージシャン・シップに、乾杯 !! | 
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| | ▶3月というのにこの寒さ。金沢や札幌では吹雪だったとか。 そんな寒い昨夜、いつもの剛ちゃんのファンが少ない寂しい
 客席でしたが、よくスウィングする《スインギートリオ》
 山本剛(pf) 香川裕史(b) 大隅寿男(ds)さんのリラックスした
 演奏で、心はホカホカ暖まりました。
 ▶1st.stage…♪That's All、♪My Funny Valentine、
 ♪When I Fall In Love、4ビートで♪Girl From Ipanema、
 ♪April In Paris、アルコのベースソロで♪Stardust、
 ♪Wave、♪Yama Blues。
 ▶2nd.stage…♪The Man I Love、♪M The Blues♪Misty、
 ルンバのリズムで♪Poinciana、ボサノバで♪Corcovado、
 ♪The Very Thought Of You、♪Igzactly Like You、♪アラビアの歌、
 アンコールはいつもの♪旦那飲ませてちょうダイナ。
 ▶ニュースでは、去年の昨日は夏日だったとこもあったとか…
 そう言えば3年前の 3.11、銀行で地震にあった私は、確か
 コートを着ていませんでした。今年は何なんでしょうねぇ。
 春の恋しい今日このごろです。
 
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| | 2014.3.12 Wed   私も嬉しくなった K.ダーハム特集 | 
 | ▶珍しい兄弟フロントというだけでなく、今日本のジャズ界 を代表するメンバーを集めたとも言える《岡崎ブラザース》
 岡崎好朗(tp)岡崎正典(ts)宮川純(pf)楠井五月(b)大坂昌彦(ds)
 さんの昨夜は当店3回目の出演で、ケニー・ダーハム特集
 のステージでした。
 ▶K.ダーハムは、深夜ジャズ喫茶が全盛だった60〜70年代に
 「Quiet Kenny」や「Matador」などのLPがよくかかっていて、
 私も大好きなトランペッターですが、好朗さんも大好きらしく
 ケニー・ダーハムに捧げるアルバムをリリースしています。
 昨夜はその中のほぼ全曲が演奏されました。
 ▶バランスのよくとれたサウンドで、あまり表情を出さない
 大坂さんも昨夜は終始ニコニコして、皆さん演奏を楽しんで
 いるようなステージに、集まったジャズファンも熱心にこの
 ストレート・アヘッドなジャズを堪能されました。私も20代
 の若き日にジャズに夢中になった頃を思い出し、懐かしく、
 嬉しくなりました。
 ▶1st.stage…♪K.D's Cab Ride、♪São Paulo、
 ♪Escapae、スローバラード♪My Ideal、♪Wind Mill。
 ▶2nd.stage…♪An Oscar for Oscar、♪A Waltz、
 ♪Night Watch、♪La Mesha。アンコールはK.ダーハムの
 曲ではなかったのですが…曲名を聞き取れませんでした。
 ▶次回の出演は8月4日(月曜日)です。メンバーが思うように
 揃わないので、時々しか組めないクァルテットです。しかも
 往年のジャズ・ファンにはたまらないジャズです。次回も
 きっとK.ダーハムはじめ、渋いナンバーが取り上げられると
 思いますよ。お聴き逃しなく。
 
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| | 2014.3.13 Thu   気持ちのいい魂の入ったいい演奏 | 
 | ▶一昨夜と昨夜、ストレート・アヘッドの気持良いジャズが 店内を満たしました。松島啓之(tp)山田穣(as)今泉正明(pf)
 上村信(b)広瀬潤次(ds)さんの、同じ世代の気の合う仲間が
 集まって結成したクァルテット。一昨夜とはひと味違う
 2ホーン・クァルッテットです。
 ▶こちらも、オリジナル曲にこだわらず、ジャズの名曲を
 自分達の解釈でスピード感豊かに演奏します。水曜日の昨夜
 「ノー残業ディ」で、客席には同じ会社の先輩が若い部下に
 ジャズを聴かせたくて連れ立っていらしたグループが二組も
 いらっしゃるなど、ミュージシャンもいつもより多かった
 お客さまに、魂の入った演奏で応えられました。
 ▶1st.stage…J.カーン♪Pick Yourself Up、
 F.ハバード作♪Blue Spirits、J.マクヒュー♪Where Are You、
 W.ショーター♪Armageddon。
 ▶2nd.stage…B.エバンス♪Five、松島作♪Blues Like This、
 J.ヴァンヒューゼン♪Darn That Dream、N.アダレイ♪Teaneck。
 ▶グループでいらしてお酒が入り、いい音楽に気分良くなり
 おしゃべりしたくなる方もいらっしゃいます。でも昨夜の
 ように、ご注意すると皆さん快く判ってくださって、熱心に
 お聴きくださるのは、ありがたいことです。
 ▶さて今夜のユニットも、ストレート・アヘッドのジャズを
 聴かせてくれる松本茜さんと浜崎航(ts)さんらのクァルテット。
 オリジナル曲を交え肩肘張らないジャズを聴かせてくれます。
 チャーミングな容姿とはギャップがあるピアノも聴きモノ、
 雨ですがお帰りになる頃は上がると思いますよ。ぜひどうぞ。
 
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| | 2014.3.14 Fri   ストレート・アヘッドのジャズが三日間 | 
 | ▶浜崎航(ts)さんをフィーチャーする 松本茜(pf) 本川愁平(b) 海野俊輔(ds) さんのこのクァルテットは《Big Catch》という
 ユニット名を持っていますが、そのキャッチフレーズは
 「痛快直球強力ニコニコジャズ!」
 ▶昨夜は「春の嵐」で、竜巻注意報まで出るほど荒れ模様の
 天候でしたが、ご予約の方々は傘をおちょこにされながらも
 ちゃんとやってきてくださいました。ミュージシャンたちも
 キャッチフレーズ通りの直球勝負で、元気いっぱいの演奏を
 繰り広げ、お客さまに応えられました。
 ▶1st.stage…♪Harlem Blues、♪On A Misty Night、♪Hiding Place、
 ピアノとソプラノサックスをフィーチャーして♪Monica、
 ピアノトリオで茜さんの作品♪JJ …を、凄いアップテンポで。
 クァルテットでユニット名の♪Big Catch。休憩時間には、
 茜さんも浜崎さんも、お客さまに丁寧にご挨拶回り。
 ▶2nd.stage…♪まだ曲名がない新曲、
 ベースをフィーチャーした♪Can't We Be Friends、
 ピアノトリオで♪Love Letter…良くスウィングしていました。
 クァルテットでバラード♪Good Bye。♪Three In One、
 浜崎作♪Miss Sunshine、アンコール♪はHallelujah Time。
 ▶ストレート・アヘッドのジャズ演奏が三日間続きました。
 どのバンドのサウンドもそれぞれ特徴があって、自分たちの
 目指す音楽のコンセプトを大切に追求している姿がしっかり
 出ていて、飽きることなく楽しませていただきました。
 
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| | 2014.3.15 Sat   和やかに歌とMCを楽しんだ夜 | 
 | ▶早くからお店に入ってリハーサルを行い本番に臨んだ ギラ・ジルカ(vo)さんと竹中俊二(g)ペニーK(pf,key)コモブチ
 キイチロウ(b)加納樹麻(ds)さん。昔のジャズクラブでは、
 出演者はぶっつけ本番で演奏したものですが、近年は
 皆さんリハーサルをきちんとするグループが多いです。
 ▶お客さまに失礼のないように、楽しんでいただけるように
 プロ意識を持っているしっかりしたジャズミュージシャンが
 普通になってきているのは、当然のことなのですが、昔の
 ジャズメンを知っている私には、嬉しいことです。
 ▶昨夜のステージは、ギラさんが発売されているアルバムの
 中からR&Bテイストの曲と、それにそったミュージシャンを
 ご自身が選んでお楽しみいただきました。
 ▶1st.stage…ファンクのリズムで♪Round Midnight…
 出だしがとてもカッコよかった !!
 ♪Day Dreaming、♪More、♪Fate and Promises、♪Need Your Song
 ♪First Time Ever I Saw Your Face…これはロバータ・フラックの
 ファーストアルバムChapter Two でヒットした曲ですが
 しっかりとギラさんの歌になっていましたよ。
 ♪Dive InTo Your Love。
 ▶2nd.stage…♪Please Felipe、
 ♪Sleeping With An Angel Who Broke My Heart、
 キーボードのイントロから♪Windmills Of Your Mind、
 8ビートで♪My Funny Valentine、♪Phoebe、♪Open Arms
 1998年のギラさんのR&B作品♪Perfect Situation…R&Bの曲の
 歌詞はエロいものが多いそうで、これも女が男の服を脱がす、
 というギラさんの若い頃の願望を詞にされたんだそうです。
 ▶アンコールはファンキーなアレンジで♪Moonligh Serenade。
 これも、扉の前で何時間も家のドアが開くのを待っている
 そんな恋心の歌ですが、今はヘタするとストーカー犯罪に
 なってしまう、ということでリズムをファンキーにしたと
 いうことでした。
 ▶ギラさんのMCは、とても柔らかな尖らない関西弁で、少し
 危ない話をされても嫌味がなく笑えます。ミュージシャンも
 皆楽しんで、全体を盛り上げ、終始和やかで楽しい夜でした。
 リハからぼ長い一日、お疲れさま、ありがとうございました。
 
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| | 2014.3.16 Sun   円熟のボーカルが元気回復 | 
 | ▶体調もすっかり回復して、2カ月ぶりの出演となった チャリート(vo) さん、彼女の大好きなトリオメンバー
 ユキアリマサ(pf) 坂井紅介(b) 加納樹麻(ds) がバックです。
 ▶元気の塊のように、世界中を飛び回っていた彼女でしたが
 身体が悲鳴を上げて昨秋は体調を崩し、約2カ月間じっくり
 静養したおかげで説得力のある円熟の歌唱力もすっかり
 復活され、表情豊かに好きなバックで歌いあげられました。
 ▶1st.stage…ピアノトリオで♪I've Never Been In Love Before、
 素敵なバラードトリオ演奏♪You Don't Know What Love Is。
 チャリートさん登場♪It Might As Well Be Spring。
 春の曲を3曲♪Springcon Really Hang You Up The Most、
 ♪I'll Remember April、M.ルグラン作♪You Must Believe In Spring。
 ♪Time After Time、♪Someone To Watch Over Me、
 ファンクのリズムで♪Love For Sale。
 ▶2nd.stage…トリオで♪In The Wee Small Hours Of The Morning、
 ♪I Hear A Rhapsody。チャリートさんが入って
 ♪Wath What Happens、M.ルグラン♪You've Changed、
 ♪I Can't Give You  Anything But Love、
 ファンキーな♪Black Coffee、
 B.バカラック♪House Is Not Home、♪That's All、
 アンコールは♪But Beatiful。
 ▶土曜日にしては静かな夜でしたが、いらしたお客さまは
 大人のヴォーカルをゆったり楽しまれました。チャリート
 さんは元気回復され、パリでの仕事で5月にはすぐ渡欧が
 決まっていますが…あんまりガンバらないでくださいね。
 
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| | 2014.3.18 Tue   弦が入って 新鮮で 刺激的な演奏 | 
 | ▶昨夜のメンバー 情家みえ(vo) さんと山本剛(pf) 香川裕史(b) 里見紀子(vln) さんのステージ。みえさんと剛さんは、彼女が
 四国から上京してきて当店でアルバイトをしながら歌の勉強を
 している頃からのお付き合いです。
 ▶今はプロのシンガーとして、最近はいろんなお店から声が
 かかるようになりましたが、最初に歌の手ほどきをしたのが
 他ならぬ剛さんでした。でも、プロになってから当店で共演
 するのは久し振りのことでした。
 ▶ドラムレス編成で、ヴィオリンを入れたのも初めての試み。
 この4人でのステージは皆さんが初共演でしたが…その場の
 雰囲気で演奏曲を決めて弾き始め、ベースもヴァイオリンも
 それを聴いてつけていく「剛スタイル」です。
 ▶でも皆さんすぐに馴れて、里見さんも逆に自分から仕掛けて
 みたりして、とても刺激的なステージでした。ライブジャズの
 スリル・面白さ・楽しさ…を堪能できました。歌伴も、歌手に
 自由に歌わせて盛り上げる手練(てだれ)のサポートで、みえ
 さんも伸び伸びと歌っていました。
 ▶1st.stage…ピアノトリオで♪April In Paris、♪I Loves You Porgy。
 みえさんが入って♪On The Street Where You Live、
 ♪The Very Thought Of You、♪I Won't Dance、
 ボサノバで♪The Way You Look Tonight、
 ♪Summertime、♪That Old Feeling。
 ▶2nd.stage…ピアノトリオで♪Misty…剛さんの十八番ですが
 弦の音色が入ると、いつもと違う味で、とても新鮮でした。
 みえさんが入って♪Come Fly With Me、
 情感豊かに歌い上げた♪So In Love、
 アップテンポで♪Love For Sale、♪Fly Me To The Moon、
 剛さんに歌を手ほどきされた思い出の曲♪Over The Rainbow、
 ♪Day By Day、アンコールは…剛さんが♪Body And Soul を
 弾き始めました。この曲はベテランでもあまり歌いたがらない
 難しい曲で、みえさんは、歌えるかしら…と言いながらも、
 しっかり歌いました。
 ▶週明け月曜日で、残念ながらお客さまは少なかったですが、
 ミュージシャンシップを感ずる温かい素敵なステージでした。
 次回は7月、この同じメンバーで出演します。応援よろしく
 お願いいたします。
 
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| | 2014.3.19 Wed   春一番の風に 気持ちいいジャズ | 
 | ▶ようやく春一番の風が舞った夜(いつもこんなに遅かった かしら?)アルトのワンホーン・カルテット、近藤和彦(as)
 今泉正明(pf)上村信(b)大坂昌彦(ds)さんの、ストレート・
 アヘッドの気持ちのいいジャズを楽しみました。
 ▶このレギュラーメンバーで1カ月おきに出演する近藤さん
 リーダーのこのカルテットは今一番脂がのっている奏者揃い。
 安心して身を委ねて聴いていられるグループです。皆さんの
 音楽に対する姿勢が同じで、その真剣な姿勢がよくわかる
 ステージなのです。名曲とオリジナル曲が程よく混ぜられた
 選曲で、気持よく楽しませていただきました。
 ▶1st.stage…♪Star Eyes、♪T.モンク♪Epistrophy、
 ♪Stockholm Sweetnin、バラード♪Come Sundy、
 梅の花をテーマにした近藤作♪Plum Blossoms。
 ▶2nd.stage…近藤作♪Sweet And Pungent、
 近藤さんは甲府出身ですが、今年は実家が大雪の被害にあって
 それで作ったという♪Deep White、♪University Place 11th St、
 全ての喜びに感謝して♪Too Joy、
 近藤さんアレンジのウチの「社歌」♪Body And Soul…
 とてもカッコいいアレンジでした !!
 アンコールは♪April In Paris、
 ▶暖かい夜で、久し振りにいらしたジャズ好きのお客さまも
 いいジャズを気持良くお楽しみくださいました。
 
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| | 2014.3.20 Thu   不測の事態に胸をなでおろした夜 | 
 | ▶リーダー俵山昌之(b)さんとフロントの編成とメンバーが 太田剣(as)太田朱美(fl)さんに新しく変わり福井ともみ(pf,key)
 藤井学(ds)さんの新生《Tower Stasion》2回目の出演でした。
 ▶善しにつけ悪しきにつけ、時々予期せぬことが起こるのが
 ライブ音楽の特徴ですが、昨日は早くからリハーサルをして
 本番に備えていたところ、リハが終わるとすぐ、ともみさん
 のお母様が倒れ病院に運ばれたと連絡が入りました。彼女は
 すぐに駆けつけなければならず、最初のステージはピアノ
 抜きの演奏になりました。
 ▶もともと、ボサノバやサンバといったブラジル音楽を演奏
 するためのユニットなのですがピアノ無しで…?でも皆さん
 実力派ジャズ・ミュージシャン。ジャズならダイジョウブと
 始めました。特にフロントの2人がしっかりしたメロディー
 とリズムで、予定の曲もそれなりに変えて演奏しすんなりと
 事無きを得て、いい演奏のステージになりました。
 ▶1st.stage…♪Wave、♪Recoda Me…ジャズの曲をボサノバ
 風に変えて演奏。♪Corcovado、♪Minha Saudade、♪Setembro。
 ここまで演奏したところで、ともみさんが戻られました。
 お母様は点滴をしていて、しっかり意識も在り、大事では
 なかったようです。というわけで、ここからピアノが入って
 ♪Aqua De Beber。お仲間も私たちも、皆ホッとしました。
 ▶2nd.stage…♪Brooklyn High、♪Zloser、俵山作♪そよ風、
 ♪No More Tea、♪The Peace Song、♪Tower Samba、
 アンコールは♪Sun Rise…5曲とも俵山さんの曲です。
 ▶いずれも、とても綺麗なメロディーの曲で、聴きやすく、
 終演後にこのユニットのアルバムをお買い上げくださった
 お客さまもいらっしゃいました。ともみさんは肝を冷やした
 日になりましたが、でも全てが無事に終わって私も胸をなで
 下ろしました。ともみさん、良かったね、お疲れさまでした。
 
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| | 2014.3.21 Fri   透明感のあるカリブの風で満ちた夜 | 
 | ▶当店ではお馴染みになったジャズとしては珍しい楽器、 トニー・グッピーさんの(steelpan)と森下滋(pf) 坂崎拓也(b)
 藤井伸昭(ds)さんのトリオ。戻り冬というのか冷たい風雨の
 夜でしたが、カリブ海生まれの独特の透明感のある綺麗な
 サウンドが心地よく店内を満たしました。
 ▶トニーさんはいるもニコニコ穏やかな人で、演奏している
 時もご自分のメンバーを大切にしながら一緒に演奏するのを
 楽しんでいるのがよく分かるステージです。レパートリーの
 幅も広くて、スティール・パンでこんな曲も奏でられるのか
 と皆さん感心して聴かれます。初めて体験されたお客さまは
 楽器に興味を持たれ、休憩時間になると近くに寄って見せて
 もらっていました。これもいつものことです。
 ▶1st.stage…♪Lady Bird、M.ミラー♪Another Side Of Me、
 ♪Good Life、7拍子の♪Seven For Twelve、
 ♪Singer Song Of Songs。
 ▶2nd.stage…スティールパンとピアノのデュオ♪Over Joy、
 ♪Why Don't I。さあ皆さんダンスをどうぞと♪La Cumparsita、
 トニー作綺麗なバラード♪Drying Skies、♪Cut A Match?、
 アンコールはJ.ブラウンの♪I Got You。
 ▶生憎のお天気でお客さまが少なくて…重い楽器を担いで
 電車でやってきてくれるトニーさんには、お気の毒でした。
 そうそう初めての黒人のお客さまがいらして、トニーさんの
 関係かな、と思ってお名刺をいただいてびっくり。フラリと
 立ち寄った、というボツワナ共和国の大使の方でした。
 演奏が終わる頃には、雨も風もおさまっていました。
 
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| | 2014.3.22 Sat   旧友たちが集まって大盛況 | 
 | ▶3月3日から帰国ツアーが始まった《TRIO'》呼称トリオッ (通称トリオ チョン)の結成10周年記念ライブは、森さんが
 2年振りの帰国とあって、大勢のお客さまが応援にかけつけ
 大盛況でした。森泰人(b)さんと市原康(ds)福田重男(pf)さんの
 仲良しメンバーです。
 ▶日本でのツアーは17ヶ所、昨夜は18回目。毎日車を運転し
 てのツアーでした。森さんはすぐお帰りになられるそうで、
 同級生やファンの方が大勢、市原さんは大学時代のご友人が
 同窓会をかねて、福田さんは毎月出演されていますが今月は
 このトリオだけなのでファンの方が…それぞれいらっしゃって
 三人の人柄の良さが感じられる客席でした。
 ▶ツアーを重ねてきただけあって、演奏は、完成度高く円熟
 していて、良くスウィングし、音色が綺麗で、皆さま大いに
 楽しんまれたようでした。
 ▶1st.stage…♪It's Only A Paper Moon、♪Poinsiana、
 ♪When Lights Are Low、♪Here's That Rainy Day、
 ボサノバのリズムで♪Fotografia、♪All The Things You Are。
 休憩時間はお客さまへのご挨拶回りに忙しい三人でした。
 ▶2nd.stage…福田作自分の思い出♪Childfood's Dream、
 森作美しいバラード♪Le Temps retrouvé、
 懐かしい映画音楽♪Moonglow、
 ♪What A Difference A Day Made、♪Amazing Grace、
 アンコールは、市原さんのお友達が作詞作曲された曲に、
 市原さんがその詞を朗読をされてから曲に入った
 ♪God Bless You。
 ▶終演後は写真を撮ったり、同窓会の後のような雰囲気で、
 皆さん、名残惜しそうに別れを惜しんで帰路につかれました。
 
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| | 2014.3.23 Sun   若いエネルギーに満ちた店内 | 
 | ▶三連休の中日は マヤ・ハッチ(vo)さんと彼女が選んだ若い メンバー 宮川純(pf)小泉P克人(b)中村亮(ds)吉田サトシ(g)
 さんのメンバーで、若いエネルギーに満ちた演奏と、学生
 さんからお年を召した方まで幅広い年齢層のお客さまで、
 大いに賑わった店内でした。
 ▶宮川さんはキーボードを2台持ち込み、早くから入って
 入念にリハーサル。ほぼ満席の客席に、若者たちも奮い立ち
 元気一杯スタンダード曲とオリジナル曲を新しいアレンジと
 感性で演奏し「マヤ・ワールド」を繰り広げました。
 ▶マヤさんはMC で若者たちに「人の目を気にせず恥ずかし
 がらず自分の思ったことを行動に移しましょうよ」と激励。
 でもとても明るくピュアーな性格なので、嫌味がありません。
 ▶1st.stage…マヤ&純作♪Someting New、
 8ビートでスタンダード曲♪Night And Day、
 ♪A Boy From Ipanema、♪But Beautiful、
 マヤさんは最近、ウチにも時々いらっしゃるエグザイルの
 ATUSHI さんのコーラス隊の仕事をしているということで
 彼の曲♪Melrose を8ビートで日本語で歌いました。
 マヤ&小泉作♪Lights Camera Action。
 ▶2nd.stage…♪Is It Love?、マヤ&小泉作♪We Are The Sun、
 吉田アレンジの♪In A Sentimental Mood、
 ♪I Can't Help It、 マヤ&吉田作♪Have You Ever Had A Feeling、
 マヤ&小泉作♪I'd Like To Fly、アンコールは、
 ♪上を向いて歩こう、そしてA.C.ジョビン♪Waters Of March。
 ▶お客さまは、お買い上げになったCDにサインをもらったり
 一緒に写真を撮ったり…マヤさんもとても嬉しそうでした。
 若さってやっぱりいいですね。気持よく春を感じた夜でした。
 
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| | 2014.3.24 Mon   久し振り皓正さんに大賑わいの店内 | 
 | ▶三連休最終日は、70代になってもいつまでも若々しい 日野皓正さん、若いミュージシャンを起用して活動中で、
 いつも忙しく、仲々ブッキング出来なくて…昨夜やっと
 実現しました。日野皓正(tp)さんと石井彰(pf)須川崇志(b)
 田中徳崇(ds) 加藤一平(g)さんのグループ。
 ▶皓正さんは、最近映画に出演しました。東日本復興支援
 作品「MARCHING」で、彼はジャズクラブのマスター役で
 出演されています。その完成披露試写会が今月29日に横浜の
 関内ホールで行われますが、日野さんは都合で出られなくて
 昼間当店で、そのご挨拶用のビデオ録りが行われました。
 ▶物語は横浜といわき市、同じ港町の若者の友情と挑戦を
 描く青春ドラマ。映画をとった中田新一監督がビデオ録り後
 奥様を連れ立ってステージにもいらっしゃいました。紳士で
 ジャズがお好きで優しさが滲み出ていらっしゃいました。
 ▶客席は、青春時代に皓正さんのファンになった方たち、
 70代のお年寄りがとても多く同じ世代のスーパースターの
 演奏を、皆さん目を輝かせてお聴きになっていらしたのが
 とても印象的でした。
 ▶1st.stage…南アのマンデラ大統領が開放された時に作った
 ♪Free Mandela…出だしから凄いスピードで圧倒されました。
 ♪Unity、♪Smile、谷川俊太郎さんの詩を朗読しながら…
 ♪骸骨・爆弾。日野作♪Never Forget 3.11 を皆で合唱。
 ▶2nd.stage…日野作♪Mandela の後、ピアノとトランペットの
 デュオで40年以上前の懐かしい日野作品♪Alone Alone Alone
 …いい曲ですね。♪Round Midnight、そして 心のこもった
 ♪Body And Soul、アンコールは亡き弟さん日野元彦さんの
 作った曲♪It's There。
 ▶若いミュージシャンもみな素晴しく、リーダーのパワーを
 活かす見事な演奏でした。私は、今スターと言われる多くの
 人を見てきましたが、スターになる人は、なるべくして
 なっている、と昨夜もつくずく思いました。この秋にも、
 出演してとお願いしていますが、とにかく忙しい方だから…
 
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| | 2014.3.25 Tue   気持ちいい音のシャワーを浴びた夜 | 
 | ▶三連休明けの月曜日。赤松敏弘(vib)さんのビブラフォンを ゲストに迎えて 福井ともみ(pf)俵山昌之(b)藤井学(ds) さんの
 トリオは、爽やかなヴァイブの響きがピアノと良くマッチ。
 気持ちのいい音のシャワーが店内に満ちました。
 ▶赤松さんは昨夜が当店2回目の出演。バークレー音大で
 ゲーリー・バートンに師事された方ですが、ゲイリーさんは
 ヴァイブを4本のマレットで奏でる奏法を確立されたことで
 知られるヴァイブの第一人者。赤松さんもそれをしっかり
 受け継いでいます。これができる人は日本にもそういません。
 ▶ともみさんと赤松さんは、市川秀男さんの門下生でもあり、
 ともみさんが先輩である赤松さんとぜひ演奏したい、との
 リクエストで実現したものです。
 ▶私は、ゲーリーさんと小曽根さんとのデュオ・コンサートを
 聴いた時、サウンドが天国から下りて来たような素晴らしさで
 感動で涙が溢れ出てきた思い出があります。このことを赤松
 さんにお話しすると、同じことをおっしゃっていました。
 とても気さくで、ユーモアのある方です。
 ▶1st.stage…ピアノトリオで♪You Are The Sun Shine Of My Life、
 ♪Shop Till You Bop。赤松さんが入って♪Reminiscence、
 ♪Sound Of Focus、ともみ作♪Daily Impressions、
 ♪不思議な国のアリス。
 ▶2nd.stage…ピアノとヴィブラフォンのデュオ♪曲名は?
 (赤松さんからメールが来て赤松作♪The Gleanerでした)
 ヴァイブのソロでとても綺麗な♪I Loves You Porgy、
 ♪トリポリの朝食…ともみさんが12年前にホテルに飾って
 あった絵を見て作曲したお馴染みの曲です。
 ♪Nostalgia、♪3,1,4D…どんな意味ですか?と赤松さんが
 ともみさんに質問。すると、DreamもあればDebuもあるし
 いろんなDです。皆さん大笑いしました。
 ベーシストスティーブ・スワローの名曲♪Ladies In Mercedes、
 アンコールは♪On Green Dolphin Street。
 ▶月曜日でしたが、ともみファンと赤松さんの生徒さんたち
 (皆さん若く綺麗な女性です)がいらっしゃって、熱心に
 先生の演奏をお聴きでした。音も雰囲気も和やかな夜でした。
 
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| | 2014.3.27 Thu   絶品のトリオ演奏を堪能 | 
 | ▶一昨日と明日は「臨時休業」です。これまで40年間、平日 にこんなことはほとんどありませんでした。ご心配された方
 から問い合わせのお電話もいただきましたが、実は…
 当店のピアノやPAなどの素晴らしい音響環境で、ぜひ音楽
 パーティーをやりたいという方のお申し出があり、貸し切り
 営業になったという訳です。
 ▶あくまで、ジャズ・ファンとジャズ・ミュージシャンに
 いいライブ・ステージを提供する、というのは変わらない
 当店の姿勢で、お申し出はいずれもセレブな方でしたが、
 それとは関係なく、厳しい経営環境が続いている折から、
 お引き受けした次第です。ご理解いただきたいと思います。
 =====
 ▶そんな臨時休業に挟まれた昨夜は、貴奈さんがリーダーの
 ピアノトリオ、宮本貴奈(pf) 川村竜(b) 奥平真吾(ds)さんです。
 貴奈さんリーダーの演奏は今年初めて。彼女は帰国して以来
 プロデュースや映画音楽などさまざまに活躍されていますが、
 ジャズクラブで、自身が選んだメンバーでのライブはとても
 楽しそうでした。
 ▶貴奈さん最近は、映画音楽の作曲と演奏を3本も仕上げて
 います。先日の皓正さんが出演した時の私のブログでも紹介
 しましたが、5月に封切られる「MARCHING」はその中の
 1本。皓正さんと一緒の演奏シーンに出演もされています。
 ▶奥平さんは、BSファミリーのティム・アマコスト(ts)さんと
 オランダやポーランドなどに欧州ツアーで一緒に行って前日
 に帰国したばかりでした。真吾さんはこちらでは背が高い方
 なのですが、あちらではリトル奥平と呼ばれていたそうです。
 川村さんも今売れっ子のベーシストで忙しく活躍しています。
 ▶そんな三人が、自分の役割を良く心得た絶妙のプレイで、
 お客さまも大喜びで絶品のトリオサウンドを堪能されました。
 ▶1st.stage…♪Amazing Grace、♪Whestland、
 映画「MARCHING」のメインテーマ♪Walkin' Ahead、
 奥平作♪Fields Of Sisal、♪Bily's Bouns。
 ▶2nd.stage…映画「ふるさがえり」のテーマ♪Sunshine Days、
 ♪On My Way。貴奈さんがプロデュースして録音した
 ヴォーカルの飯田さつきさんを客席から呼び出して
 ♪A Love Is Here To Stay、♪Skylark。
 トリオ演奏で♪A Human Rail、♪Parisian Fhlrough Fare、
 アンコールは♪Take The A-Train。
 ▶この宮本貴奈トリオ、次回の出演は5月10日の土曜日です。
 貴奈さんによると映画音楽特集「Lovely Cinema Music」を
 企画されているそうです。同時に「結城紬キャンペーン」も
 開催されるそうで、和服でご来店いただくと、結城紬小物を
 プレゼントしてくれるそうです。新緑の季節、和服で映画音楽
 を素晴らしいトリオ演奏で聴く…何という贅沢でしょう!!
 さすが才媛、名プロデューサーです。私も今から楽しみです。
 男性も、たまにはぜひ和服でいかがですか。
 
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| | 2014.3.29 Sat   ゴージャスなサウンドに和んだ店内 | 
 | ▶桜の花もほころび始めた暖かさで、ご予約を入れずに当日 来てくださったお客さまの方が多い珍しい金曜の夜の賑わい。
 ウィリアムス浩子(vo)さん鈴木央紹(ts)馬場孝喜(g)林正樹(pf)
 佐藤ハチ恭彦(b)柴田亮(ds)さんという豪華メンバーによる
 ゴージャズなサウンドを楽しみました。
 ▶浩子さんは少し休暇を取ってリフレッシュされ、スリムに
 なり体調も良くなってとてもいい感じ。5人の男性メンバー
 も彼女の歌を大切にした素晴らしいサポート演奏でした。
 彼女の、包み込むような柔らかくて丸い声質が周りの空気を
 心地よく和ませるようです。メキシコから商用でいらした
 方々も聴きほれていらっしゃいました。
 ▶浩子さんのファンは、男女問わず年齢層も幅広いのが特徴。
 これはきっと、ひとりでコツコツと努力されてきたことが、
 いま花開いた結果に違いありません。
 ▶1st.stage…♪Aqua De Beber、♪But Beautiful、
 ♪Tenderly、♪A Time For Love、♪Time After Time、
 スローテンポの♪Night In Tunisia。鈴木さんのテナーが浩子
 さんのヴォーカルと良くマッチして馬場さんのギターとの
 相性も良く、心地良いサウンドを一層引き立てました。
 ▶2nd.stage…♪Someone To Watch Over You、♪Poinciana、
 お誕生日のお客様へ♪Happy Birthday、
 テナーをフィーチャーした♪Summertime。♪Laura、
 ♪I Hear Music♪Autumn Leaves、
 アンコールは♪Good-Bye、♪Night And Day。
 ▶終演後は、車でないミュージシャンがお客さまとお酒を
 飲みながら雑談し、気がつけば深夜2時を回っていました。
 最近では珍しい風景です。浩子さんも気持よさそうでした。
 ★大賑わいでスタッフも大変忙しく、写真を撮るヒマが
 ありませんでした。浩子さん、ごめんなさいね。
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| | 2014.3.30 Sun   雰囲気のある店内いい感じのステージ | 
 | ▶年度末の週末土曜、朝には二分咲だった桜も、お店が開店 するころには満開に近く、そんな暖かさに誘われるように
 ペコちゃんのファンがいらっしゃり、店内をほどよく埋めて
 良い感じでお楽しみいただけました。
 ▶メンバーは伊藤君子(vo)さんと片倉真由子(pf) 坂井紅介(b)
 海老沢一博(ds)さん。先月もご紹介しましたがこのメンバーは
 1月の終わりから10日間、クルーズ客船の飛鳥II号で東南アジア
 を回ってきたお仲間です。その楽しいお土産話を交えてのMC
 と、愛の歌を特集したステージが繰り広げられました。
 ▶1st.stage…♪My Romance、♪Our Love Is Here To Stay、
 ♪When I Full In Love、♪But Beautiful、♪It Might As Well Be Spring
 この歳でこの歌を歌うのはちょっと恥ずかしいわ…と
 ♪The First Time Ever I Saw Your Face、♪Time After Time、
 曲名部分は名古屋弁で中は津軽弁と英語♪Fly Me To The Moon、
 20年ぶりに歌ったという可愛い歌♪Meet Me On The Moon…
 ベースの紅介さんがコーラスをつけました。私も20年ぶりに
 聴くペコちゃんの歌うこの曲で六本木時代を思い出しました。
 ▶2nd.stage…♪Briges、♪Come Rain or Come Shine、
 皆で♪さくらさくら を合唱。映画の主題歌♪The Rose…
 この曲は多くのアーティストがカバーしていますが、日本
 でもアニメ映画「おもひでぽろぽろ」の主題歌として
 都はるみさんが歌っているそうです。ペコさんが客席に
 配ったプリントに英語と日本語の詞が紹介されていて、
 お客さまは歌詞を目で追いながら聴いていらっしゃい
 ました。(邦訳「愛は花、君はその種子」)
 ▶真由子さんのピアノの伴奏が的を射ていて素晴しかった
 ♪I Only Have Eyes For You、♪Dindi、
 津軽弁と英語で♪Sometimes I'm Happy、♪Love、
 ♪Love For Sale、アンコールはヒット曲♪Follow Me。
 盛りだくさんの「愛の歌」でした。
 ▶ブルーノートに出演中のエイブラハム・ラボリエル(b)さん
 がパトリース・ラッシェン(Key,vo)さんと連れ立って、
 ペコちゃんのステージを聴きにいらっしゃいました。
 ▶エイブラハムさんはペコちゃんがスティーブ・ガットさん
 と一緒にブルーノート東京→大坂→博多ツアーをされた時の
 お仲間。パトリースさんは弾き語りもされるグラミー賞歌手。
 あのメン・イン・ブラックの映画音楽も手がけ、バークリー
 では音楽博士号まで授与されている才媛。お二人ともやはり
 インテリジェンスが滲み出るような素敵な方でした。
 ▶パトリースさんはバークリーでかつて真由子さんが優勝
 した時のコンテストで、審査員だったことが昨夜判明し、
 真由子さんも再会を喜ぶやら驚くやら。演奏もお店の雰囲気
 もとても気に入ってお褒めくださり私も嬉しく思いました。
 
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